2020年2月13日木曜日

晋山で花巻蕎麦とか

今日は会議が2個あって、いつもより早めに退勤する。
 
なんかね
今更だけど聞き捨てならないような意見も出て
心がザラついてるんだよね。
 
と言う事で、ちょっと飲んだくれな気分になっていたのだけど、
腹が減ってきて、蕎麦が食べたくなった。
 
で、関内辺りの蕎麦屋を歩くのだけど・・・
 
でたよ、ふられパターン(T_T)
 
今日はどちらも席がいっぱいで入れない。
二笑庵は辛うじてカウンターに座れそうではあるが、
テーブル側にオッサン軍団がいるので、パス。
 
・・なんて状況の中で、
結局行くのは横浜晋山になってしまった。
 
 

 
「実験で作ったんですけど、味見してください。
 ヅケと生ハムを合わせてみました。」
 
  
って、大将がさらっと言うんだけど、
この組み合わせをどうやったら考えつくんだろうね。
 
でもって、これが美味しいんですわ。
生ハムの塩気とヅケの醤油系な塩辛さが何故ケンカしないんだろう。
 
と言う事で、酒が進むんです(^_^;
 
 

 
今日はこの鴨の白煮を食べたかった。
 
そしてこれを食べたら、鴨南蛮や鴨せいろは食べないと
腹をくくる一品でもあった。
 
あ〜〜〜〜
やっば〜〜〜〜
この長葱を鴨で巻いて食べるって
マジ幸せですわ(^_^)
 
 
「今日、中華街空いてませんでした?」
 
「人少ないですよね」
 
「お店によっては半分から1割のお客さんしか入らないようです」
 
「え〜、そんなに?」
 
「おしぼり屋さんの話ですから、
 実数としてそうじゃないんですかね」
 
 
なるほど、
業者から見ると、注文で客の数がわかる事ってありそうだ。
 
 
「でも、南粤美食は行列ありましたよ」
 
「あそこ、凄い人気店になりましたね」
 
「今や、香港の雲呑麺より美味しく、しかも香港の味わいだから、
 旅行代を考えたら絶対行きたい店なんだけど、並んでまで食べたいとは
 言えない身体なんで、遠目に見るだけですねぇ」
 
 
家系ラーメンか?って感じの並び方をする南粤美食は、
観光客が激減した時にこそ食べたいと客を寄せてしまうのかも知れない。
 
テレビに出てTwitterで情報を出すようになってから、
超がつく人気で料理の価格も上がったけど、
味を守るために調理は店主が一人で作るスタイルを変えてない。
 
だから・・の行列は、新型コロナさえも凌駕する人気の証明なのだろう。
 
 
「今日、花巻食べたいんですけど、お蕎麦半分にしてもらっても良いですか?」
 
「食べ過ぎました?」
 
「いや、飲み倒してきたので・・・」
 
 

 
この花巻蕎麦、蓋を開けた瞬間の香りが楽しくて、
たまに無性に食べたくなるんです。
 
花巻に使うためだけに置いてる焼海苔は、
以前に一回だけもらって返しを浸けながら食べた事があるけど、
やっぱり熱汁に浸かった状態で食べるような厚みと固さになっていて
アテとして楽しむには適していなかった。
 
大将としては、仕入れたままの食材を出すようなものだから
絶対やりたくないアテなんだと思うけど、個人的にはあって欲しいって
思っている。
 
それにしても、言葉って恐い。
 
感情に負けて発する怒気混じりの言葉は大きな災厄を引き寄せしまうから、
聞き流すクセはついてるけど、それでもやっぱり心に刺さるんだよなぁ・・
 
早く頭から消してしまいたいから酒の力を借りてしまったけど、
この花巻蕎麦は、優しく穏やかな気持ちをどこからか連れてくる力があって、
だからコレを食べたかったんだって、食べ終わる頃に気がついた。
 
ま、美味しい物食べてると、
立ってた腹も横になってしまうんだろうね。
 
ごちそうさまでした。
☆☆

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