2020年4月3日金曜日

横濱晋山で筍とか

日増しに深刻化していく新型コロナウイルス感染症。
 
感染拡大防止のための自粛は、
日銭を稼ぐ商売の人達には重すぎる負担になりだした。
 
しかし、得体の知れない敵に対する恐怖はもっと重くて、
それを払拭するために、攻撃的な行動に走る人も増えつつある。
 
質の悪い風邪なんだから、と自分では思うけど、
既にマスクをしていないとそんな攻撃の対象になりそうな気配すらあって、
どこかで、国が強権発動すれば良いのに・・というぼやきも聞こえてきたりする。
 
日本は主権在民の国で、
だから政府は法律などによって許される場合を除いて
国民も自由を脅かす事は難しい。
 
そして、その法整備をする国会では、
非常時という認識がちゃんとされているのか?
という様相が最近まであって、全てが後手に回っているように感じる。
 
 

 
でもさ
街はもう、こんなだよ?
 
頑張って開けているお気に入りの店へ行くにしても
あまりに寂しい風景がありすぎて、
目に見えない敵の恐さを余計に感じてしまうんだよね。
 
 
「中華街、凄かったでしょ?」
 
「びっくりですね。
 でも、外国人観光客が歩いてたりして逆に不思議な感じもしましたね」
 
「ウチも、人数限定でやる事にしました。」 
 
「それが良いと思いますね。
 今度来る時は電話で確認してから来ますね」
  
 
今日は横浜晋山に顔を出した。
気分的に、誕生日のバカ騒ぎができなかったので
昨日に続いてのお気に入り店での外食としたのだ。
 
 

 
稚鮎の南蛮漬けは、この時期の楽しみ。
そして月山を飲みながら、街の情報を交換しあったりする。
  
観光で来た外国人は、国に帰れない事態になってて
あちこちの店を渡り歩いている・・・とかを聞くと、
自分が観光で他国へ行っててそんな目に遭ったら、
ハッキリ言って破産だな、とゾッとしたりする。
 
 

 
筍、食べたかったんだな。
 
和食のいろはを教えてくれた山田屋の板長は、
この時期に顔を出すと、必ず1本焼いたのを出してくれたっけ。
 
季節の物を食べる習慣があると味で季節を再確認できるようになるし、
季節を感じるキッカケもまた味わいだって、理解させてくれるんだわ。
 
そう言えば蕎麦だって季節物ではあるけど、主食だから米と同じで
新蕎麦の時期とそうじゃない時期の差が、昔はもっと大きかった。
 
今では、日本以外でも作る場所があって、
季節が逆な南半球の物も流通してるって聞いた事がある。
 
食全般にそれは言える事だけど、気づけばいつでも同じ味に慣れきって、
本来の「旬の味」を忘れさせる市場原理に毒されたって事なんだろうね。
 
 

 
今日は、並蕎麦。
 
シンプルに蕎麦を楽しみたくて、コイツにするか辛味大根蕎麦にするか悩んだ。
十割蕎麦、その物を楽しむならコッチかなぁ・・と。
 
何時もの味、という印象なんだけど、
これが他の店で食べるとあれ?ってなる。
 
香りや甘味、そして腰と喉越し。
 
それらは全て、日頃食べている蕎麦が基準になり、
好みのベンチマークになってしまうのだが、
それが刷り込まれるには安定したクオリティがあってこそ、の話。
 
そしてそれは、せいろで食べるのが基本な人と、
かけ蕎麦を食べるのが基本な人でも違ってくるほど、
小さな差でしかないのかも。
 
日頃、雑でジャンクな物しか食べてないと、
繊細な味わいなんて判断できなっちゃうしね。
 
さて、自粛ムードな中、長っ尻は禁物。
早めに帰りますかね。
 
ごちそうさまでした。
☆☆

2020年4月2日木曜日

ハンバーグ

「ウチは営業時間が遅いのもあるし、
 そもそも宣伝してないのでお客様も常連が多いから
 あまり営業に影響は無いですね」
 
「そうなんだ」
 
「昨日は満席で、結構忙しかったですよ」
 
「隠れ家的な店は、どこもそうみたいですけど、
 それも8割って話は聞きますよ」
 
「営業形態も違いますけど、
 それとは別に、自分自身の考え方の中に
 このまま営業してて良いんだろうか?って疑問はあるんです」
 
 
マスターはイタリアにも在住していた事があって、
電話で状況を聞くと、かなり大変な状態だと聞かされていたようだ。
 
皆で一緒に乗り越えていきたい、
とも言う事から、一人勝ちな状況を良しとできない気持ちも
あるんだと勝手に想像する。
 
 
「今日はここのハンバーグが食べたくてさ。
 それと、いつもだったらオールドモルトを持ち込むとこだったけど、
 こんなご時世なんで、遠慮したんですわ」
 
「今年はそれで正解だと思います。
 そういう時もありますし、来年もありますしね」
 
「そうですね。」
 
 

