2018年7月6日金曜日

友酒家で焼き鳥とか

最近、マジ焼き鳥食べてない。
 
だけど焼き鳥って
ダメダメなヤツって食べる気がしない。
  
何故なんだろう?と思って色々考えるに、
子供の頃、食べさせられていて飽き飽きしている物には
今、食べたいという気持ちが萎えるほど
避けたい気持ちが強く育ってしまっている・・という事らしい。
 
そう、昭和な時代に食べる肉と言えば、鶏(ブロイラー)か鯨。
後は間違いなく魚オンリーな時代だったワケで、
あの有名なマルシンハンバーグだって鯨&マグロ&豚が使われていた。
 
だから、鶏肉とか鯨肉には食べ飽きていて、
鶏唐とかケンタッキーとかに人気があるのが肌感覚でわからない・・
のだ。
 
はい、そうです。
焼き鳥の場合、私が持つ
「コストパフォーマンスが良ければ許す」
という回路が塞がって、
「美味くなければ食べたくない」というスイッチが入るのです。
 
だから、場末の焼き鳥なんて食べる気 が起きないのに・・・
起きないのに・・・
 
ここにトラウマというやっかいなヤツがあって、
ネギマのタレ焼きだけは、
ダメダメな焼き鳥でも食べたいという気持ちが起きてしまう。
(実の父親との数少ない記憶が、屋台のネギマの味だった)
 
だから焼き鳥って、
自分にとって凄く食べたいのに店を選ぶやっかいなもの。
 
許せるラインを超えていて
かつコストパフォーマンスの良い店が候補になるのです。

だってさ、
すっごい高い焼き鳥って確かに美味しいけど当たり前じゃん?
って突っ込みたくなるし
そもそも焼き鳥って居酒屋っぽいあの空気が、
また大切な調味料だと思うんだよね。

寿司屋?って思うような綺麗な焼き鳥屋もあるけど、
そういう食べ物じゃないだろ?
って思ってしまって白けてしまう・・と(^_^;
 
 
「あれ?久しぶりですね」
 
「はい、久々にこっちでやってます」
 
「初代の方が亡くなったと聞きましたが」
 
「そうなんです。
 だから杉田の店を閉めて、こちらに来ました」
 
 
今日、顔を出したのは中華街の外れにある「友酒家」。
 
ちょっとぶっきらぼうな初代店長は、
コストパフォーマンスが良い焼き鳥や一品料理を提供し、
効率を上げる経営をして成功していた、知る人ぞ知る店なのだ。
 
そんな勢いに乗って杉田に支店を出して快進撃していたけど、
最初に友酒家で焼き方で居た彼も杉田店へ移っていて、
店長と焼き方の二人が醸す空気がなくなってからは、足が遠のいていた。
 
と言うか、正直言って今日もそんな気分ではあったんだけど、
蛇の道は蛇で、友酒家がちょっと元気無いって事を
他の飲食店から聞いていたから顔を出してみたワケで。
 
すると、懐かしい顔がカウンター内にいて、
その顔を見たら時間が一気に戻った気にもなれて・・・
 
  

「月見つくね」「もも」「筏ネギ」
 
友酒家では必ず頼む3本であり、
ここに「せせり」とか「ぼんじり」とか「ウズラの卵」とかを足して、
ビールは瓶しかないキリンのラガーをジョッキに注ぎながら、楽しむ。
 
ちょっと塩キツい?って思いつつも
コストパフォーマンスの良さは相変わらずで
ちょうど良いバランスを保った美味しさがあった。
 
あぁ・・
ホント焼き鳥食べて無かったわ。
 
久々の焼き鳥がここで
まぁ良かったかな(^_^)

 
ただ、ちょっと食べたかった親子丼はメニューから消えていたし、
よく見ると、料理もかなり減っている感じ。
 
焼きおにぎりも無いじゃん(T_T)
 
でも、ご飯食べたいなぁ・・
鶏スープも・・・
 
あ?
 
卵かけご飯に鶏スープがセットになってるね。
それにしようかな。
 
 

 
まぁ、普通なんだけど、
焼き鳥屋の鶏スープは濃厚で楽しいから
一緒に食べると悪く無い。
 
でも、スープちょっと薄くなったかな。
(思い出の味は化けるからわからないけど)
 

たまに食べる焼き鳥、
美味しゅうございました。
 
ごちそうさまでした。

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