2024年2月14日水曜日

菜香新館で昼の飲茶コース

いや、まいった。
12日の朝、起きたら意味不明な痛みが上半身右側にあって、
どこが痛いのかわからないけど、とにかく起き上がる事が難しい状態だった。
 
前日に結構飲んで、鴨南蛮でしめてフラフラと歩いて帰ったんだけど、
変な寝方をしちゃったのかな・・と思ったのだが、それにしてはちょっと酷い。
 
トイレにも行きたいし腹も減ったので起きようとしたが、
ちょっと動くと胸から背中にかけて痛みが走って、思わず叫びそうになった。
 
こういう時は、痛まない体位を取りつつ、時間をかけて立ちあがるしかない。
ゆっくりうつ伏せ状態になってから、足を折って正座でお辞儀状態にまで持っていく。
そこからゆっくりと上半身を起こして・・・と、どうにか立ちあがれた。
 
このままだと、14日(今日)にあるランチの予約と夜に知り合いの
結婚披露パーティーには到底行けそうにないので、
昨日かなり時間をかけてかかりつけの整形へ行ってみた。
 
レントゲンの所見と症状から推察して頸椎の5番と6番の間が狭くなってて、
その影響が出ているのでは・・との事。
 
首か・・・
脊髄も頸椎も、カメラマンをやってた副産物かも知れないな。
って言うか、仕事卒業で動きが減って、筋力低下ってのも大きそうだ。
 
医者に言わせると週に2〜3回リハビリやって、
首周りのストレッチは毎日やって、当面はロキソプロフェンとエペリゾンを飲み、
痛みが強い場所にはロキソニンのテープを貼れとの事だった。
 
なのでまずは首を伸ばす&電気によるリハビリをやってみたが、
スッと楽になるような効果が感じられない。
処方された薬を飲んで大人しくしていたが、
今日の朝は首を支えて動かさないようにしないと
起き上がれない状況だった。
 
とは言え、知り合いのパーティーには顔を出したい。
ただ、立食で長時間な予定とあると、正直自信が無い。
なので、昼に予約したランチへ行って様子を見てみる事にする。
(行けそうなら顔出すし、ダメなら辞退の連絡すれば良いしね)
 
新聞紙を畳んでバンダナで包んだ簡易ギブスを装着し、
腰にもコルセットを着けての外出してみる。
 
あ、これは痛いぞ・・
やっぱりちょっと無理があるか。
いずれにしろ、首の動きで痛みが出るから立食パーティーは絶対無理(T_T)
 
でも、店には着いちゃったからサラッと食べたら即帰る、
ってパターンで入る事にした。(ってどんだけ食い意地は張ってるのかね)
 
 
 
 
店前に列ができている。
予約しているんだから素直に入れる・・と思ったら、
並んでいる人は皆さん予約している人なのだと。
 
え〜〜〜
予約の意味無いじゃん?
帰ろうかな、首痛いし。
 
・・と思っていたら、要するにエレベータ待ちだったらしく、
ワリとすんなり入店できた。
 
 
 
 
あ・・・
これってもろ、ペニンシュラ香港の嘉麟楼の真似だよねぇ・・・
 
 
今日の平日ランチ「清芳午餐」(3000円)は、
飲茶のセットだがアフタヌーンティーのスタイルで出すらしい。
 
と言う事で、お茶は4種から選べる。
・凍頂烏龍茶
・特選雲南普洱茶
・白桃烏龍茶
・極品茉莉花真珠茶
 
ま、飲茶だからポーレイ(普洱茶)かな。
 
で、小皿に色々出るという飲茶はこんなラインナップ
 
 くらげの冷菜/野菜の甘酢漬け広東風/柔らか牛タン
 梅ザーサイ・にんにくの芽 黒オリーブ炒め
 銀杏入り 冬の茶碗蒸し・ささみとセロリの腐乳炒め
 金目鯛の蒸しもの 香味ソース・海老のチリソース炒め
 ブロッコリーのかに湯葉あんかけ・ほたてと茄子の黒胡椒味噌
 干し貝柱入り国産豚の手包みしゅうまい
 元祖 海老のウェハース巻き揚げ・さつまいもの餡がけ シナモン風味
 広東風あったか白粥
 とろーり金のゴマ団子
 夢見ごごち、なめらか杏仁豆腐
 
