2015年12月8日火曜日

おべんとう冬

今日は、別事務所勤務の日。
 
別事務所は勤務時間午後から夜になる事が多く、
午前中遅めに本社に出て、午後は別事務所に詰める事になる。
 
今日もそんなんでスタート遅く午後から夜は別事務所となったんだけど、
本社から別事務所まで歩くとき季節の移ろいを感じるのが、
楽しみになってきた。
 
見慣れた風景も、季節や天候によって顔を変えるから、
なんか感じる物があれば、写真を撮ってみたりもする。
 
現場の仕事が基本だった自分には、
やっぱりデスクに張り付きっぱなしの仕事は
今ひとつ馴染めないってのもあるのだろう。
 

<おべんとう冬>
 
崎陽軒の季節限定弁当が12月1日から冬バージョンに変わっていた。
 
なんとなく、新しいバージョンが出ると食べるクセがついたのは、
シウマイ弁当と季節限定弁当だけは、駅の外でも売られていて買いやすかったから。
 
最近では、ちゃんとしたショップが駅の外に設置され、
生産数が少ない弁当も手に入るようになったけど、
やっぱりこれも、季節の移ろいを味わいで感じる行為なのかも知れない。
 
 
とは言え、
内容は、相変わらずの感じ。
 
数年前は蟹だったご飯のトッピングが帆立に定着し、
生姜を使った料理は鶏になって、そこそこ入っていた煮物は少しになり、
全体的に情けない感じになってしまったけど、
季節限定弁当らしさはそれなりにキープしているように見える。
 
ただ、何かが足りない感じがするのは、何故なんだろうね。
 
 
同じ価格で販売するのに材料費がどんどん上がれば、
材料を減らすか、質を落とす事でしか対処ができないのは、
誰でも想像できること。
 
でも、落ちた質や量により受けるイメージは、
作り手側の想像を超えて大きくあると思うし、
我慢できる線というのも必ずあるから、
こういう形で進めていくと、ある時からぱったりと売れなくなる・・
という事態を迎えるのだと思う。
  
今回のは、我慢できる線上にあるように思う。
 
以前のクオリティを復活させて価格改定をするか、
同じコストで購買層をシフトさせるかは、営業方針が決めるだろう。
 
でも、所得税の控除枠は据え置いたままで、
インフレを促進させ、最低賃金をアップさせても、
消費者側にしわ寄せがくるのは目に見えている。
 
以前より収入金額が増えても物価が上がれば同じ事だし、
収入金額から控除できる額が変わらなければ、課税対象となる所得額は上がり、
結果、税金だけが増えていく、という構造があるからだ。
 
そんな構造がある中で、同じ販売コストで質だけ落としていく方法は、
消費を冷えさせてしまう・・と私は考えるのだけど、どうだろう?
 
ま、
こんな事を考えちゃうのは、
仕事のし過ぎ、って事なのかも知れないけどね(^_^;
 
 
ごちそうさまでした。
 
51点(次は、買うかどうか悩むかも)

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