2016年10月4日火曜日

ホッケの刺身

「北海道直送の食材で作る和食の店があるんだけど、行かない?」
 
「直送?」
 
「板さんも道産子だって聞いたけど、
 実際のところどうなんだ?って思ってね。
 一人だと色々試せないし。」
 
「いいよ〜
 今日はオフだし、予定も無いし。
 夜だよね?
 額装作業が終わったら出られるよ。」

「じゃぁ19時とかに待ち合わせで。」
 
「どこ?」
 
「元町・中華街駅、改札で」
 
 
最近、元町へのお誘いが多い。
 
自分としては電車一本で行ける手軽さがあって良いけど、
元町近辺で飲食店だと高いのでは?って思ってしまう。
 
ただ、石川町駅から元町・中華街駅にかけては、
美味しいけどリーズナブルな店が増えてきているのは事実。
 
最近、クオリティの良い飲食店がかなり揃ってきた事も考えて
先入観無しに行ってみる事にした。
 
 
「刺身は、ホッケの用意があります。」
 
「ホッケ?」
 
「はい、あと良い鮭も」
 
「じゃぁ、そこら辺を見繕ってお造りを。」
 

手前の白身魚っぽいのがホッケとの事。 
 
どれどれ・・・
 
へ〜
 
なんて言うか、
白身系の味わいの中に脂の旨味が乗った感じの、
だけど身は柔らかく穏やかな食感な物。
 
ホッケは鮮度低下が激しく、寄生虫の問題もあって
あまり刺身にはされない魚なんだけど、
(そういう意味では鮭もあまり生で食べない)
生食用に冷凍した物があると聞いているから
気にしないで楽しんだ。
 
鮭もブランド名がある物だと聞かされたけど、
既に日本酒モードだったので、聞きそびれる(爆)
 
  
設えも良く、食材も素晴らしいのだが、
6人掛けのカウンターには、板さんの友人らしき人がいて、
とにかく二人の会話に熱が入っていた。
 
アテンドしてくれる女性が気遣いの人で、
食材や酒の紹介などを細かくしてくれるので良かったけど、
彼らの会話から二人とも北海道出身である事がわかった。
 
そんなところへフリーの一人客が入ってきて、
カウンターに座った。
 
でも、板さんと友人の会話は止まらない(^_^;
 
こういう店では会話も料理の内なんだけど、
久々に会った同郷人だったとしても、
板さんから食材の話を聞きつつ食べたい自分としては
不満な気分に陥っていく。
 
客がもうちょっと食べようかな、とメニューを見たら、
すかさず今日のオススメ料理を提案してこそ、売上が上がるだろうに、
今日のこの店では、一切放置になっていた。

 
「美味いけどさぁ・・」
 
「あぁ、そうだねぇ」
 
「もう少し何か食べようかと思ったけど、
 なんかこれでいいかも。」
 
「うん。」
 
「それにしても奥に座った客、
 見事に存在無いね。」
 
「俺だったら、帰るな」
 
「すいません、お勘定を。」
 
 
その後、
中華街のはずれにある安い焼き鳥屋で飲んだのは、
言うまでもない。
 
ごちそうさまでした。
 
52点(ホッケの刺身は美味しかったけど、全体での満足度は低すぎ。
    そしてコストパフォーマンスも悪く感じた。)
 
 

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