宮沢りえの家に伝わる牛丼の話が流れていた。
聞いていると、作り方は実にシンプル。
1キロの牛バラと玉ねぎ4個を、
酒と砂糖と醤油で煮るだけ。
水は一切入れないのに、
ちゃんと煮込みになるらしい。
カレーはたまに作るけど、
水を入れずに野菜の水とワインだけで作るって事もやるので、
玉ねぎ4個も使ったら大丈夫だよな・・と思いつつ、見ていた。
これ、作ってみようかなぁ・・・
でも1キロの肉で作ったら、ずっと食べ続けるしかないよなぁ・・・
と思ってるところに「肉は1キロ以上入れないと美味しくならない」とか
宮沢りえの祖父は言うのだとか。
まぁ、この時点で無理・・なんだけど、
見てたら牛丼食べたくなっちゃって・・・・で牛丼屋に行く気になって
調子悪いのに外に出たら、牛丼屋の手前の肉屋で足が止まった。
どうせ動かずに過ごす休日。
1キロとはいかないけど牛バラを買って
作る事にした。
宮沢家のレシピは牛1キロ、玉ねぎ大4個、酒、醤油、茶色系の砂糖。
その1/3をメドに材料を用意したら、玉ねぎはカットして鍋底に敷き詰め、
その上に肉をドバッと乗せて、砂糖は適当にすき焼きを作る感じで振りまいて、
そこに酒と醤油をかけ回す。
玉ねぎはこんな感じにしてるけど、牛バラの脂がちと恐い(^_^;
で・・・煮込むだけ(爆)
ググってみたら、先に玉ねぎ炒めちゃう人とか
ニンニク入れる人とかいるね。
でも、玉ねぎの水分を利用するんだから、
先に炒めちゃダメでしょ・・って事での煮込み。
弱火でコトコトしていると、
彼女が言うように玉ねぎの力を信じて待つと
しっかり汁気が出てきて、こんな感じになってきた。
ここで味見。
そして加えるのは、出汁醤油!
牛丼って出汁を入れた方が美味いって思っているけど、
宮沢家のレシピには出汁が無い。
つまり、完全に肉でスープを取るスタイルって事なので、
ここだけ自分流に少しだけ出汁を加えるのだけど、
使うのは広島で買った川中醤油の「天然かけ醤油」。
ちゃんと出汁取ったり、本だしとか使うと
なんか元々のレシピと違う味になっちゃいそうなので
ほんの少しを加えてくれるコイツを使うのだ。
そして、玉ねぎが飴色になるまで煮たら出来上がり。
美味い!(^_^)
甘さと肉のバランスが良くて、玉ねぎのトロトロな感じが気持ち良くて、
こりゃ、マジに1キロ以上の肉で作ったら、やめられん美味さになりそうだ。
って、そりゃそうだよ、材料良いから(爆)
自宅で何か作るのって基本スペシャルな行為なので、
当然材料は選び抜くしケチらないしね。
実際、よく作るペペロンチーノは、ニンニクは青森産でパスタはディチェコ、
塩はイタリアの海塩か沖縄の海塩を使い、オリーブオイルは
エクストラバージンの安いヤツを加熱しちゃう・・・と。
エクストラバージンの安いヤツを加熱しちゃう・・・と。
だから、美味くて当たり前なワケで。
で、食べきった後に、残った牛丼のモトを見て・・・・
これ、明日も牛丼三昧だなぁ(*_*)
たまにはお家ご飯も楽しいっす。
ごちそうさまでした。
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