う〜む、ネーミングセンスが・・・
 
 
 
 
で、くらげ〜にんにくの芽が一皿で登場。
 
菜香って久しぶりだけど、
こんな感じだったかなぁ・・・なクオリティ。
 
美味しいけど特徴的ではなく、
「らしさ」がどこにあるのかわからない感じなのだ。
 
 
 
 
あ・・・
なるほど、こうなるのね。
 
これ以外に焼売とかが蒸籠で出るようだ。
 
う〜〜〜〜〜む
美味しいよ、確かに。
楽しいよ、間違いなく。
 
嘉麟楼を手本にするなら、このヌーベルシノワなセットはなるほどだけど、
上品過ぎて飲茶を楽しんでいる気分になりにくい。
 
でもまぁお茶も上質だし、
お湯を足しながら摘まんでいくには良いのかな。
 
自分としては、ここまで種類多くしなくて良いから
料理それぞれの量を増やして欲しいかな。
 
 
 
 
お粥は「萬珍樓點心舗」の物よりは好みだけど、
「安記」のレベルには届いてないと思う。
 
「安記」のお粥は専門店ならではで、
その滑らかな食感と穏やかな中にある深みある味が特徴で、
「萬珍樓點心舗」も「菜香新館」も食感に固さや粗さを感じるのだ。
 
とは言え、お粥を食べにきたわけじゃなくて
ちゃんとした中国茶と点心を楽しみたかったから
満足できるセットだと思う。
 
それにしても首、困ったな。
 
来週はチョロッと出かける予定だし、
写真講座の講師もやらなくちゃ・・なので、
最悪、リハビリ&投薬で押さえ込むしかないのか。
 
頸椎のトラブルは、
若い頃のムチ打ちやカメラマンとしての酷使が遠因だと思うけど、
動く事が減って落ちた筋力の問題もあるのだろう。
 
世間様はバレンタインデーと言う事で浮かれているようだけど、
早く帰って横になろう。
 
旅行は中止にできるけど、
写真講座は中止にできそうにないので、
そこまでにはどうにかしないとね。
 
ごちそうさまでした。

2024年2月10日土曜日

横浜晋山で鴨南蛮とか

以前は足繁く通っていた「横浜晋山」。
でも今は、そんなに通えていない。
  
上質な食事を楽しめる&珍しい良質な酒を味わえる、
という魅力は常に進化しているのだけど、自宅でユルユルとしていたい
・・という欲求が強いのだ。
 
だが、それでも突然、
晋山の蕎麦が食べたい病は発症する。
 
 
 
 
寒い日に食べたくなるのは汁蕎麦。
となれば、鴨南蛮や鰊蕎麦といったところが思い浮かぶのだが、
晋山だったらやっぱり鴨南蛮になる。
 
でも、いきなり蕎麦にならないのは言うまでもなく、
まずはお酒とアテ、というのがパターンなのだ。
 
 
 
 
既に筍が出ていて、思わずオーダー。
「走り」も「盛り」も「名残」も揃えるのがこの店の流儀。
 
旬を味わう事で季節の移ろいを感じられるのが楽しいが、
そう言う意味ではやっぱり和食が一番馴染みやすいのだろう。
 
 
 
 
合わせる酒は「刈穂」の純米吟醸と「天山」の山廃純米。
アテには筍の他に「干し大根の江戸漬け」も頂いた。
 
 
 
 
晋山はこんな風に江戸料理を再現する取組を行っていて、
例えばネギマ(葱と鮪の鍋料理)を焼き鳥の様にして出している。
 
この江戸漬けは季節限定なのであったらつい頼んじゃうけど、
次は何を出してくれるんだろう、という興味があって毎回献立を見えるが楽しい。
 
 
 
 
やっぱ冬は「鴨南蛮」だよね!
 
