中華街で見つけた時には和食系の店だと思ったけど、
メニューが外に出ていて蕎麦屋だと気付く。
だけど年の瀬が近い時だったので、
年越し蕎麦のセットを買って家で・・と思って入ったのだった。
そんな話を店主としたら、まだ席があるから・・と予約を勧められ、
そして食べたのは更科だった。
更科が美味いと気付かせてくれた「汐汲坂まつむら」は、
友人と密かに更科を楽しむ店としてかなり通ったけど、
いつの間にか会社のジジイどもに気付かれて居心地が悪くなって行かなくなった。
いや、もっと正直に言えば、浄水器のフィルターが死んでる事を伝えたら、
店主の反応が「何、文句言うんだよ」って態度に出たので、
それ以来、何が何でもそこで食べようって気が失せたって事なんだけど。
で、その後、どこでもダメダメな更科にアタックしては敗れるってパターンで、
晋山で食べて初めて、「まつむら」より美味しいんじゃないか?って思えたので、
年越し蕎麦としてたべた更科の破壊力は半端じゃなかったな・・と思い出す。
コロナ禍で飲食店全滅な様相が見える中、
晋山に限らず太い常連がいる店に限っては、それなりに営業が続いている傾向が強い。
観光地横浜だからこそ多かった、観光客や一見客目当てで薄利多売で頑張ってた店は、
常連がいても多売にはならないため、客単価も上げ辛い事から休店&閉店方向に向かった。
そして、夜遅くまで働くエッセンシャルワーカー達は晩飯を食べる店を失い、
かく言う私も自炊料理に逃げるしかない状況ではあるが、
晋山はその中では予約すれば辛うじて食べられるありがたい店になっていた。
いつもはオーダーしない天麩羅。
あったら大海老を頼むんだけど、今年は良いのがなかったらしい。
天麩羅専門店のものとはちょっと違うけど、蕎麦屋の天麩羅とも違う食感で、
かつ絶妙な脱水ができているので、たまに無性に食べたくなる。
今日は、穴子が特に楽しかった。
お浸しやこんな天麩羅で飲む酒は格別。
大将や奥さんと話す会話もコロナなぼやきが挟まりつつだが、
予約必然な店へと変わっていかざるを得ない状況を憂慮しているのがちょっとだけ見えた。
「お蕎麦、どうしましょう」
「いつも通りに更科ってのも芸が無いので、たまには汁蕎麦系で悩みます」
クラブの兄弟達と食べた108枚の蕎麦は、
海老天1本であとはひたすらもりを食べるパターンだったけど、
年越し蕎麦ならやっぱり汁蕎麦って思うのは何故だろう。
寒い夜に食べるなら身体が温まる汁蕎麦の方が良いし、
蕎麦が溶け込んだ汁を飲む楽しさはまた格別なものがある。
そういう意味じゃ一番に食べたいのが天麩羅蕎麦なんだが、
晋山に天麩羅蕎麦が無いので、次点の鴨南蛮蕎麦になるだろう。
ただ、そのためだけに海苔を仕入れる花巻蕎麦も捨てがたい魅力があるし、
玉子とじ蕎麦もヤバいほどの美味さだし、贅沢言わせてもらって月見蕎麦って手もある。
あったら大海老を頼むんだけど、今年は良いのがなかったらしい。
天麩羅専門店のものとはちょっと違うけど、蕎麦屋の天麩羅とも違う食感で、
かつ絶妙な脱水ができているので、たまに無性に食べたくなる。
今日は、穴子が特に楽しかった。
お浸しやこんな天麩羅で飲む酒は格別。
大将や奥さんと話す会話もコロナなぼやきが挟まりつつだが、
予約必然な店へと変わっていかざるを得ない状況を憂慮しているのがちょっとだけ見えた。
「お蕎麦、どうしましょう」
「いつも通りに更科ってのも芸が無いので、たまには汁蕎麦系で悩みます」
クラブの兄弟達と食べた108枚の蕎麦は、
海老天1本であとはひたすらもりを食べるパターンだったけど、
年越し蕎麦ならやっぱり汁蕎麦って思うのは何故だろう。
寒い夜に食べるなら身体が温まる汁蕎麦の方が良いし、
蕎麦が溶け込んだ汁を飲む楽しさはまた格別なものがある。
そういう意味じゃ一番に食べたいのが天麩羅蕎麦なんだが、
晋山に天麩羅蕎麦が無いので、次点の鴨南蛮蕎麦になるだろう。
ただ、そのためだけに海苔を仕入れる花巻蕎麦も捨てがたい魅力があるし、
玉子とじ蕎麦もヤバいほどの美味さだし、贅沢言わせてもらって月見蕎麦って手もある。
やっぱ、こうなりましたよ。
鴨南蛮蕎麦、美味いっす!
今年一年の災厄をぶっ飛ばすにはパワーが欲しいし、
ネギって確か厄払いに良いとか、魔除けとかって言われていたから、
そういう気持ちを込めての鴨南蛮チョイス。
それにしてもいつまで続く、この状態。
このBlogも毎日書くネタが少なすぎだし、そもそも自炊ネタって面白く無いし、
来年分も何本書けるやら・・ですわ。
と言う事で、今年一年お疲れ様でした。
来年もよろしくお願いいたします。
ごちそうさまでした。