 
今日の目当てはコイツ。
 
シンプルにハンバーグなんだけど、
スペシャルオーダーで肉はA3のみで作ってもらっている。
 
うん
久しぶり〜な味わい(^_^)
 
ちょっと大きめな肉も入っていて、
それがまた面白い食感になる。
 
ハンバーグの中に小さめのサイコロステーキが入っているような
食感もハーモニーが面白いのだ。
 
当初はミンチにしてパティとして仕上げた物を用意していたけど、
コストを見直す頃から、ステーキ用の肉を包丁でミンチにして
パティを作るようになった。
 
だから、粗いミンチにしてもらう事も、
A3とA5のミックス度合いの変更もオーダーできる。
 
 
「先輩、私から一杯差し上げたいのですけど・・・」
 
「嬉しいですね。頂きます。」
 
「実はコレなんですけど。」
 
「え?ボトルナンバー1って??」
 
「例のクラフトジンのメーカーが作ったブレンドなんですけど、
 本当に偶然で、まさかの001が来ちゃいました。」
 
 

 
へ〜
クラフトジンのニュアンスがほんの少しあるけど、
ブレンデットウィスキーとして出色のバランス。
 
豊かなフレーバーの中に、複雑な味わいがあるのだけど、
そのどれもが突出していなくて、結果的にジンに共通する部分だけが
味わいの中で手を上げているような、不思議な楽しさがあった。

それにしてもボトルナンバーが001ってのは、凄い。
 
この手の数量限定品にはよくボトルナンバーが付けられているのだけど、
最初と最後のナンバーは、普通は上客とか特別に縁の深い顧客とか用に
売り出されない事が多いのだ。
 
そういう意味ではコレクターズアイテムになりかねないのだが、
酒は飲まなくちゃ意味が無い、というスタンスがマスターにもあるのだろう。
 
バースデープレゼントとしても最上の一杯、
ありがとうございました。
 
ごちそうさまでした。
☆☆ 

2020年4月1日水曜日

横浜晋山で玉子とじとか

「結構、恐い感じになってきました」
 
「閉めてる店、多いですよね」
 
「12日までは皆で休もうって事で動いていますけど、
 それもどうなるかわからないですね」
 
「ここは相変わらず?」
 
「いえいえ、やっぱりいらっしゃるお客様、減りました。
 大将は、仕入れの数で悩んでたりします」
 
「こうなったら、京都方式で予約のみとか・・ね。
 前にも言ったけど。」
 
「人数制限とかは考えた方が良いかも知れないですね」
 
 
お気に入りの店へ行く運動中の自分、
今日はまた横浜晋山へ顔を出したけど、
常連が着席する事が多いカウンターは賑わっていても
テーブル席には空きがあった。
 
 

 
烏賊のヅケをアテに鍋島を飲んでいたけど、
ここが無くなったら困ると感じている客が多いのか、
他の店とは違う様相があるのは不思議。
 
決して安い店では無いけど、
コストパフォーマンスは良いと感じさせてくれる事と、
大将と女将の人柄が、常連客を惹きつけているのだと想像する。
 
京都は、その長い歴史の中から、作法や常識が育ち、
その結果は、余所者を入れない暗黙の了解も出来上がったのだと思う。
 
そのため、紹介が無いと入れない店は増え、
普通の店でも予約しないと入店を断られるケースが多く、
そこを突破する楽しみもまた、色々あるのだけど、
所詮は関東の田舎者の浅知恵でしかない。
 
ただ、晋山のような店で食べていると、
予約のみにした方が客も店も安定できると感じてしまうし、
そう考えるべきとも思うようになった。
 
店の正面には蕎麦屋とは書いて無いけど、
外に出すお品書きには蕎麦と料理とその価格が書いてあって、
飲み&蕎麦の店という事は自ずとわかる。
 
そして価格設定がある程度防波堤になっているので、
観光客が入ってくる事は殆ど無いのだが、
蕎麦喰いが勘違いして入ってくる事はあるのも事実。
 
そして何時の頃からか、
行く前に必ず電話するクセがついた。
 
 