熱いかけ汁に溶け込む蕎麦の味わいは
鴨の脂と混ざって何とも言えない美味さに昇華する。
 
蕎麦だけで言うなら「鴨せいろ」になるんだけど、
この汁の楽しみは捨てがたいのですな。
 
と言う事で、今日は飲みすぎです。
 
ごちそうさまでした。

2024年2月7日水曜日

徳記のランチ

豚足ソバと言えば「徳記」というくらい有名な店で、
関帝廟通りからちょっと入った場所にあるその店は、
愛想の悪い応対も別の意味で有名だった。(「海員閣」並と言えばわかる?)
 
骨付き肉が好きじゃない自分にとっては豚足も興味が無かったが、
手打ちの平打ち麺が美味しいから・・と何度か通った事を思い出す。
 
そんな店が2019年2月に閉店と聞かされたけど
態度悪い店に敢えて行こうと思わないまま放置。
 
しかし、4月にはリニューアルオープンしたと聞いて、
代替わりか流行の店名ごと居抜き?と思っていた。
 
魯肉飯で有名な「秀味園」もそうだったが、
店名ごと居抜きの場合は名物料理を引き継いで頑張るのが常。
(居抜き後、改装され料理も増えたけど魯肉飯は同じ様に提供された)
 
だから「徳記」の豚足も気になってはいたが
そう・・・豚足は好きじゃない。
 
なので、やっぱり放置していたワケだ。
 
 
 
 
最近、中華街ランチツアーを始めていたので、
古の名店?と言われた「徳記」にもランチがある事には気づいていて、
ランチで味を確かめてみるのは面白いかな?って思ってしまった。
 
となると、後は塩対応がどうなってるかも気になってくる。
なんか、こんな綺麗な立て看無かったし・・と恐る恐る入ってみた。
 
 
 
 
「イラッシャイマセー、アイテルトコロスワッテー」
 
・・と中国系な日本語で応対してくれるお姉さんは、
恐かった大姉では無くてホッとする。
 
 
 
 
今週のランチ
A国産霜降り牛肉と長芋の黒胡椒炒め 1190円
B皮付き海老の香り炒め 790円
C豚バラ肉のクミンパウダー炒め 790円
Dレバーの四川味炒め 790円
 
①豚足麺 店長おすすめ 1150円
②ねぎチャーシュー麺+半チャーハン 850円
③広東風焼きそば 790円
④雲呑担々麺 790円
⑤白魚とレタス入りチャーハン 790円
 
さて、どうする。
多分一回しか食べた記憶が無い豚足麺を1150円も出して食べるか?
 
ってか、広東料理店だったはずなのに、
箸袋には四川の文字が広東の上にあるぞ?
 
だから雲呑担々麺なる不思議な麺物が、あるのかも知れない。
ランチセットとしてはAとかCを食べてみたいところだが、
③や⑤も単品系ランチとしては捨てがたい。
 
で、悩んだ結果、②のねぎチャーシュー麺+半チャーハンをオーダーした。
 
 
 
 
あ・・・
ねぎチャーシュー麺って、コッチ系だったか・・・
 
ラーメン屋によくあるネギラーメンと同じで、
ネギと叉焼を細切りにして辣油で和えて乗せるタイプだ。
 
広東料理店だから、白髪ネギと細切りじゃない叉焼が乗ってると
勝手に思い込んでいたようだわ。
 
まぁ、でも、コッチ系のネギチャーシュー麺も嫌いじゃない。
と言う事で、まずは半チャーハンを食べてみた。
 
 
 
 
あ・・
これは楽しい!
 
