2020年12月29日火曜日

ハンバーガー屋のステーキ

横浜もいつの間にか、ハンバーガー屋が増えてきた。
 
そもそも進駐軍が居た事で、アメリカンフードは多くあったハズなのに、
ハンバーガーやホットドッグといったジャンクな物は出回らなくて、
馬車道入口の「珈琲屋」がそれっぽい物を出していた記憶があるくらい。
 
そういう意味では、伊勢佐木町の野澤屋1階にマクドナルドが進出したのが
自分にとっての初めてのアメリカンフード体験だった。
 
ちゃんとしたハンバーガーとチェーン店のハンバーガーの境はどこら辺にあるか?
と言われれば、簡単に言えばコストだけどレストランのメニューに載るべき料理か
否か・・といったところ。
 
ギリギリで言うなら、デニーズコンボがそれにあたると思うけど、
要するにレストラン形式の店で食べるべきクオリティがあってはじめて
ちゃんとしたハンバーガーと言えるんじゃないかって思ってる。
 
デニーズコンボってデニーズジャパンが1984年に商標権を獲得するまでは
メニューにあったと思うけど、今思えばサイズが小さかったと思うし
皿に乗って出てくる姿はオープンサンドと言うか、料理の下にパンがある・・・
的なイメージで、ハンバーガー然としてなかった。
 
あれ、ハンバーガーのスタイルにして出したら人気出たって思うんだけど、
安くは無かったので売上は期待薄だったのかも。
 
 
 
 
アメリカンハウスのJO'S系ハンバーガー屋「バーガージョーズ」は、
前身はハワイアンフードの店だったが、いつの間にかハンバーガー専門店に変わっていた。
 
ちゃんとしたハンバーガーに属すべきクオリティがあるハンバーガーの他に、
ホットドッグやチキンフィンガーなんかもあって、アメリカンダイナーな雰囲気を味わい
ながらビールと一緒に楽しむのに良い店だと思っている。
 
 
 
 
「今日はアメリカンビーフのフェアをやってますから、ステーキは如何でしょうか?」
 
「ハンバーガーにしようと思ってたけど、そう言われたら食べたくなりますね」
 
「ステーキになさいますか?」
 
「はい、お願いします」
 
 
フェアで安いって言われても、
儲けが無いほど安いわけはないので期待はしないけど、
最近は脂が多い肉は避けたいので、安価なステーキ、ウェルカムなのです。
 
 
 
 
懐かしいよね。A1ソース
 
あ・・A1ソースって、ご存知ですか?
 
昭和時代、中区辺りでは多く流通してたけど、
それは間違い無く米軍の影響だと思う。
 
今でも米軍が駐留する沖縄じゃ広く使われているポピュラーなソースで、
進駐軍がいた頃は肉系料理を出す店じゃどこでも置いてあった様に記憶している。
 
ただこのソース、ケチャップ系の酸味があっていかにもアメリカ人が好きそうな味で、
自分としては味変のためにちょっと使えば良い感じ。
 
それにしてもA1ソースがあったってのは、ノスタルジックな気持ちにさせるよね。
そう言えばあの頃は・・・なんてね(^_^;
 
 
 
 
もう
王道のステーキな姿だね。
 
ちょっと焼きすぎな感もあるけど、ステーキにバターって反則的に美味いから
これはもう、喜んで食べますわ!
 
あ〜〜
楽し〜〜〜
 
ピータールーガーもウルフギャングもバターで揚げ焼きするような
ずるい焼き方をしてたっけなぁ・・・
 
なんて思いつつ、バターまみれなステーキ頂きました。
 
横浜と沖縄の食生活の違いは、
勿論、地理的な違いと文化の違いがあるにせよ、
米軍の影響があってどこかで似たような空気を感じる事がある。
 
A1ソースは今どこで買える?ってグーグル先生にきいてみたら、
沖縄のソウルフードだって記事が多数あって笑ったけど、
港町横浜はホントに種々雑多な文化が入り乱れ、食文化も多様性があったと思う。
 
それにしても年末年始しか6連休なんて取れない状況、
そろそろ嫌気がさしてきたね。
 
ごちそうさまでした。

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