2023年5月27日土曜日

鴻で雲呑麺とか

この前食べられなかった料理を食べたい
って思うのは、自分の好みに合う店に対して思うこと。
 
「鴻」は広東料理系ではあるが、ホテルで修行をした事から料理に幅があって、
興味が色々と湧いてしまうのですね。
 
なので今日は、最初から「鴻」へ向かうと決めていて、
絶対食べたいと思っていたのは雲呑麺だった、と。
 
 
 
 
開店10分前に着いてしまったけど、それはそもそも狙ったこと。
 
店舗が小さいため開店後に行ったら入れない事が想像できたからで、
案の定入店後に客が一気に入って、気付けば奥のテーブル席以外カウンターも含めて満席。
 
つまり「鴻」に行くなら、開店ちょい前かランチ客が帰った1時過ぎが良い
って事なんだろう。
 
 
 
 
生ビールと一緒に頼んだのは水餃子。
 
雲呑麺を食べるんだからやめようか、とも思ったけど、
雲呑と餃子じゃ皮が違うので、その違いも把握したかったのだ。
(水餃子、好きだしね)
 
雲呑麺って、中華料理を食べる時に使いたい物差しとも言える料理。
シンプルのスープと雲呑の皮の食感。
雲呑の餡に使う具材の選定や麺のチョイスなど、その店の考え方が出やすい一品だ。
 
水餃子と雲呑の皮の違いを同時に楽しみたい人のために、
雲呑水餃麺なる料理も香港ではポピュラーにあるのだが、日本じゃあまり見ない。
 
言ったら作ってくれるのかなぁ・・・
なんて思いつつ待っていると雲呑麺が登場した。
 
 
 
 
お〜〜〜〜
この美しさ!
 
あ・・・
懐かしい味だ。
 
雲呑フワフワだ!
 
スープが美味い!!
 
昔懐かしい、昭和な時代の中華料理店で食べる麺料理な味わいは、
店主が大事にしてきた店主の父親の味なのかも知れない。
 
今は無き隆蓮の透き通ったスープとは別のラインにある味だけど、
なんだかホッとさせる美味さがあって、言葉を失ったまま食べてしまった。
 
中華料理店って、その店だったらコレ食べろって料理が必ずあって、
それ以外を食べると普通な味だなって思わされたりするので、
どの料理が自分好みかを探す間がとても楽しい。
 
「鴻」については、まさにそんな感じで自分が好む料理を探しているのだけど、
ある程度のスパンで通うだろうと思うので、登場回数が増えるだろうね。
 
こういった料理を楽しめるのは、リタイヤして良かったって思えるモノの一つ。
 
それでもやっぱり長年の無理がたまっているのか、
出歩きたくても無理って思う状況も起きている。
 
身体も頭も使わないと衰える。
いや、使う必要が無いと身体が感じて無駄を省く反応が出ている?
のだろう。
 
だから、外へ出たらちょっと無理しても歩こうとするけど、
毎日睡眠不足で職場に通うようなルーティンを組む勇気も体力も無いので、
こうやって美味いモノを食べに行く・・と言う様な何かが必要なのだろうね。
 
と言う事で、Apple Watchに急かされつつ立ち上がり、
目的も無く彷徨う事にしようかね。
 
ごちそうさまでした。

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