所謂ごく普通のチャーハンなんだけど、
塩の加減が絶妙な上に、適度に焦げの香りが混じっていて
パラパラ度も適度な感じなので、レタス炒飯は美味しいだろうと思えた。
 
では、麺は・・・?
 
 
 
 
あ〜〜〜まぁ〜〜〜
こういう味だよねぇ・・・・
 
てか、結構辣油が辛いよ?
四川な感じがかなりあって、広東料理店の味わいじゃないね。
 
麺は手打ちなの?
って思うけど、中華街の麺としてはまぁまぁ。
 
炒飯の味付けは悪くなかったから、
料理を選べば楽しめる店にはなっていると思った。
 
面白かったのは、
付け合わせで出てくる漬物が搾菜に花椒の実を散らしたもので、
ちりめん山椒の様な楽しさがあって間違いなく以前の店とは傾向が違う事。
 
グーグル先生に質問してみたら、
「桂宮」の総料理長が一旦閉めたこの店を引き継いだとの事で、
これは正に、店名ごと居抜きのパターンかも。
 
汚かった店内も綺麗に改装されていたし、徳記の看板も新しくなっていたし、
暖簾や行灯は以前の物を流用しつつも箸袋には四川の文字を入れ、
料理も幅広く増えていたから、豚足麺以外は別物なのかも知れない。
 
でも、ランチとして楽しむには悪くなくて、
昼間っから飲んだくれてる客もいたりするから、
以前の様な緊張感は無い楽しめる店になったのだろう。
 
と言う事で、また来て違うものを食べてみよう。
 
ごちそうさまでした。

 


2024年2月1日木曜日

大三元の餃子

中華街で食べられる餃子は、基本的に大きめで皮は厚め。
大阪や長崎の一口餃子の様に薄い皮で小さいサイズの餃子とは対極にあって、
町中華の様な皮よりも厚く食感が良い。
 
何故ならそれは、中国においては「餃子は主食」という概念があり、
中華街でもその概念が生きていたって事なのだろう。
実際、中華街にあった製麺所が売る餃子の皮は厚めの物が多かった。
 
そんな製麺所の一つ「永楽製麺」が業務用という名称で
大きく厚めな皮を出していてそれで良く餃子を作っていたけど、
そのモチモチ感は独特で大好きだった。
 
・・・が、そんな永楽製麺は負債によって営業をやめてしまう。
 
あのモチモチな大きめの皮が手に入らない?
と、途方にくれた事があったが
「捨てる神あれば拾う神あり」とは言ったもの。
  
「中華街で麺や餃子の皮を買うなら彼処しかない」と言う人が多い
「東成軒製麺所」の大判を試してみたら、永楽製麺の物以上の感動が待っていた。
 
ただ、「東成軒製麺所」で購入するには条件がある。
 
それは「予め予約」と「持ち帰り時間は2時間以内厳守」で、
予約しなくても有れば買えるけど、元々卸業者なので小売り分が少ないから
運が悪ければ入手できないのだ。(実際、買えなかった事があった)
 
でも、卸をやってるって事は、そんな皮を使う店があるって事。
ならば、中華街で好みの皮を使った餃子を出す店を探せば良いじゃん?
ってなったワケで、色々と食べ回る事になる。
 
結果、皮の美味さと食感が抜群だったのは
「蓬莱閣」と「大三元」の2店がモロに好みの餃子を出していた。

特に「大三元」の餃子は、
ひょっとしたら中華街で一番厚くてモチモチしているんじゃ?
って思う位の迫力があって、餃子だけを食べに行く事も多かった。
 
 
 
 
そう、あのモチモチな餃子、久しぶりに食べたいって思ってでかけた「大三元酒家」。
変わらない姿の店舗では、持ち帰り餃子販売カウンターもあって、
既に餃子気分が盛り上がりっぱなし。
 
