フィッシュアンドチップスって、
初めてその名前を聞いた時は、魚とポテトチップ?
って思ったっけ。
でも、それがどんな物かを知ったのは
1986年のイギリスでのこと。
当時の日本ではイングリッシュパブな飲み屋の存在は希有で、
元々の料理がどんな物かを知る人も当然少なかった。
自分としてもそんな一人だったので、
ロンドンのパブでどんな物が出てくるかと思いながらオーダーしたら
皿からはみ出てダランとテーブルに着きそうな位に撓んだ
白身魚のフライに仰天した。
モルトビネガーをかけて食べろと店員に言われたけど、
このビネガーがちっとも酸っぱくなくて、
ただただ油っこくて味が無い白身魚に閉口する。
チップスはフレンチフライだったという事もその時知ったけど、
イギリスでチップスと言えばそうなるって事も知った。
で、日本に帰ってきて
当時は中華街にあったイングリッシュバブ「タバーン」で
同じ名前の料理を頼んでみたら、白身魚フライは日本的なサイズで、
フレンチフライも適量で、タルタルソースが添えてあったりして
それはもう、素敵に美味しかったのだ。
でも、最初のイメージが
油に浸かっているようなデカい魚フライだったため、
その後はカロリーを気にして無意識に避けるようにはなっていた。
で・・
例によってLIVINGでクラフトビールを飲んでいて
いつもだったらミートボールを食べるところを
メニューに存在していて避けていたフィッシュアンドチップスの
フルサイズをオーダーしてみた。
え?
バラバラ事件?
そりゃ食べやすいと思うけど、
ここまで姿が違うとなんか違う物に見えてしまう。
何の魚だろうね?
あ・・・
う〜ん
冷凍物だと思うけど
なんか解凍された時についたのか
何となく水が匂うようなニュアンスがある。
それでも、油の中に浮いたような
イギリスのフィッシュアンドチップスより100倍美味い(爆)
タルタルソースを付けて食べればかなり楽しめるし、
ケチャップとフレンチフライがまた妙に合って楽しい。
ただ、このアテでクラフトビールって
ちょっと難しいとも思った。
やっぱフライ系は、
オーソドックスなラガーなんかの方が合うように思うんだよね。
(食習慣上の刷り込みだと思うけど)
でもなんだろ、
ちょっとご飯物食べたくなっちゃったなぁ・・・
食べたら太るのわかってるけど、
牛丼でも食べに行こうかしえら(^_^;
ごちそうさまでした。
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2019年9月29日日曜日
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