通勤に使う公共交通が、妙に空いている。
テレワークを推進している会社も増えてきたのだろうか。
県知事のコメントが出てから、一気に外出を自粛する人が増え、
クラスター発生を皆で押さえ込む流れは大きくなっていると、感じる。
駅で、新入生へのお祝いポスターが貼られていたけど、
実際にキャンパスで勉強できるんだろうか?
とちょっと心配になる。
このコロナ騒ぎ、ビフォア・アフターでどれくらい世の中が変わるか、
未知との戦いはどうであったか、歴史的な年になってしまった事だけは
間違いない。
今日はちょっと出遅れたので、
晩飯は自宅で何か食べる事にする。
そういう時に限って、
絶対家では食べないだろう料理が頭に浮かぶのはなんだろう。
と言う事で、今日は妄想食堂へ。
泥鰌と言えば「駒形どぜう」
もう、関東の食文化丸出しな味つけで、
良くも悪くもコッテリな感じ。
入れ込み座敷と言われる広間で、4本の長い板か敷かれ、
客はその長い板を挟んで座るのだが、板はテーブル代わりに使われる。
深さ1センチも無い平べったい鍋は炭火と共に登場し、目の前の板に置かれる。
客と客の間には木箱があり、そこには七味と山椒、そして長葱が入っている。
平鍋には「丸」もしくは「抜き」と言われる泥鰌が敷き詰められ、
割り下で煮込むのだが、客は木箱の長葱を乗せて頃合いを待つ。
(丸は泥鰌そのまま、抜きは背開きにして骨と頭を外したもの)
そして葱がシナッとしてきたら、葱と一緒に食べると・・・
濃〜い味つけの泥鰌の美味さが、山椒や葱の風味と共に押し寄せるワケだ(^_^)
そして笹掻きゴボウをもらって、それもまた泥鰌と一緒に煮込む。
これがまた美味いんですな。
割り下は追加できるし泥鰌が無くなっても煮出された味があるから、
そこで笹掻きゴボウと葱を煮込みながらつつくのも、また楽しい。
そして、味が濃いから酒が進み・・・
考えてみたら、この駒形どぜうの入れ込み座敷で泥鰌を食べようと
彼女を誘うにはかなり勇気が要る。
だってさ、
胡座をかいて向かい合わせに座るんだぜ?
床と変わらない位置に皿とか置いて、
真向かいで鍋を突くわ、酒飲みながら楽しむわ、
しかも鰻と同じ様な栄養豊富な泥鰌でっせ?
付き合いが浅いカップルには今後の関係を左右しかねない、
リトマス試験紙的なチョイスなんじゃないか・・・と。
あ、でも、
ちゃんとテーブル席もあるんで、ご心配無く。
まぁ、そもそも泥鰌を食べようって気になってくれる人も
そうそういないと思うしね(爆)
ちなみにそれは、妄想食堂ネタならではの話。
コロナの影響で今や向かい合っての食事もヤバい状況。
会いたくても会わずにいなくちゃいけないのが
一番辛い事なんじゃないか・・な。
ごちそうさまでした。
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2020年4月4日土曜日
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