毎年この時期、
脚と言うか左半身と言うべきか、
とにかく身体の奥底が全体的に痛い、という状態になる。
季節の変わり目に古傷が痛む、という人も多いと思うけど、
何故そうなるのか、不思議でたまらない。
脚が痛む前は、折った部分がどんより痛んだり、
腰がジワッと痛むくらいで済んでいたんだけどね。
という事で休日となった今日は、
ひたすらゴロゴロとして、筋肉を休める事にしていた。
でも頭に浮かぶのは・・・
こんなんです(^_^;
小龍包
この単純にして不思議な食べ物は、
グルメ漫画で有名になるまではあまり注目されていなかった。
勿論、中華街にほど近い場所に会社があった関係で
私自身はよく知っていたのだけど、敬遠がちだった。
理由は色々だけど
まず高い!
そして、食べ難い!!
さらに・・・失敗すると服を汚すか、口の中を火傷する(爆)
もちろん、熱々のスープが中に仕込まれているような点心だから
作る技術も手間も必要で、その分コストがかかるのはわかっていた。
食べ方も、レンゲを上手く使って、中のスープを楽しみつつ
針生姜をちょっと合わせたりしてアクセントをつけて、
適度な温度になった頃合いで、がぶりといく事も覚えていた。
それでもやっぱり、高いよねって思っちゃったのは、
他にもっと楽しい料理が多くあったから、だと思っている。
そんなイメージが変わったのは
台湾で鼎泰豐の小龍包を食べてから。
極薄の皮の中にはたっぷりのスープが入り、
箸でつまんでもその皮は破れない。
だから、意を決してそのまま食べてみたら、
なんとも優しい皮の食感があり、そして奥行きのある適温のスープの旨味が
口の中いっぱいに広がって、餡の味わいがしっかりと主張しつつ
渾然一体となる味わいが待っていた。
その時思ったのは、鼎泰豐の小龍包が絶品である事を理解しつつも、
日本で食べている小籠包も、決して悪くない、という事だった。
以来、よく行く店でも小龍包を食べるようになり、
同時に中華街の各店で出される小龍包も食べるようになる。
で・・・
高島屋の社長の娘が、台湾から鼎泰豐、香港から糖朝を連れてきて
子会社を作って営業展開するという荒技を見せたけど、
横浜高島屋にできた鼎泰豐の小龍包は、正直言って中華街のソレに負けていた(^_^;
写真の小龍包は、特級点心師が作ったもの。
台湾系の物では無く大陸系の物だけど、
大陸系の小龍包の方が皮が厚めでモッチリとしてて、
個人的には趣味なんですわ。
この店も、一時期コストダウンから皮の味が落ちてしまい、
それにつれて足が遠のいていたんだけど、
日々研究を怠らない店なので復活しているだろう・・と思って行ったら、
コストパフォーマンスに優れた物になっていたワケだ。
という事で最近は、
たまに顔を出しているんだけど、
人気が出ちゃって席が埋まっている事が多い(>_<)
とは言え、商売繁盛何よりです。
書いてたら、食べたくなってきた(爆)
でも明日は早番。
早く寝なくちゃね。
ごちそうさまでした。
おやすみなさい。
59点
BowjackMoore-Archive / http://wakao.info
メインで書いているページやブログのアーカイブです。
以下のページの一部を転載しています。
http://blog.wakao.info
http://photo.wakao.info
http://ameblo.jp/bj-m/
2016年4月8日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
BUILD A BURGER
人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。 プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。 イベント内容はnoteに書い...

-
白板と言われて、 ピンと来る人はどれくらいいるのだろう? あ、ホワイトボードじゃないっす。 勿論、食べ物の事です。 って言っちゃえば、 想像つくよね? そう 蒲鉾の白いヤツの事。 正月には 紅白の蒲鉾を用意する人もいると思うけど、 赤は魔...
-
歴史ある街で、美味しい物を出す飲食店が多い・・・ というのが麻布十番のイメージだが、訪れたのは何十年も前のこと。 地下鉄の出口から出て見える風景に記憶があるけど、 あのインターチェンジの辺りに仕事で行ったっけなぁ・・なレベル。 当然だけど、何か食べた事なんてなかった...
-
久々に中華料理を食べに行ったら 今まで我慢してた気持ちがさらに膨れあがってしまった。 なるべく外出はしないと決めていても、 フィジカルディスタンスを確保しながらの散歩は ある程度必要、という情報もある。 だったらそんな週末の様子 ちょっと偵察にいってみるか...
0 件のコメント:
コメントを投稿