今日は、実務の引継ぎをやっていた。
引継ぎは、
引き継がせる側は、仕事への愛着や拘りを捨てる作業になるし、
引き継ぐ方は、なるべく以前の仕事を踏襲しようと思いつつも
自分のカラーに染めるべく接点を探す作業となる。
そこには感情の交錯があって、
だから疲れるものになるのだろう。
という事で
夕方に打合せが終わったら、その足でバーへ。
そして飲んだ後に
止せば良いのにこんなのを食べてしまった。
鶏煮込みソバ
夜遅くまでやってる事で有名な店で食べる
このクタッとしたソバの美味さは、
ちょっとした物だった。
ただ・・
店に入った時に、誰も居ない。
あの~・・と声をかけても、動きが無い。
しょうがない。
帰るかなぁ・・とか思いつつも
わざわざみなとみらいから中華街まで来た気持ちがブレーキをかけ、
もう一回「すいませ~ん!」と大きな声がでた。
と、途端に、
奥の客席から店員が3人ヒョコッとばかりに立ち上がり、
目の前の無人だと思われた受付兼キャッシャーのボックスから
店長らしきひとがぬうっとばかり現れた。
え?
キャッシャーボックスで突っ伏して寝てたの??
おいおい、大丈夫かよ?????
で、出てきた料理がコレだったんだけど・・・・
う~ん
なんか、以前に比べて、味が薄っぺらい。
鶏の旨味が出てなくてコラーゲンも少ない感じ。
いくら煮込みって言っても、
これじゃ煮込みすぎだよ?って言いたくなるくらいの煮過ぎな麺も
正直言って美味しいと思えるレベルには無かった。
そのクセ、
以前のように遅くまではやってないようで、
値段だけは深夜価格なのが、余計に腹立たしい。
貧すれば鈍すとはよく言ったもの。
以前は深夜に本格的な中華料理が食べられるからこそ価値があって
価格が1.5倍でさらにサービス料が乗っても人気があったのに、
10時ラストオーダー11時閉店となってからは、ちょっと遅めまでやってる
ただ高いだけの店となってしまって、客足が遠のいた。
そして、ラストオーダー直前に行ったら、
受付のオヤジがカウンターの下で寝ている・・という体たらく。
以前と同じ味だったとしても
そこまでやる気無い店で食べたら美味しく感じないのにね
って思ってしまったよ(^_^;
時代はどんどん変わっていくのだから、
それを敏感に感じて、合わせていくのは客商売には必要なこと。
引継ぎを受けながらも、どう変えていくかを考えるのは、
今のやり方に合わせないと成り立たなくなる恐れがあるからだ。
飲食店は、そういう意味ではもっとシビアなはずなんだけど、
私より長生きな店ならではの流儀は、微動だにしないのかも知れない。
ただ1つ、学びました。
若き頃、深夜に楽しめた中華料理は
もう存在していない、という事を。
ごちそうさまでした。
45点(余程の事が無い限り、わざわざ行く事はもう無いと思う)
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2016年3月18日金曜日
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