2018年5月16日水曜日

ヨモギ蕎麦


 
アスパラをkissで撮ってみる。
 
5D4にやられっぱなしで、日常的なスナップ&食べ物写真用のkissは
ここのとこ放置プレーだったので、35mmをつけて持ち歩いていたのだ。
 
フルサイズに35mmだと、食べ物写真には向かない画角なんだけど、
APS-Cに35mmだったらほぼ標準な画角になるので、どうなのかな・・と。
 
悪く無いよね?
でもやっぱりボケが多いかな。
 
ボケを楽しみだすと何でもボケを入れた写真にしたくなるので
仕事で撮る時はボケを極力封印してたんだけど
久々にボケ病にかかっていて、やっぱりこんな写真になってしまったよ(^_^;
 
 
「今日、ちょっと実験で作った変わり蕎麦があるんですけど
 食べてみませんか?」
 
「え、それは嬉しいな。
 何を打ち込むんですか?」
 
「ヨモギです。
 下手な茶そばよりも全然美味しいですよ」
 
「食べます!」
 
 
晋山では、客が少ない時に大将が乗ると、
メニューに無い料理や蕎麦を出してくれたりするのだ。
 
桜蕎麦に悩んでいた頃にも
ちょっと変わった蕎麦をいただいた事があるけど
ヨモギはちょっと楽しそう。
 
 

 
「結構、緑だねぇ」
 
「ヨモギって感じの色ですね。」
 
「きれいだなぁ・・・」
 
「茹でるともっと綺麗ですよ」
  
 

  
お〜〜
実に綺麗だ(^_^)
 
ヨモギの香りが強いくせに
爽やかな感じがして、美味しい!
  
 

 
確かに茶そばより美味しいかも。
 
茶そばはお茶の主張が強くて蕎麦が負けてる事が多いけど、
ヨモギはもっと強いと想像してたのに、バランス良い香りがあって
なんとも言えない美味しさがあった。
 
 
「一眼レフを買おうかなって思ってるんですけど
 どんなの選べば良いですか?」
 
「このカメラ、入門用のカメラなんですけど、
 実は良くできてて、綺麗に写るんですよ。
 ボディーはプラスチックですけど、そのおかげでちょっと落としても
 ボディがたわんで衝撃を分散してくれて、大きく壊れなかったりするんですね」
 
「仕事用の大きいカメラはダメですか?」
 
「良いカメラって、確かに素晴らしいですけど、
 最初に無理して買うのはレンズの方なんです。
 カメラが食材だとしたら、レンズは包丁などの調理器具。
 材料がそんなに上等でなくても、楽しい料理が作れるのと一緒です」
 
 
大将は、カウンターで対峙する時は
成立しやすいネタを振ってくれる事が多く、
料理の秘密も惜しげもなく明かしてくれたりして
一人で食べる食事でもいつも楽しい時間に仕上げてくれる。
 
寿司屋に近い営業スタイルだけど、
その空気の作り方の見事さは料理にもちゃんと現れてて
季節の風を感じる時間が、必ずそこにある。
 
だからここに通う人達は、
この空気を荒らしそうな人達を避けるべく、
食べログなどにサイトに書き込む事は殆どしないようだ。
 
書き込みが殆ど無い店や
そもそも食べログやぐるなびなどに出てこない店の中に、
本当は教えたくない名店が隠れているのだろう。
 
ある程度は繁盛して欲しいけど、
限りある席と材料を
レビューサイト信者達に奪われてしまったらかなり悲しいから、
きっと誰もレビューを書かないんだと、思っている。
 
あ、このブログは誰も参考にしない
集客力のに影響しない個人ページ。
 
だから気にしないで書いてるけど、
まずいのかなぁ・・・(爆)
 
 
ごちそうさまでした。
☆☆

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