 
久々の鴨の白煮。
やっぱ、この味つけのバランスは楽しいね。
 
白髪葱と鴨肉で巻いて食べると、
鴨の美味さが引き立つ気がする。
 
今日はこれを食べるって決めてたから、
蕎麦は鴨を避ける。
 
と、カウンターの常連が玉子とじをオーダーしていたので、
自分も食べたくなって、ハーフサイズでオーダーした。

  

 
出汁とかえしの美味さがあるから、
汁蕎麦故に蕎麦が柔らかくなっても楽しめる。
 
そんな事を汁蕎麦を食べる度に確認させられるけど、
蕎麦をメインに楽しむなら、やっぱり更科が欲しくなる。
 
寒い夜、腹の底から温めたい時にだけ食べる汁蕎麦。
食べつつ思ったのは、白煮諦めて鴨南蛮にすれば良かったなぁ・・・
ということ(^_^;
 
それにしても、
こんな蕎麦が食えなくなったら嫌なので、
一日でも早い、コロナの収束を願うばかりです。
 
ごちそうさまでした。
☆☆

2020年3月31日火曜日

侍で孤飲

自粛の何が辛いって、
誰かと話す機会が減るからなのだと思う。
 
人は社会の中で生きているものだから、
例えソレが仕事であっても、他人と喋る事で感情の安定を得て、
生きていく気力を養っているのだと思う。
 
その家庭とは別の社会が仕事だけだと世界は限定され、
結果的に視野の狭さを招くと考えられる。
 
だから、家庭とも仕事とも違う世界を持つ事が大事と言われ、
生活に直結しない、世間のしがらみに影響されない社会に参加する事で、
自分自身の生き方や立ち位置を確認しやすくなるのだろう。
 
自分は一人で飲むのが好きではあるけど、
自宅で一人で飲むのはこんな自粛の中じゃないと
あまりしない。(ビール一杯とかは飲むけど、それは水代わりね)
 
つまり、一人で飲むとか一人で食べるとかの場合はカウンターで楽しむのが基本で、
店の人と話をしたり、偶然隣り合った人と会話するチャンスがあるから、
ある意味、その日限りの社会を楽しんでいるのだと感じている。
 
 

 
「さすがに今日は、お客さんいないですね」
 
「えぇ、ここのところ急に減りました」
 
「やっぱり、知事のコメント出てから・・ですよね。
 ウチもあの後、いきなりキャンセルが増えました」
 
「こうなってくると、営業の仕方も考えないとダメかも知れないですね」
 
 
昨日の妄想食堂では満足できなくて、
なんかちょっと、ちゃんとした物を食べたくて自粛ムードの中、
諦めつつ「侍」へ来てみたらオープンしてたので・・・入った、と。
 
多分、自粛による孤独に負ける人ってこれから増えていくだろうし、
そもそも外食比率の高い人にとっては、深刻な問題になりかねない。
(自分もその傾向あり)
 
今となっては、会いたい人に会いに行ける状況でも無いし、
パーティーを開くような事もできそうにない。
 
それより、日頃お世話になってる店が開いているなら
なるべく通う事の方が大事と考えての行動になるけど、
それすらも難しくなってくると、こうやって来てしまう事に
罪悪感さえ生まれてくるから恐ろしい。
 
 
「お一人なんで、玉子焼きハーフで焼きましょうか?」
 
「嬉しいですね、お願いします」
 
 

 
焼き鳥屋の玉子は美味しいに決まってる、
と勝手に思い込んで(暗示をかけて)玉子料理はよく頼む。
 
蕎麦屋や和食店が出す玉子焼きとはちょっと違うタッチだけど、
玉子好きとしては欲しいアテなのだ。
 
 

 
あったらオーダーする大山鶏のネギマ。
そしてツクネ。
 
 

