2017年4月9日日曜日

中盛りは専用丼で

職場付近にあるから、という理由だけで行く事が多い「すき家」。
 
あれは牛肉料理として認めない・・というヤツもいるけど、
深夜徘徊を毎日のようにしていた若い頃は、
「吉野家」の牛丼だけが空腹を満たしてくれる味方だったから、
牛丼を食べるだけでどこかホッとしてしまう事はあるのだね。
 
慣れ親しんだから、というワケじゃないにしろ、
チェーン店の中では「吉野家」が一番美味しいと思ってしまうけど、
その割に利用率で言えば、「すき家」「松屋」「吉野家」という順になってしまうのは
日常の移動経路の中に店舗が存在する率と比例してしまうからだろう。
 
 
「あの・・
 大盛りでご飯じゃなくて肉だけ多くするって、できませんか?」
 
「あぁ、『頭の大盛り』ね。できますよ。
 大盛り料金になるけど良いですか?」
 
「お願いします」
 
 
明け方まで仕事して、ぷらぷらと桜木町方向へ歩くと、
本町にあった吉野家だけが営業している。
 
情報番組を担当していた時期、
まだ「つゆだく」なんてオプションが知られていない頃の事で、
聞きかじった情報をもとにオプション名も知らずにオーダーしてみたのが、
ソレだった。
 
その頃の吉野家の並は牛肉が少なめで、
どう頑張っても最後はご飯だけになっちゃうものだったから、
頭の大盛りが可能なら、普通に食べても最後まで牛肉が楽しめると期待したのだ。
 
で・・・
一度食べたら、もう病みつき(爆)
 
でも、頭の大盛りを知らない店員も多くいたし、
対応しない店もあって、オーダーする時は「並に肉多め」と言っていたっけ。
 
 
「すいません、中盛りと生卵を」
 
「セットデスカ?」
 
「いや、単品で」
 
 
私が行く時は、
かなりの確率で中国人スタッフが対応してくれる「すき家」
 
こっちも毎度、米陸軍の迷彩ジャンパーを着て行くから
いつのまにか覚えてくれて、微笑みまでサービスしてくれるようになった。
 
あれ?
こんな丼だっけ??
 
「すいません、この中盛りって丼違う?」
 
「専用ノ丼デスヨ」
 
「そうなんだ。」
 
そうなんだ・・・
 
なんか見た目が並より寂しい感じがして
でも変わった格好の丼だなって思ったから尋ねてみたんだけど、
言われてみれば、ちょっと変わった格好だよね。
 
  
これ、
上の部分が大きく開いていて、具を多く乗せやすくなっているんです。
 
ちなみに並だとこう↓
 

と、写真が出てくると、
どんだけすき家で牛丼食ってるんだよ?って
突っ込みたくなる人、いるのでは(^_^;
 
まぁ、この辺りでは、食事環境がかなり貧弱なので、
ヘビロテになるのは仕方ない。
 
でも、牛丼屋の構造って、
大体カウンターが対面型に設置されているので、
他の客を観察したくなくても見えてしまう事が多い。
 
食事の時間帯や曜日によって、
その地域の生活感がドップリと見えるから、
自分としては、そっちを楽しむ事がクセになっているんだけど。
 
 
「iPhone機種変したら、データ上手く移らなくてさ・・」
 
「iCloudにバックアップしてやれば?」
 
「それがなんか、全部消えちゃってて」
 
 
目の前に座る、高校生っぽい若者2名が
オーダーする前にiPhone談義。
 
スタッフが背中で「早くオーダーしろよ」と言いながら見ていると・・・
 
 
「あ、俺、鶏そぼろ丼」
 
「俺、大盛りつゆだく〜」
 
 
え?
今、鶏そぼろ丼って言ったよね?(?_?)
 
牛丼屋だと、メニューなんて見ないでオーダーする事が多いから、
新製品が出てもノボリとかテーブルのステッカーとか見ないと
存在すら知らない事も多々あるわけで・・・
 
え?
こんなに色々なメニューが揃ってるんだ・・・・

 
鶏そぼろ丼もあればまぐろたたき丼もある。


ロカボ牛麺??
 
なんじゃこりゃ???
 
低糖質で食べ応えあるコンニャク麺使用????
 
一杯で384Kcal.??????
 
 
え〜
近いうち、間違い無く私は、この麺を食べると思います。
 
しかし、ロカボって何? 
 
こういう外国語系造語って、
商売的な側面もあるのに流行るんだよね(^_^; 
 
 
ごちそうさまでした。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...