2018年8月24日金曜日

シャリランカカレーで飲みを楽しむ方法

そこにはそれしかない、
という店は強いのか弱いのか・・・
 
その問いは、唯一無二の商品がある店でのみ成り立つけど、
その商品には絶対的な魅力が無いと、経営的には恐いと思う。
 
間借りカレーが流行る中、横浜だからこそ成り立つカレーが登場し、
もう何回も通うようになってしまったシャリランカカレー。
 
初めて食べる人は
「これってカレー?」と思いつつも美味しいと感じて、
それが唯一無二の料理だから成り立っている。

そして、また食べたいと思うまでの期間には、
それぞれの客が持つ個性が表れるのは必然なのだろう。
 
あのカレーが食べたいなぁ・・と思うのは
私の場合は1ヶ月くらい。 
 
あ、でも、
一ヶ月に一回って、相当に好きな部類ですよ?
毎日、毎食食べても飽きない物ってそう多くないでしょ?

例えば、大好きな肉でさえ毎日はどうかと思うし、
日々の主食たるご飯でさえ毎日は嫌な自分。
 
中毒的に好きな物であっても1週間に1回が良いと思ってるし
しかもそこに、カロリー計算とコスト計算が絡んでくるから・・・

ま、還暦からの外食は面倒くさいってことですな(爆)
 
とか言いつつ、
まだまだ中毒的に好きな領域にあるシャリランカカレーに
ここのところ行けてなかった。

だからオフの今日、もう一個ある用事を理由に
夏休みラストウィークな中華街へ出かけてしまう。
 
実に1ヶ月以上、行ってない状態。 
ならば100倍楽しまないと、
くそ暑いなか出かける意味も無い・・と(^_^;
 
 

 
「いらっしゃいませ。」
 
「ご無沙汰してます」
 
「今日はなんか、お馴染みさんが多いんですよ」
 
「へ〜そうなんですか。
 台風の影響もありますかね。
 とりあえず、生もらって良いですか?」
 
 
やっぱ、この季節、昼ビールだよね(爆)
 
で・・
ここからが本題。
 
実はシャリランカカレー、
メニューがシンプルな中に、アテが隠れている。
 
カレーはレギュラー、デラミニ、デラックス、スプリームとあるけど
基本はトッピングの数と種類が増えるだけ。
以前はドライカレーという名で出ていたソリッドというスパイシーな
一皿だけが別物だけど、それも葛餡が無いタイプと考えれば
同じカレーと言えなくもない。
 
じゃぁ、アテは?
となるけど、それはトッピングを別皿でいただく形で
サイドメニューの中から選ぶ、という事になるのです。
 
という事で、今までカレー前のビールに合わせていたのは、
サイドメニューにある特選漬けマリネ(400円)
 
 

  
出汁巻き玉子と、カレーに乗る漬けとは別物がこういう形で出てくるので、 
カレーが来るまでのアテとして楽しみつつ、カレーが来たら追加トッピングで
乗せて食べるという技を使う事もできるのです。
 
で、今日は本来はカレーにトッピングするマグカラ(鮪のスパイス唐揚げ)を
別皿で出してもらったワケで。(200円)
 
  

 
ヤバそうでしょ
ビールに揚げ物ってヤバそうでしょ??

ちなみにかかっているのはソースじゃなくて、穴子なんかに使うツメ!
これがまた、ビールに合うんです!

でもそれだけじゃなくて、
辛い物好きのために作られた「チリココ」という物があって、
これをもらって、このマグカラに乗せて食べると・・・
 
 

 
ビールがさらに進む(^^ゞ
 
この写真は以前の物で、今日出会ったヤツはこれをベースに
生唐辛子がかなり加えてあったので、辛さが凄い!
 
でも、美味い!!

いやぁ・・
ここまで来ると、カレー食わずにトッピングばっかり食べて
ビールぐいぐい飲みたくなるじゃんね(^o^)
 
で、西日本豪雨災害支援メニューの泡盛しーくわーさーサワー(400円)
も健在なので、そっちに移行すると、これが辛さとバランス取れちゃって
支援のための募金メニューなのに、不謹慎に楽しくなってしまった・・と。
 
あぁ、漬けマリネでもうちょい飲もうかなぁ・・
とか考えつつ、レギュラーご飯少なめなシャリランカカレーをオーダーする。
 
 



 
相変わらずの風景。 
そして相変わらずの美味さ!
 
食べる度に進化があるんだけど最近は安定感が感じられるので、
試行錯誤の時間は過ぎ去って研鑽の時期に入ったようだ。
 
このカレーは、この味です、
というのがあると、客としても「これが食べたい」というターゲットが
ブレなくて嬉しいと思う。
 
  

  
それにしても、この漬けマリネが秀逸。
 
寿司屋だけに、その時期手に入る魚で作るのだろうけど、
ここまで多彩なヅケを味わう事って、今まで無かったから新鮮でもある。
 
そう言えば、引退したホテルの板長が作ってくれた
鯖のヅケは美味かったな。
 
ヅケは鮪しか食べた事が無かったのに、
鯖を勧められて食べたら、その美味さに驚いたし、
手間のかけ方(4日かかる)を聞いて余計に驚いてしまった事を
思い出した。
 
色々な魚でヅケを作るには、それぞれノウハウが必要だと想像するし、
そこまで手間暇かけて作っても高く売れる物でも無いから、
寿司屋でヅケと言えば鮪の赤身となってしまうのだろうね。
 
寿司屋の間借りカレーだから夜やってないのは仕方ないけど、
夜、これがあったら、飲みまくった後にシャリランカを食べる、
というパターンになりそうだよね。
 
ごちそうさまでした。

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