 
ほっとする味わい。
いつも通りの美味しさ。
 
中華街がほぼ全滅な状態の時、
ここ「侍」や「ケーブルカー」はほぼ満員な状況だったが、
それも事態の深刻化が進むにつれ、客足が急速に減ってきたと聞く。
 
ネットには、恐怖を打ち消すためのデマや攻撃的反応が増え、
マスクをしない人へのバッシングも増えてきた。
 
でも、手に入らない物を着用しろと言われても
困ってる人は多いだろうとも思う。
 
花粉症な自分にとっては、
檜花粉が飛び出す頃に起きる咳を抑える事と
咳が出てしまう時に使うマスクはストックを温存して対処するけど、
マスクはそもそも、他人に対してする物なので、求められる事も増えるだろう。
 
濃くないに流通しているマスクは中国からの輸入に頼る物が7割ほどある、
と聞いているから、そりゃぁ店頭から消えるわな、って思っていた頃はまだ良かった。
 
実は、様々な物が中国からの輸入に頼っていて、
例えば、電化製品やエアコンの修理を行う時に、
特に業務用については、そのパーツが入ってこないのでできない、
という問題に直面している。
 
3月中に修理したかった物が、資材が揃わない事で完了できず、
いつ完了するかわからない事態になっていたりして、
コロナも恐いけど、インフラの崩壊にも繋がりかねない事態は
実は既に進行しているのかも知れないね。
 
ちょっとだけ多めに飲み食いした今日だけど、
私は2人目の客だったと聞かされて、
「いっそ休業しては?」と言いそうになった。
 
それは自分もここのところ思っている事で、
開けている事で数少ないユーザーが来てしまう現実があり、
そのユーザーが出歩く事も、本当は良くないと考えている。
 
だけど同時に、経済的な問題もあり、
業務を止められない現実もあって、
スタッフの雇用安定を図る必要もあって・・・
 
困ったものです。
いつまで続くんだろうね。
 
と、やっぱり心晴れない晩飯になったけど、
唯一の救いは、ちょっとだけでも通う店に金を落とせたこと。
 
というワケで、飲み過ぎました。
 
ごちそうさまでした。

2020年3月30日月曜日

海老フライ

毎年誕生日には、ストックの中のオールドモルトを1本開けて、
グズグズになったコルクを打ち替えてもらうようにしていた。
 
そしてそのボトルの酒は、その日そこにいるスタッフへ振る舞い、
ボトルを持ったまま別の店へ行って、そこでも振る舞うようにしていた。
 
去年は1972年のマッカラン25年だったが、
ネットではふざけんなって価格になっていて、
飲まない方がバカだよね〜と言いながら飲んだっけ。
 
そしてあらためて、あの時代のマッカランの凄さを
心底感じる素敵な夜になっていた。
 
でも・・・
今年はそれを自粛。
 
自宅で開ける事も考えたけど、
間違いなくもげてしまうコルクの打ち替えは必須だから、
この騒ぎが終わったら、どこかのタイミングで開けたいと思っている。
 
それにしても、なんだかつまらないよね。
誕生日なんだし、ちょっと贅沢なモノでも食べたいよね。
 
自粛です、と自分に言い聞かせつつも
同時にやってる店がかなり減ってきた。
 
って事で、今日も妄想食堂へ行く事にする。
 
 

 
ここのとこ食べてない、海老フライ。
 
好きなんですわ、マジ(^_^;
 
この前、ケーブルカーで小さいながらもタップリな海老フライ食べたけど、
今日のイメージはもうちょっと大きめのこんなヤツが欲しい。
 
で、こういう洋食屋が出すような海老フライって、
調べて構えて食べに行かないと出会えない料理、だと思ってる。
 
高級なレストランだと良い海老を使う分小さめだし、
豚カツ屋だと迫力が有りすぎたりする。
 
海老フライ専門の店が東京にあると聞いているけど、
大きい有頭海老2尾で5500円とかの強気な商売で、
そのコスト出して美味しく無かったら怒るよね。
 
だから、庶民的な洋食屋な店で食べる、
職人技が見えるような海老フライが一番嬉しくて、
そんな店を見つけるのがかなり大変なのだ。

高い店で食べるなら、市場の場内で食べた方が
絶対楽しいって思うしね。(豊洲だったら八千代とかね)

ちなみに海老フライだったら、
クリスピーな衣とプリプリな海老をたくさん食べる事を大切にしたい。
小さめんば海老だったら2尾を1本のフライにしたようなモノの方が好きなのだ。
 
よく、フライと天麩羅の違いを衣の違いと説明する人がいるけど、
確かにそうだけどそれだけじゃない。
 
天麩羅は刺身でも食べられるようなタネを使い、
揚げ時間は脱水の加減で決めるけど、
フライはパン粉がカリッとする事&具材にしっかり火が通る、
というタイミングで揚げ方を調整するものだと感じている。
 
上質な天麩羅を出す店では、
火は通っているけど生っぽい状態で出すような繊細さがあるけど
 
フライは・・
パン粉がある分濃い味つけが必要で、
ソースやタルタルソースなんかを使って食べる楽しみがいっぱいで、
その分、素材の質を突き詰める意味を見いだせないワケだ。
 
カリッ、プリプリ!な食感にドッシリとした味わいを
タップリ食べるなら海老フライ!
 
