牛肉の炙ったヤツがあると思う。
ロースだったりハラミだったりするけど、
そんなに高くなくて、それでいてシッカリ肉食った感があるのは
脂の融点が高く腹持ちが良い牛が一番だと思う。
だから、あったら頼んじゃう物の一つなんだけど、
初めて行く店だったりすると、ちょっとだけ悩むのも事実。
と言うのも、牛肉はコストが高いので、
メニューの表現と価格を見て、望むレベルの肉が出るかを
考えてしまうのだ。
例えば1280円でサーロインステーキとあったら、
サーロインと言っても、脂身の少ない安価な肉で量を整えるか、
上質な肉だけど少ししか出さないというやり方をするかは、
その店の方針で決まること。
ただ、コストと肉質の表記だけでは
わからない事もまま、ある。
と言うのも、中華街のケーブルカーでは、
200グラムのサーロインステーキを1,848円で出すんだけど、
これが下手なステーキ屋より安くて遙かに美味い・・とくる。
だから今日も、
ふらっと寄った店で、悩んでいた。
「あれ?
表にヱビスビールって書いてあるから
ヱビスの生があるのかと思ったよ。」
「実は大人の事情で、生はモルツになっています。
ヱビスだと中瓶と黒の小瓶があります。」
「そうですか。
じゃぁ中瓶を。」
まぁ、ビール飲めればOKなんす(^_^)
それと、瓶ビールはある意味失敗が無いので、
初めての店では瓶の方が良いかも。
「すいません、この牛ハラミ炭火焼きを。」
「はい」
1,280円という設定でのハラミステーキ。
ハラミは横隔膜なのでどっちかと言えば内臓肉。
価格設定が高めでだからm良質な物が出てくると想像できる。
後は焼き方だけど、
自分、ハラミは美味く焼く自信が無いっす。
ハラミって、火の通りが結構早くて、
焼きすぎれば独特に匂いも出るし噛み切れない系の食感になりがち。
つまり、ミディアムレアくらいで上手く焼かないと、
食べられた物じゃ無いって事になるワケで。
ただ、今日は、牛肉系はコレしか見当たらなかったので
必然的にオーダーしたわけです。
お・・・
期待できる。
肉の状態もかなり良いし、
焼き方は抜群かも。
「下味は塩・胡椒でつけてありますけど、
足りなければ山葵醤油でお召し上がりください。」
と、ダボシャツ(制服らしい)のスタッフが説明してくれた。
あ・・・
素晴らしい!
これ、何も言わずに出されたら
ハラミだってわからないくらい臭みも無く、
焼き方もレアに近いけどしっかり熱は通ってる感じで、
ルポゼがちゃんとされてる感じだ。
へ〜
この材料と腕があるから
ハラミだけでも平気なんだね。
付け合わせがまた美味しくて、
キャラブキの濃い味わいがアクセントになって、
楽しい一皿に仕上がっている。
で、せっかく添えてくれた山葵を使ってみると・・・
あぁ、
そのまんまの方が美味しいね(^_^)
最近は、量を飲むより
食を楽しみつつ、美味しい酒をチョロッと、
というのがスタイルになってきたので、
そういう意味で、この店、良いかも。
ただ、一人だとちょっと寂しいね。
(色々食べられないし)
あと、風俗店も近隣に揃っている地区の外れにあるので、
客がちょっとアトラクティブ。
カップル客の女性に「下品な話でごめんなさいね〜」と
挨拶もらったり、と、楽しい時間を過ごせたけど、
一人静かに飲むのは、辛いのかな。
まぁ、職場から徒歩15分くらいでたどり着けるので、
また来る予感がする。
しかし、ここ一年、一人で飲むパターンが多いなぁ(~o~)
(もともとその傾向強いけど)
さて、次はどこへ行こう?
ごちそうさまでした。
☆
KAMINARI(カミナリ)
045-252-6111
横浜市中区曙町5-68-4
月~日、祝日、祝前日: 18:00~翌3:00
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