「肉食の君に、ピッタリの料理があるんだけど?」
「ほ〜
チャレンジャーですな」
「1ポンド」
「え?」
「だから、1ポンドステーキのコース」
「あのねぇ・・・
カロリー制限してる私に、ケンカ売ってます?
「そうじゃなくて。
2人で1ポンドステーキを食べるコースがあって、
久々に肉の塊食べたいって思ったんだけど・・・」
「それで、お誘いなワケね」
こういう誘いはウェルカムっす。
コースは、
イベリコ豚の生ハム
サラダ
オードブル2種
チーズ2種
バゲット
ジャガイモ料理
ステーキ
シャーベット
となっていて、
一人3800円だとか。
嫌な予感がする。
安すぎる(^_^;
1ポンドと言えば、だいたい450グラムになるから
ロースとかを使ったら、その価格になるワケはない。
だが・・・
店でコースの説明が書いてあるポスターを見て
納得がいった。
オージービーフで
脂身が少ない赤身肉とあったのだ。
と言う事で、
モモ肉という事が想像できて、
逆にホッとする。
それになりに脂が多い部位で
安くて大きかったら、絶対もたれるからね(爆)
という事で、
そんなコースを頼んでみたら・・・・
え〜
ステーキに辿り着く前の料理は、
南蛮漬けのような味わいのカボチャ料理だったり、
ジャガイモがたっぷり入ったスパニッシュオムレツだったり、
ジャガイモと玉葱を炒めた料理だったり・・・
と、コースとしては疑問がある感じだった(-_-)
そんなにジャガイモばっかり食べてたら
久々の1ポンドの赤身ステーキは食えないよ?
という事で適当にやり過ごしてステーキの登場を待つ。
「お待たせしました。
1ポンドステーキです。
マスタードとオリーブオイル、にんにく醤油のソースで
お楽しみください。」
お〜〜〜
やっぱり1ポンドって塊はデカイね(^_^)
どれどれ・・・
あ、
やっぱりランプだね、この肉。
でも、固くならないように美味く加熱してあって、
しかも脂分が少ないので、赤身としての魅力はちゃんとある。
オリーブオイルをつけて食べる事はしなかったけど、
脂がたっぷりな、日本的ステーキに慣れてる人には
この素っ気なさは寂しいのかも。
グラスフェッドだと思うけど、
肉としての味わいは楽しい。
赤身肉の美味さって
やっぱりあるなぁ・・・・
「いつも、美味しそうな肉食べてる人には
こんな肉はダメかな?」
「日本の高級な肉は、メタボな美味さだよね。
コイツ、あっさり系で美味しいと思うな。」
「そうだね。
美味しいって思ったよ」
「実はこの店の裏にね。
ロースでA3の肉を美味く食わす店があるんだけどさ?」
「え・・・・」
「この赤身の美味さを感じたら、
それに脂が適度にのった旨味を楽しまないと」
「マジ?」
「ダメっすか?」
「ジャガイモ食べるの極端に避け、
肉だけ気持ち良く食べてたのはそういう魂胆が?」
いや・・・
言葉のアヤっす(爆)
ま、冗談は置いておいて、
久々に赤身肉の楽しさを確認できたって事を、
今日は素直に喜んで、その後は飲み倒したんだけどね(^^ゞ
ごちそうさまでした。
57点
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2016年2月6日土曜日
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