あ〜〜〜
海老フライ食べたいなぁ・・・・・
 
ごちそうさまでした。

2020年3月29日日曜日

辛いにも程がある担々麺

実は連休中。
そして外出自粛な2日目。
 
家にいる事は苦痛じゃないと思うけど、
それは仕事があるからのメリハリで、
外にも出られないなら、かなり楽しく無い、と今さら気がつく。
 
まぁねぇ、
やっぱ妄想食堂行くしかないよねぇ・・・(^_^;
 
と言う事で
今日頭に浮かんだのは担々麺。

担々麺と言えば、胡麻風味の辛い麺と思い込んでいて、
何故か擂りゴマだけは嫌いだった私は殆ど食べる事がない麺料理だった。
 
だが、リアルな担々麺(汁なし麺)い出会って、
そんな思いは消えていく。
 
 

 
ニューカマーが開いたその店では、
当たり前に汁なし担々麺が売られていて、
汁有りでも擂りゴマなんて入らない独特な味わいがあった。
 
で、かなり辛い。
汗だくになるくらい暖まる。
 
それでも日本人向けに、ちょっと胡麻入れたり
甘味を足したりしているのだとか。
 
これを食べた事から
何となく担々麺を食べるようになっていて、
香港に行った時にも飲茶屋にあったのでオーダーしたりした。
 
 

 
で・・・
これ、私が一番苦手な、擂り胡麻風味いっぱいの麺な上に、
辣油がちょっとかけてあっても、ち〜とも辛く無い&麺がユルユルで・・・
 
日本から逆輸入された担々麺は、
香港では美味しいと言いがたい代物になっていたのだ。
 
 

 
去年だったか、そんな日本的な担々麺じゃない物を求めて中華街で食べたコイツ。
 
辛いにも程がある担々麺ではあったけど、胡麻の味が強烈な担々麺全盛ではない事を
理解できる一杯でもあったっけ。
 
それにしても、どんだけ辣油入ってる?って感じの見た目で、
食べる前からどうしようかって悩んだ事を思い出す。
 
油って美味しさを与えてくれるモノの一つだし、
自家製辣油は市販品とは比べものにならないくらい味わいが豊か。
 
そして、丼を手に取って食べる文化じゃない人達が作る料理だから、
レンゲで飲むスープとして辣油の調整もできる事が前提であり、
その食べ方でバランスされた味つけであるのは言うまでも無い。
 
ただねぇ
自分としては、汁麺はスープを残さずに飲み干したい欲望&義務感があって、
残す事にやっぱり抵抗があったのだよね。
 
麻婆豆腐もそうで、食べ切った時
多い辣油だけが皿に残る様は、凄く心が痛い。
 
しかも、そんな辣油が美味しいんだから
質が悪いよね(爆)
 
さて今日は、何食べよう。
既に酔っ払いなので、コーヒーカップで作るカップヌードルになりそう・・・
 
ごちそうさまでした。

2020年3月28日土曜日

ハンバーガー

昨日が和な晩飯だったからか、
今日は無性に肉が食いたい。
 
それもジャンク系なヤツがいいね。
ガシガシと食わなくちゃダメなようなやつがいい。
 
横浜でハンバーガーと言うとそこそこあるんだけど、
これは美味い!ってのはそうそう無いのも現実。
 
進駐軍がいた街としてはいささか残念ではあるけど、
そもそもハンバーガーという食べ物を認知したのは
野澤屋(後のノザワ松坂屋)一階のマクドナルドが出店してからのこと。
 
当時のハンバーガーは80円、チーズバーガーが100円、
ビッグマックは150円だった事を覚えているが、
多分1972年の事だから、駅の立ち食いそばだと40円とかで食べられた時代、
その価格設定はかなりの強気だったと覚えている。
 