とは言え、さすがに餃子だけってのはアレなんで、
まずはカニ玉をオーダーして、ビールのアテにした。
 
 
 
 
あれ?
なんか以前に食べた時と、感じが違うかも。 

この店、本来は上海料理店なのだけど、
オススメ料理として壁に貼ってある紙には「魯肉飯」とか「担々麺」とかあって、
上海料理ばっかりじゃないって事が伝わって来る。
 
そういう意味で言ったらこの「カニ玉」って何系料理?って思っちゃうけど、
具だくさんで食べ応えはあっても全体のボリュームとしては普通だから、
ビールのアテとしてはちょうど良い。
 
で・・・
来ました、餃子!
食べたかったよ、大三元の餃子!!
 
 
 
 
あれ?
あのモチモチな分厚い皮は何処へ??
 
え〜〜〜〜
この餃子の皮、普通のじゃん!
 
えぇぇぇぇぇ・・・
餃子の美味しさは変わってないけど、皮が違い過ぎる・・・
 
もしかして、コロナ禍があってコストダウンのために仕様変えた?
職人が変わって今風な餃子になっちゃった??
 
多分、町中華に比べたら厚めな皮だとは思うけど、
以前のあの皮を知ってる人間としては、かなり悲しい。
 
まぁ、思い出は美化されるものだし、
そもそも食の記憶なんて曖昧だろうからこんなもんだったのかも・・・?
 
いや、そんな事は無い。
絶対無い。
「蓬莱閣」の皮より歯ごたえがあって、
薄い刀削麺みたいな感じだったって覚えてるんだ。
 
でも、結構前の記憶だからなぁ・・・
 
今度「蓬莱閣」へ行って、餃子食べてみよう。
そしてその食感を確認しよう、と心に誓う。
 
あ、でも、餃子は普通に美味しいよ?
餃子&ビールはかなり楽しいよ??
 
と言う事で、また餃子を楽しみに来よう。
その前に「蓬莱閣」で食べると思うけどね。
 
ごちそうさまでした。

 
 


2024年1月31日水曜日

海南飯店でランチ

こんなに小さかったっけ?
・・って思った「海南飯店」
 
以前は丸い看板があって街の中華料理店的な佇まいがあったけど、
今の中華街におけるニーズに対応してか、
食べ歩き用料理を売るカウンターが設置されていた。
 
 
 
 
その販売コーナーの分食堂が狭くなって、
妙に店が小さくなったかのように感じてしまう。
 
イメージとしては倍の大きさがあったように感じて、
過去の画像を色々探してみたら、建物が半分になったワケでは無くて、
リノベーションしただけだとわかった。
 
ご時世だねぇ・・
とか思いつつ、本日のランチを確認。
 
海南飯店は週替わり制のランチを出していて、
麺+半炒飯なセットが2種含まれた計6種が立て看板に書かれていた。
 
 1 小貝柱黒豆炒め     750円
 2 エビチリ        750円
 3 豚肉と野菜炒め     750円
 4 ネギそば、半チャーハン 750円
 5 五目そば、半チャーハン 900円
 6 豚バラ煮込み      900円
 
 
これね・・・
1番とか3番になりやすいんだけど、
多分3番はありがちな野菜炒めになっちゃうから除外。
 
と言う事で1番か5番を考えて・・
煮込み系が美味かった様な記憶もあったので、5番を選んでみた。
 
 
 
 
あ、ここもスープがちゃんとしてるわ。
豚バラ煮込みは想像より大きい切り身だったね。
 
 
 
 
あ〜〜〜
味は良いのよ〜〜
 
でも、東坡肉の様に時間をかけて煮込んだものじゃなく、
しっかりとした食感があって、好き嫌いが出そうな煮込み方だった。
 
もうちょっとホロホロと崩れるような煮込み方だったら
ドンとご飯の上に乗せて一緒にかき込みたいんだけど、
一切れがわりと大きくて噛み切りにくい食感なのでそれは諦めた。
 
