メヒカリという魚は、そうそう食べられない。
そもそもこの魚は深海魚であり大きくない上に知名度も低く、
昔は二束三文で扱われて、蒲鉾の原料とかになっていた。
ただ、この魚、白味で味わいにクセがないけど脂が多くて
食べると美味しいという事が知れ渡り、今では結構な人気。
骨が柔らかくてそのまま食べられるから、
ししゃもの様に酒のアテにも良いのです。
「メヒカリの幽庵焼き」
柔らかく、脂の乗りも良く
淡泊な味な白身が幽庵焼きにした事で、奥行きが出ている。
酒飲め!って感じだね(^_^)
ここのとこ、ちょっと魚から離れてたから、
晋山でメヒカリを見つけたら反射的にオーダーしてしまったよ(^_^;
幽庵焼きにするあたりが大将のセンスで、
そのアイデアを楽しむために来ちゃうって事もある。
晋山では仕事で勝負するスタンスがあって、
お造りにしても焼き霜にするとか昆布締めにするとかで、
食材を切っただけの料理は殆ど見ない。
そして、ほんの1週間とかしか出ない旬の料理も出されるので、
和な味が欲しくなると・・・ね。
え?
原木舞茸があるの??
今度来た時にあるかなぁ・・
でも舞茸より椎茸のほうが好きなんで、
原木椎茸が出てくるのを待とうかな。
今日のシメは更科。
この白さと腰、そして香りは更科蕎麦の魅力だと思うけど、
ここまでの更科はそうそう食べられるものじゃない。
汐汲坂にあった頃の「まつむら」や三吉橋の「小嶋屋」では
これに近い、もうどっちが好き?ってレベルの物があったけど、
白さと汁とのバランスまで考えたら、やっぱり晋山の更科が一番好きだって思う。
あ〜
なんかホッとする味。
やっぱり街の蕎麦屋とは
違う料理だって思うしかないね。
ここのところ、当たりの蕎麦屋を見つけてないし、
ネットの記事を信じても当たりに出会わないから
なんか新規開拓に恐怖さえ覚えるんだよね。
自宅そばにある櫻庵が先代の頃まさに最高な街の蕎麦屋だったんだけど、
代替わりしてダメダメな蕎麦を出す居酒屋になっちゃった感じで、
行かなくなっちゃった。
先代の頃は、関内の利休庵と勝負できそうな蕎麦だっただけに残念で、
その落差に驚いたって衝撃も大きく影響したんだと思う。
徹夜仕事のあと家へ帰って仮眠して、
午後の2時とかに櫻庵に行って馴染みの店員さんと世間話しながら
百寿を一合飲みながら板わさとかを味わって、
最後にキリッと締まったもりを手繰る気持ち良さ。
もう二度と味わえないと思うと、残念です。
横浜晋山は、そういう意味では蕎麦屋じゃなくて
最高の蕎麦が味わえる小料理屋ってポジションにいると思う。
「明日、開けるのやめました。」
「なんか昼までには電車も止まるみたいだし、
開けても客が来ないと思いますね」
「お仕事ですか?」
「えぇ、緊急対応で午前中だけ。
電車止まる前に帰りますけど。」
そうなのよ〜
客は来ないように表向きは閉めてるけど、
問い合わせ他があるので、出勤。
と言う事で、帰って寝なくちゃ。
ごちそうさまでした。
☆☆



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