2019年9月6日金曜日

和楽でカツ煮とか

加賀町警察署の裏にある蕎麦屋「和楽」
 
以前は、寅さんの映画に出てきそうな古いお店で、
実に風情があって好きだったんだけど、
それより凄かったのは蕎麦がスモールポーションだったこと。
 
その当時、街の蕎麦屋でもり蕎麦を頼むと600円程度は当たり前だったのに、
もり蕎麦1枚300円でやってるのに驚いたけど、要するにせいろ1枚が半分量。
 
普通の蕎麦屋で並の量を食べるためには2枚オーダーする必要があって、
かつお値段は一緒というシステムだった。
 
3枚頼めば大もりサイズで900円、
玉丼とか親子丼ならもり1枚でも1000円でお釣りが来る良心的な店だったのだ。
 
それがある時、突然の建て替えにより
スタイルまでも大きく変えてしまう。
 
入口脇に蕎麦打ち室を備えたお洒落な鉄筋コンクリートの建物になり、
メインダイニングに至るホールには、前の店にもあった4人掛けの個室的な机席、
メインダイニングは吹き抜けのお洒落な空間を持つ店になっていた。
 
新しい店になった時に価格も普通の蕎麦屋価格になったけど蕎麦は上等になり、
昼呑みにも対応できるアテもそろう普通の街の蕎麦屋に変身。
 
でもね、長年通ってきた客は変われない。
だからランチは丼物+蕎麦のセットがちゃんとあるし、
昼呑みオヤジ向けに以前のもりと同じ様なサイズの蕎麦も用意されていた。
 
 

 
ここの蕎麦汁は甘い。
だからカツ煮は甘塩っぱい味付けで実に楽しい。
 
問題は揚げ物って事だけで、
でも煮ちゃってるから少しはマシ、と自分に言い訳できて、
ついついオーダーしてしまう。
 
この店は全般的に安いのに、
許せないと言わせないクオリティを保つのが上手い。
 
カツ煮もカツの厚みが薄すぎると楽しく無いんだが、
許せるギリギリの厚みをキープしているので、自分的にはセーフ!
 
で、神奈川の地酒を飲みつつ楽しむんだけど、
それでもちょっとカロリー多めと感じていた。
 
最後にもりのハーフを食べるか、
かけのハーフに生卵トッピングしちゃうか・・
と悩んでいて、メニューに魅力的な物を見つける。
 
そうか、これがあったんだわ(^_^)
 
 

蕎麦いなり
 
お揚げの中には蕎麦が入ってて
そこそこのボリューム感もあるだけじゃなくて
お揚げの甘辛く煮た味が蕎麦にも合うので楽しいのですわ。
 
写真だと中身がわからないんだけど、
自分のポリシーとして食べかけの物は載せたく無いし、
この稲荷は行儀悪いけど一口で頬張って食べるのが一番美味しいから
中の状態は見せられない(^_^;
 
店によっては半分に切って
海苔巻きのように並べて出してくれる店もあるけど、
ジュワッとジューシーな状態のお揚げを切っちゃうと
渾然一体の味わいは楽しめないのかも。
 
で、一気に2個食べたら気がついた。
結構これだけなのに量がある感じ。
 
と言う事で食べ過ぎました。
夜は抑えなくちゃ・・ね。
 
ごちそうさまでした。

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