ちょっと黙っておけよ・・と思いつつも、
彼女の酒を選ぶセンスが秀逸な上に安い！
から、行きつけの一つになっている。
美味い酒＆安いとくれば、そりゃ行くよね(^_^;
でも今の職場だとタイミングが合わない事が多く、
行けても月に一回行ければ良い方になってしまった。
おまけに、そこの蕎麦は私の流儀には合わなくて、
豊富に揃ったつまみと日本酒だけで終わるのが常だったりする。
「今日、2合？」
「そだね〜」
「お水は氷なし〜？」
「そだね〜」
「じゃぁ最初はこれね。
由井正雪のSHOSETSU。静岡のお酒〜」
誰とは言わないが
芸人によく似た感がある彼女。
フレンドリーと言うべきか
マイペースと言うべきか。
でも、客の好みを瞬時に判断して
オススメの酒を選んでくれるのだ。
おおよそ、蕎麦屋のツマミは揃っているだけじゃなく、
お造りや天抜き、サラダや蕎麦掻きまであって、アテに困る事は無い。
と言う事で今日のアテは・・・
鯛のお造り
黒板にあった本日のオススメから選んだもので、
酒のアテとしては王道な気がする。
そして、決まりのように頼む
山かけ豆腐。
この後に、オススメの揚げ物とか板わさ的な物を頼めば充分で、
ただただ酒の美味さに酔いしれるパターンになっていくのだ。
不思議なのは、この店の客層。
何故か役人っぽい集団客が多くて、
税関だったり裁判所だったり自治体だったり・・と
酔って大きくなる会話でどこの所属がわかってしまう事も。
以前、取材でお世話になってきた所が多いので、
知り合いの話が出ないかな・・と聞き耳を立てたくなるけど
それより酒に溺れたい気持ちの方が強くて、いつも聞きそびれる。
そういえば以前、キムタクが検事として出てたドラマをやってた頃、
「実際はあ〜はならんよね〜」な喋りが聞こえちゃって、
あまりリアルな会話するなよ・・と苦笑した事もあったっけ。
（その時は、大声でケースの考え方を討論してた）
勿論今日も、そんな気配がある連中がいて、
相も変わらぬ大声での会話がうるさかったりする。
と言う事でガシガシ飲むんだけど、
2合も飲んだらヘロンヘロン。
（黙って2合も飲んでりゃ、酔いますな）
そうそう、ここの豆腐料理にゃ
揚げ出しが無いのが気に食わん（爆）
こんなのあったら嬉しいんだけどね・・・
「お蕎麦いく〜？」
「い〜や〜
お腹いっぱい〜」
女将の口調が移ってしまう（爆）
実際、結構腹一杯だし、
ここの蕎麦を食べる気にはあまりなれないんです！
すいません、酔っ払いの気まぐれ。
許してやってくださいね。
ごちそうさまでした。
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