やっぱここは「干労麺(汁なしネギそば)」とか「牛バラと青菜のあんかけご飯」を
食べるに限るのかも知れない。
 
まぁ、こうやって食べに来ないと、今の状況はわからない。
だからこそ、色々な店でランチを食べるんだけど、
ここの古くからある料理は観光客にはあまり受けないのだろう。
 
次回は「干労麺」を食べてみようかね。
 
ごちそうさまでした。

2024年1月30日火曜日

越後屋で釣り鰺の天麩羅

金沢八景からほど近い場所にある、蕎麦屋「越後屋」。
法事関連で近くに入った時、寄る事が多い。
 
 
 
 
金沢八景と言えば、古くからの景勝地。
干拓によって姿を変えてきたけど神社や寺が多く、
観光客や参拝客のための飲食店もそれなりにクオリティが高い地域だ。
 
小柴漁港も近い事から美味い魚を出す店が多く、
有名な鰻屋も複数あったりするので、行くとまず鰻・・・になりやすい。
だけどそんな鰻屋にも魚料理が多くあって、鰻を諦めそうになったりもする。
(勿論、鰻を食うんだけど、酒のアテに地魚料理も頼みがち)
 
ただ、それらの店は人気が高く、
駐車場も完備されているから、行列が出来ている事もしばしば。
 
なので、入れなかった時や鰻まで食べる気が無い時には、
この「越後屋」で蕎麦を手繰る事が多い。
 
前にも書いたけど「越後屋」は夜鳴き蕎麦が発祥で、
屋台で蕎麦を売りながらこの地に辿り着いた、とHPに書かれている。
 
そして「越後屋」でも地魚を使った天麩羅なんかは限定メニューで出やすく、
それが結構楽しみだったりするワケだ。
 
 
 
 
蕎麦屋と言えば酒!
樽酒を頼むとこうやって升で出てくるのが嬉しいね。
 
そして今日はなんと「釣り鰺の天麩羅」があるじゃないですか。
と言う事で、アテにそれをオーダーした。
 
 
 
 
デカッ!
釣り物だから小さいか?・・・って勝手に思い込んでたね。
 
あ〜〜
想像以上に淡い味わいで、上質な白身魚を食べてるような気さえする。
 
だけどちゃんと鰺の個性もあって、
強いて言うなら柔らか過ぎな食感がアレだけど、
これは塩で食べたほうが楽しいね。
 
・・・で、酒を飲んでは食べる。
これを食べるだけで、来た甲斐があったかも。
 
ところで、鰺フライってのはよくあるけど
鰺天ってのはあまり出会わないのは何故だろう。
  
青魚だからクセが出やすい?→天麩羅だと誤魔化せない??
・・なんて邪推をするけど、
確かに鰺フライはソースをかけたりして食べるので
多少のクセはアクセントって思うようにも感じる。
 
またどこかで、鰺の天麩羅があったら食べてみて、
今日の味わいとの違いを確認したいって思ったね。
 
 
 
 
蕎麦は、通常の二八。
 
ここでは二八の他に十割蕎麦た田舎蕎麦があり、
かわり蕎麦もあるので毎度どうしようかと悩んでしまう。
 
でも今日は、天麩羅で飲みながら蕎麦を手繰るので、
天麩羅を単品で頼んで後で十割をもりで・・なんてオーダーは、
酔っ払いには贅沢過ぎると考えた。
 
 
 
 
こういう、ちょっと時代があるさりげない薬味皿って
なんとなく嬉しい。
 
山葵はともかく、ネギは蕎麦湯を飲む時まで使わないから、
こんな量がジャストだったりする。
 
 
 
 
わかっちゃいるけど、やっぱ十割で食べたかったな。
でも、飲んだくれな楽しみ方をするなら二八。
腰が残りやすいし敢えて残して後で酒振って手繰るってのも、楽しいんだよね。
(邪道だけどね)
 
