2018年4月13日金曜日

丼物

学生時代、友人に誘われ(騙され?)酒屋のバイトをした事がある。
 
港湾労働者が住まう町の小さな酒屋で、
配達が主の商売だったから、軽トラが運転できる若者が
忙しい時だけ欲しかったのだろう。
 
こっちも、ボロ車のガス代が欲しかったから、
暇な週末に何回か関わったんだけど、
思い出すのは、その時食べた丼物。
 
港湾労働者の家庭が利用するマーケットの中に
その蕎麦屋はあって、ごく普通の蕎麦料理の他に様々な丼物が揃ってた。
 
天丼、カツ丼、親子丼、玉丼、きつね丼、たぬき丼・・・

蕎麦屋の丼物と言えば、天丼やカツ丼を思い浮かべるけど、
自分が好きだったのは親子丼。
 
なぜなら、天丼やカツ丼は高額な上に油で揚げているから
店によってはもたれる事もあるし、カツ丼は場合によって
ふざけんなよ?って言いたくなるような薄い肉だったりするので、
安定の親子丼や玉丼を食べる事が多かったのだ。
 
 

 
当時食べていた親子丼は
こんな上品な景色を見せてはいなかったけど、
今もやっぱり親子丼は好きで、よく食べる。
 
で、何故そんな若き日の事を思い出したかと言うと、
その店にあったきつね丼とたぬき丼が妙に心に引っかかって、
未だにちょっと食べたい気持ちがあるからだ。
 
きつね丼とたぬき丼は、親子丼やカツ丼の具にあたる物が、
甘辛く煮たお揚げか天かすになっているだけなんだけど、
その時は、ご飯の上に油揚げが乗ってるだけなんじゃないか?
って思い込んで、食べる気にはなれなかったワケで・・・(^_^;
 
でも、興味だけは生き残っていて、
今だって、そんな料理がメニューにあったらオーダーしてしまうだろう・・
と思うのに、何故かそんな丼物が置いてある店に行けてない。
 
ひょっとしたら、蕎麦屋に入った途端に呑みモードになって、
最後に蕎麦を手繰る事を前提にアテを考えるから
そもそも、丼物のラインナップなんて見てないのかもしれないけど(爆)
 
 
久々に親子丼食べたら、
ふと、その疑問が頭に浮かんで慌ててメニューを見ても、
きつね丼もたぬき丼も載ってなかった。
 
まぁ、食べたところで、
だよね〜な感想しか持てない事も想像できるけど
一回はどっかで食べてみたいな・・と思っている。
 
ごちそうさまでした。

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