とろろ蕎麦は、つけとろ(冷やとろ)で食べるのと
山かけで食べるのと、どっちが美味しいのだろう?
そもそも、蕎麦の中のこれが美味いと言えない自分としては、
どっちも似たようなものだって、昔は思っていた。
蕎麦そのものの美味しさを追求する人にとっては、
蕎麦は「もり」に限るだろうし、薬味も使う気は無いと言い切るだろう。
当然、暖かい汁に浮かぶ蕎麦なんて、認める気さえ無いだろうと想像する。
でも、蕎麦を使った料理として捉えるのなら、
「もり」より「ざる」の方が楽しいと思うし、
伸びてしまう「かけ」だって、汁に蕎麦が溶け込んで、
出汁と渾然一体となった味わいの中で啜る柔い蕎麦の食感は
独特の魅力があると感じている。
もちろん「板わさ」や「玉子焼き」などのアテも好きだし、
「鴨焼」とか「カツ煮」なんて豪華な料理は日本酒持ってこ〜い!だし、
「ぬき」みたいな常連だけがオーダーするアテもまた、楽しいのだ。
自分はそういう意味で蕎麦屋の料理を楽しみたいし、
蕎麦屋は堂々と昼飲みできる居酒屋だとも思っている。
だから、もり蕎麦は汁をたっぷり浸けて食べる事もあるし、
天麩羅蕎麦や鴨南蛮蕎麦も好んで食べる。
とろろ蕎麦に至っては、暖かいのも冷たいのも好き・・とくる(^_^;
この、淡い感じのとろろが色っぽいね(^_^)
そして、蕎麦が香る温かい汁ととろろを
ズルズルと啜る楽しさがたまらない。
ただこれって、やっぱりシメの一杯だよね。
これと一緒に酒はない(爆)
この日は
板わさ&漬け物で1合飲んでの、この一杯だった。
安上がりではあるけど、
かなり幸せ。
ただ、あっさり系にいくと
反動でこってり系にいきたくなる自分。
食べ終わった後で、
突然、肉が喰いたくなってしまった・・・(´д`)
ごちそうさまでした。
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2017年3月13日月曜日
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