ちなみに「ゆで太郎」や「味奈登庵」の立ち食いそば系の店舗では
かけ蕎麦が340円の設定だから、今の貨幣価値で言うと
普通のハンバーガーが税込みで800円とかの価格になっている感じだろう。
 
だから、食べた記憶はあまり無くて、
そして未経験の牛肉の匂いに惹かれなかったのは未経験故のこと。
 
そんなハンバーガー価格も、高度成長期でガンガン上がる物価に合わせて
翌年には80円が100円に上がって、ますます手が届きにくくなったのは
言うまでもない。
 
 

 
以前は、ハワイ料理店だったこの店、
元町に多く存在するアメリカンハウス(JO'S)系列ではあるが、
間違いなく私が見てきた横浜の空気を理解している人が
店舗などを上手くアレンジしているように感じている。
 
抜群ではないけど、ちゃんとプレミアムなハンバーガーを提供していて、
ベースとなるクラシックバーガーは1100円(税込)となっている。
 
 

 
元町に本社がある店らしく、横浜ブランドを上手く取り入れていて、
ビールはキリンのタップマルシェを利用して、クラフト生を出してくれるんだが、
今日のチョイスはブルックリン・ラガー。
 
30代の、寝る事が許されないような仕事していた時に出会ったコイツ、
日本初のブルックリン・ラガー(ボトル)を番組で紹介した後に飲んでみたけど、
ただただ重いビールというイメージの中に、
果実味の気配と黒ビールとはちがう風味があって面白いと感じてしまう。
 
当時のアメリカンビールは、水の様なライトな飲み口が主流で、
バドやクアーズなど、どれもある意味没個性な味わいに統一されていた記憶がある。
 
日本では徐々にオールモルトビールが支持されだした頃で、
キリンではハートランドビールを1986年に発売し、
自分自身としてはその年にイギリスで地ビールの洗礼を受けてから、
ドッシリとした味わいのビールが好きになっていた。
 
これは、嬉しい!
と思ったブルックリン・ラガーは、残念ながら当時はあまり売れなくて、
やがて街中からも姿を消してしまうのだが、それがキリンのプロデュースで
広く認知されていく事は個人的にもかなり嬉しい流れなのだ。
 
ちなみに元町の老舗は、この店のオーナー会社社長もそうだと思うけど、
港町独特の「肩書きより実力を重視するスタイル」で営業展開しているのだと思う。
 
そしてそんな気質が、認知度がそんなに高くないブルックリン・ラガーを
メニューに載せる形で現れているのでは?と勝手に妄想していたりするのだ。
 
仕事柄、元町とは付き合いが深くなってしまい、
その中で知り合った中屋という酒店には
ブルックリン・ラガーが無いと相談したらヘンリーワインハード
というオレゴンもプレミアムビールを勧めてもらった事もあった。
 
ブルックリン・ラガーよりライトで今のクラフトビールと似た美味しさがあって、
あったら飲みたい、売ってたら買いたいビールだったのに、
2010年頃に輸入業者が撤退して、日本から姿を消してしまったのが残念だ。
 
そんな中屋、
日本でここにしかないチーズを置いたり、美味しい酒ならばちゃんと仕入れて
自信を持って勧める、なんて商売が基本だったけどそれは他の老舗も同様で、
その片鱗は今でも元町をはじめとする港町横浜には残っているのかも知れない。
 
 

 
今日のチョイスはグリーンチリチーズバーガー。
 
モスバーガーのスパイシーモスバーガーでハラペーニョとハンバーガーの
コンビネーションが楽しいと知ってから、結構な頻度で食べるようになった。
 
ここのハンバーガーは、優等生的な味わい。
パティのボリュームはもうちょっと欲しいけど、
バランスは良くて、食べた〜な気分に満たされる。
 
これで肉質に拘ったり、食感に個性を持ったら
もっと魅力的になるんだろうなって思うけど、
そこも含めて上品なバーガーでした。
 
あ、勿論、妄想食堂ネタね。
もう外出禁止令、発令中だしね(^_^;
 
いつまでこれが続くんだろうねぇ・・・
 
ごちそうさまでした。

107トゥナティウタコスでカルニタス・タコスとか

Instagramに何度も現れたタコス屋「107トゥナティウタコス」。   医者の帰りに店舗工事をしているのを見かけてて気になってたけど、 映えを意識した店内や料理は、確かに興味津々にさせる魅力があった。         行くならウィークデイかな・・と思って行ってみたら、...