「ウチは営業時間が遅いのもあるし、
そもそも宣伝してないのでお客様も常連が多いから
あまり営業に影響は無いですね」
「そうなんだ」
「昨日は満席で、結構忙しかったですよ」
「隠れ家的な店は、どこもそうみたいですけど、
それも8割って話は聞きますよ」
「営業形態も違いますけど、
それとは別に、自分自身の考え方の中に
このまま営業してて良いんだろうか?って疑問はあるんです」
マスターはイタリアにも在住していた事があって、
電話で状況を聞くと、かなり大変な状態だと聞かされていたようだ。
皆で一緒に乗り越えていきたい、
とも言う事から、一人勝ちな状況を良しとできない気持ちも
あるんだと勝手に想像する。
「今日はここのハンバーグが食べたくてさ。
それと、いつもだったらオールドモルトを持ち込むとこだったけど、
こんなご時世なんで、遠慮したんですわ」
「今年はそれで正解だと思います。
そういう時もありますし、来年もありますしね」
「そうですね。」
今日の目当てはコイツ。
シンプルにハンバーグなんだけど、
スペシャルオーダーで肉はA3のみで作ってもらっている。
うん
久しぶり〜な味わい(^_^)
ちょっと大きめな肉も入っていて、
それがまた面白い食感になる。
ハンバーグの中に小さめのサイコロステーキが入っているような
食感もハーモニーが面白いのだ。
当初はミンチにしてパティとして仕上げた物を用意していたけど、
コストを見直す頃から、ステーキ用の肉を包丁でミンチにして
パティを作るようになった。
だから、粗いミンチにしてもらう事も、
A3とA5のミックス度合いの変更もオーダーできる。
「先輩、私から一杯差し上げたいのですけど・・・」
「嬉しいですね。頂きます。」
「実はコレなんですけど。」
「え?ボトルナンバー1って??」
「例のクラフトジンのメーカーが作ったブレンドなんですけど、
本当に偶然で、まさかの001が来ちゃいました。」
へ〜
クラフトジンのニュアンスがほんの少しあるけど、
ブレンデットウィスキーとして出色のバランス。
豊かなフレーバーの中に、複雑な味わいがあるのだけど、
そのどれもが突出していなくて、結果的にジンに共通する部分だけが
味わいの中で手を上げているような、不思議な楽しさがあった。
それにしてもボトルナンバーが001ってのは、凄い。
この手の数量限定品にはよくボトルナンバーが付けられているのだけど、
最初と最後のナンバーは、普通は上客とか特別に縁の深い顧客とか用に
売り出されない事が多いのだ。
そういう意味ではコレクターズアイテムになりかねないのだが、
酒は飲まなくちゃ意味が無い、というスタンスがマスターにもあるのだろう。
バースデープレゼントとしても最上の一杯、
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
☆☆
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2020年4月2日木曜日
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