2016年2月6日土曜日

1ポンドステーキ

「肉食の君に、ピッタリの料理があるんだけど?」
 
「ほ〜
 チャレンジャーですな」
 
「1ポンド」
 
「え?」
 
「だから、1ポンドステーキのコース」
 
「あのねぇ・・・
 カロリー制限してる私に、ケンカ売ってます?
 
「そうじゃなくて。
 2人で1ポンドステーキを食べるコースがあって、
 久々に肉の塊食べたいって思ったんだけど・・・」
 
「それで、お誘いなワケね」
 
 
こういう誘いはウェルカムっす。
 

コースは、

イベリコ豚の生ハム
サラダ
オードブル2種
チーズ2種
バゲット
ジャガイモ料理
ステーキ
シャーベット

となっていて、
一人3800円だとか。
 
 
嫌な予感がする。
 
安すぎる(^_^;
 
1ポンドと言えば、だいたい450グラムになるから
ロースとかを使ったら、その価格になるワケはない。
 
だが・・・

店でコースの説明が書いてあるポスターを見て
納得がいった。
 
オージービーフで
脂身が少ない赤身肉とあったのだ。
 
と言う事で、
モモ肉という事が想像できて、
逆にホッとする。
 
それになりに脂が多い部位で
安くて大きかったら、絶対もたれるからね(爆)
 

という事で、
そんなコースを頼んでみたら・・・・
 
 
え〜
 
ステーキに辿り着く前の料理は、
南蛮漬けのような味わいのカボチャ料理だったり、
ジャガイモがたっぷり入ったスパニッシュオムレツだったり、
ジャガイモと玉葱を炒めた料理だったり・・・
と、コースとしては疑問がある感じだった(-_-)
 
そんなにジャガイモばっかり食べてたら
久々の1ポンドの赤身ステーキは食えないよ?
という事で適当にやり過ごしてステーキの登場を待つ。
 
 
「お待たせしました。
 1ポンドステーキです。
 マスタードとオリーブオイル、にんにく醤油のソースで
 お楽しみください。」
 

お〜〜〜
 
やっぱり1ポンドって塊はデカイね(^_^)
  
 
どれどれ・・・
 
あ、
やっぱりランプだね、この肉。
 
でも、固くならないように美味く加熱してあって、
しかも脂分が少ないので、赤身としての魅力はちゃんとある。
 
オリーブオイルをつけて食べる事はしなかったけど、
脂がたっぷりな、日本的ステーキに慣れてる人には
この素っ気なさは寂しいのかも。
 
グラスフェッドだと思うけど、
肉としての味わいは楽しい。
 
赤身肉の美味さって
やっぱりあるなぁ・・・・
  
 
「いつも、美味しそうな肉食べてる人には
 こんな肉はダメかな?」
 
「日本の高級な肉は、メタボな美味さだよね。
 コイツ、あっさり系で美味しいと思うな。」
 
「そうだね。
 美味しいって思ったよ」
 
「実はこの店の裏にね。
 ロースでA3の肉を美味く食わす店があるんだけどさ?」
 
「え・・・・」
 
「この赤身の美味さを感じたら、
 それに脂が適度にのった旨味を楽しまないと」
 
「マジ?」
 
「ダメっすか?」
 
「ジャガイモ食べるの極端に避け、
 肉だけ気持ち良く食べてたのはそういう魂胆が?」
 
 
いや・・・
言葉のアヤっす(爆)
 
ま、冗談は置いておいて、
久々に赤身肉の楽しさを確認できたって事を、
今日は素直に喜んで、その後は飲み倒したんだけどね(^^ゞ
 
 
ごちそうさまでした。
 
57点

0 件のコメント:

コメントを投稿

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...