2019年12月19日木曜日

やっぱり1ポンド

焼き鳥と言えど、肉を焼いた料理には変わらない。
 
そう思い知ったのは朝起きた時、
頭の中に肉の塊を欲する肉食神が居座っていたからだ。
 
Tボーンとか1ポンドとかとにかくたっぷりと肉が食べたい!
となると、アクイラかローズホテルだな。
ミッドタウンBBQで500グラムのリブアイって手もあるけど
さすがにそれは食い過ぎだろ(いや1ポンドと大差無いし^_^;)
 
 

  
と言う事で、ローズホテルを目指す。
 
グラスフェッドオージービーフのロースは、
USアンガスのような艶めかしさは無いけど、肉食った感が大きい。
 
そしてそんなステーキをリーズナブルに食べられるのは
やっぱりローズホテルのミリーラフォーレ、という事になるのだ。
 
ちなみにローズホテルは、重慶飯店も経営する龍門グループが立ち上げたホテル。
オープン当初はホテル業を学ぶため&安定経営のためにホリデイ・インだったが
フランチャイズを離れてからも安定した経営を続けている。
 
そんなホテルのコーヒーショップ「ミリーラフォーレ」は、
メインダイニングとなる重慶飯店と食材を共有するのか、
当初は洋食のはずなのにどこか中華な気配がある料理が出ていた
と記憶している。
 
そんな事を知っているのは、勤務場所が中華街の中にあって、
ランチによく食べに行ってたから。
 
ボリュームもあるカレーを食べる事が多かったけど、
欧風カレーだけど妙に甘さがあるような、中華料理を作る人がやりそうな
独特の味付けがあったのだ。
 
でも、時間の力は素晴らしく、
中華食材を使っても、王道な洋食として成り立っていたり、
絶品のハンバーガーに無くてはならない美味しい自家製パンが揃ったりで、
敢えてミリーラフォーレへ行くという選択肢になるほどの進化がなされていた。
 
 
「1ポンドステーキって、まだ大丈夫ですか?」
 
「はい、大丈夫です。焼き上がりにちょっとお時間頂きますが。」
 
「すいません、ラストオーダーに近い時間で。
 じゃぁ、サラダとビールと赤ワインをもらって良いですか?」
 
「一緒に出してよろしいですか???」
 
「お願いします」
 
 
そう、21時を回ってから入ったので、
1ポンドステーキコースはすでにオーダータイムを経過していて、
単品なら頼めるかが、ちょっと不安だったのだ。
 
 
「お待たせしました」
 
 

 
コレっす!
コレが食べたかったっす(^_^)
 
もうね、和牛のサーロインは脂が強いと辛い身体になってきたので、
ロースと言いながらもこんだけ素っ気ないような肉の方が
たくさん食べられて嬉しいのだ。
 
そう言えばいつの間にか
このオージービーフステーキに、ハーフポンドステーキの設定もあったね。
 
ガシガシと噛みしめながら食べるステーキは
そのボリュームもあって肉食神を納得させる力に溢れていた。
 
食った〜(^o^)
 
という満足感。
大事です。
 
欲、食べログなんかで酷評する人もいるミリーラフォーレだけど、
それは「ホテルのダイニングだから」と期待しすぎな人がそう思うのであって、
横浜中華街ならではの食べ方を知らないから、っていうのもあるのかも。
 
中華街で食べる事が日常的な人達は、
あの店ではコレを食べ、次の料理は別の店で食べるという
フードホッピングが普通の食べ方として、身についている。
 
私自身も職場の関係でそうなってしまったけど、
それができるのは一品しか食べなくても何度も通っているからであり、
コースを売りたい店に有無を言わさないだけの関係ができてはじめて
それが許されるという文化であったりもする。
 
ただ、そんな関係を築き上げても店が終われば振り出しに戻り、
現在の食べ放題全盛な中華街では、既にそれができる人はかなり少ないだろう。
 
ミリーラフォーレは、そういう意味で食べたい料理は
私の中では決まっていて、それ以外は食べるつもりはないのだ。
 
でも、これ、一人で食べると
迫力ありますな、やっぱり(爆)
 
ごちそうさまでした。

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