え〜〜っと、
酔っ払いましたので、ゆるゆると帰ります。
駅まで歩くの、面倒だなぁ・・・ 
自宅そばにこんな店があったらいいのになぁ・・・
 
・・と無いモノねだり。
でも以前は自宅そばに、ここほど格好良く無いけど
通じるスタンスがあるお気に入りの蕎麦屋があったのだ。
 
 
「櫻庵:2006年撮影」
 
 
明け方まで仕事してのオフに、寝起き(と言っても午後遅め)に訪れると、
馴染みのおばちゃんが「お酒?」って声をかけてくれる。 
 
そして一番安い千寿(当時1合500円)をオーダーすると・・・
 
 
 
 
ね〜
これでカツ煮とか天ぷら盛り合わせとか頼んだら、
最後は蕎麦無しでもいけちゃう感じになれるワケだ。
 
小上がりの上で胡座をかいて、
もう一杯飲むか蕎麦いくか・・とか考えつつ、
タクワンをポリポリしながら飲む。
 
流れる気怠い午後の空気が、店が持つ穏やかな空間に満ちて、
仕事で貯まった澱を溶かしていくように感じてしまう。
 
ちなみにこの店、電動石臼で自家製粉していて
蕎麦はかなり美味かったので、かけ蕎麦も楽しかったと記憶している。
 
 
 
 
その日オーダーしたのは「むじな蕎麦」。
タヌキとキツネを合わせた蕎麦だけど、これが結構楽しい。
 
とは言えこの濃いかけ汁、こうやって見ると京都出身の同僚に
「ドブの様な色した汁」って言われそうだわ(爆)
 
ごちそうさまでした。

2024年1月25日木曜日

ミッドタウンBBQでデラックスチーズバーガーとか

友人と以前から
「ウィンドジャマーのが終わるまでに、もう一回キャプテンズバーガーを食べたいね」
と話していて、タイミングが合ったのが今日だった。
 
事前に偵察しても、オープン直後で既に満席だったので、
今日こそはと早めに中華街まで行くと、開店前なのに人が集まっていた。
 
と、スタッフが顔を出し
「30分前までは店前で待たないでください」
と悲痛な顔をして告げる。
 
そんな表情と声を聴いたら、
なんだかウィンドジャマーへの入店に拘る意味を疑う気分になった。
 
歴史ある店であり、ジャズバーとしても有名な上に、
そこでしか飲めないカクテルも出す希有な存在。
だから、閉店のお知らせが出てからは毎日が凄い集客で、
出演したいジャズメン達も有名なプレーヤーが押し寄せて
コントロール不能に陥ったのだろう。
 
 
「どうする? 待つ??」
 
「どうしようね」
 
「なんかさ、ちょっと可哀想な気持ちになっちゃったし
 河岸変えない?」
 
「そうだね、そうしようか」
 
「だったら、キャプテンズバーガーに負けない、
 美味いバーガーを食わせる店に連れてくよ」
 
「え〜 どこ〜?」
 
「関内」
 
「関内・・・」
 
「ミッドタウンBBQって店なんだよ」
 
「バーベキュー?」
 
「思いっ切りアメリカンな店で
 スタッフも客もほぼアメリカ系外国人。
 ここは日本か?って感じだよ」
 
「もうやってる?」
 
「大丈夫」
 
 
・・とそんな話をしながら、旧横浜市役所そばまで歩く。
 
 
(2020年撮影:現在スモーカーは置いてない)
 
 
「へ〜、知らなかったよ」
 
「スモークハウスってあるところが良いっしょ?」
 
「燻製所?」
 
「直訳するとそうだけど、バーベキュー専門店って意味なんだよ」
 
 
バーベキューと言うと、串焼きを炙ったものという概念が強すぎる日本。
アメリカでは伝統的な肉料理として認知され、ふっちゃけ言えば「肉の丸焼き」に相当する。
 
しかも直火で炙るのではなく密閉された空間で肉に熱を加える、
というやり方なので、大きな窯とも言うべきピットで燻製肉を作るスタイル。
 
なので「ミッドタウンBBQ」も店前にスモーカーを置いたりしてるけど、
もっと大きなスモークカーを設置していてるんじゃないかと思う。
 
 
「ハンバーガーだよね?」
 
「うん」
 
「色々あるけど、初めての君にはデラックスチーズがオススメかな。」
 
「へ〜・・トマト・オニオン・ピクルス・チーズなら、それだね。」
 
「じゃ、俺も同じ物にしようかな」
 
「後さ、ナチョスも食べたい。」
 
「え〜〜〜
 結構、量あるよ? 大丈夫??」
 
「大丈夫でしょ」
 
 
まぁ、男2人なら食えるかな・・・ 
と言う事で、まずはビール&ナチョスでスタート!
 
 
 
 
もう、ビール飲むしか無いって味だわな(^_^;
 
ハラペーニョの辛さが楽しい上に、結構かかってるチーズが
そのボリュームをボディーブローの様に効かせてくる。
 
そして、ハンバーガーが登場するタイミングで
2杯目のビールに取りかかる事にした。
 
 
 
 
「お〜〜〜、結構デカいね」
 
「良いっしょ〜?」
 
「良い!」
 
 
自分が好きで食べる物を友人に紹介するのって、結構楽しい。
喜んでくれたら、かなり嬉しい。
 
 
 
 
うん、美味い!
安定した美味さがあるけど、ここのはパティが美味いんだな。
 
 
「どうよ、これなら『キャプテンズバーガー』食えなくても許せるっしょ?」
 
「許す」
 
「実際、こっちの方が美味いと思うけど、
 『キャプテンズバーガー』は彼処の店ならでは空気もあって
 楽しいんだよなぁ・・」
 
「なんかね、長時間待ってまでって気にはなれなかったね」
 
「そうだねぇ・・・」
 
 
実のところ、こんな美味いハンバーガーが当たり前にある今、
「ウィンドジャマー」の「キャプテンズバーガー」の味はどうでも良くて、
単にその形を確認したい気持ちの方が大きかったと気づく。
 
 
ウィンドジャマー:キャプテンズバーガー/2011年撮影
 
 
今、思い返せば、ウィンドジャマーの「キャプテンズバーガー」の魅力は、
チャコールグリルによって調理されたパティの味わいだけだった。
 
バンズは特注の大型だったけどバンズ本体の美味さはそれほどでも無く、
オーソドックスなセッティングだったが故に、肉の美味さが際立ったのだろう。
 
ハンバーガーはチーズを挟む事でリッチな味わいになるけど、
肉本来の美味さは弱く感じてしまうと思っている。
だから「ミッドタウンBBQ」のハンバーガーも肉を楽しむなら
チーズはない方が良いのだけど、今日はセットメニューの魅力に負けたのだ。
 
 
「すげ〜腹いっぱいになった。」
 
「だからさ、ナチョスは要らないって言ったじゃん?」
 
「食べたかったんだよ」
 
「確かにね。
 と言う事でランドマークまで歩いて行くよ!
 腹ごなししないと酒飲めないっしょ?」
 
 
・・と言う事で、
食い過ぎなジジイが2人、モルトを舐めにフラフラと外に出る。
そとはまだ夕焼けな明るさ。
 
陽が延びたよねぇ・・・
 
ごちそうさまでした。

飲食店に求めるもの

山下町にあったクラフトビアバー「リビング」が閉店し、 大事な生き場所を失った喪失感にやられていた頃、 常連だった人がクラフトビアバーを新たに立ち上げると宣言して、 SNSとかにアップしていた。   日本中、飲み歩いて気に入ったクラフトビールを繋ぐ、 というコンセプトか...