2024年11月30日土曜日

メチャ混みな日は、双囍で葱油拌麺

ベイスターズが日本シリーズで優勝して、パレードが開催される日。
当然だけど、人混み嫌いな自分としてはパレードを見に行くような事はしないけど、
どれくらい中華街に影響があるか・・は確認してみたかった。
 
 
 
 
馬鹿だったわ。
当たり前だけど、善隣門前がこんなに混んでるって、初めて見たよ。
(当然だけど、メインストリートは歩く気にもなれない状況)
 
こんな日でも入れるのでは?
って思って行ってみた「楽園」がなんと入店制限中!
 
マジですか?・・と狼狽えつつ、
他に入れそうな店は何処?と考えてヒットしたのは「双囍」。
彼処は何故か混まない店なんだよねぇ・・・
 
 
 
 
まぁ、ベイスターズ好きな人が集ってる日だから
お祝いメッセージも書くよね(^_^;
 
で、この店まで待つ人がいるのでした。
 
 
 
 
とは言え、他の店の様に列ができているワケじゃなく、
すんなりと入れてラッキーではあったけど、店内は満席の上に混乱中。
 
中国系な家族が複数いて子供が泣き叫んでいたり、
大声で会話しつつ食事してたりで、リアルな中国の環境を思い出して苦笑い。
 
と言う事で、いつもビールを頼むんだけどそれも避け、
「葱油拌麺」に目玉焼きトッピングのオーダーをする。
 
 
「お客さん、それ、上海の頼み方よ?
 上海にいた人??」
 
「いえいえ、横浜在住ですよ。
 でも、トッピングメニューが多いから、やってみたかったんですよ」
 
「今日、お客さん多いからね。
 ちょっと待たせるけど、すぐ作るから待っててね」
 
「はい、お願いします!」
 
 
 
 
先に出てきた「葱油拌麺」。
調理は1人でしてる店なので、オーダーが重なって混乱してるのが見てとれる。
 
どうせ混ぜるから良いけど、干し海老と焦がし葱の乗せ方が・・・ね(^_^;
 
と言う事で、ひたすら混ぜているところへ、
トッピング用の目玉焼きが登場する。
考えてみれば、最初からトッピングしちゃうと混ぜるのが難しくなるから、
混ぜ終わる辺りで出来たてのトッピングを出してくれた方が親切かも。
 
うん、ちゃんと混ざったな。
・・と状態を確認してからトッピングしてみる。
 
 
 
 
見た目はね、美しくは無いけどね。
 
お〜〜〜〜美味いっす!
 
目玉焼き黄身が半熟なので、崩して絡めて食べるとコクが出て
さらに楽しいのだ。
 
隣の席の子供が玩具をポイッと放り投げても気にしない。
離れた席では、やっと入れたお洒落したカップルが、オーダーが来ないと怒っている。
 
ま、ここは上海だと思えば、
これはこれで、結構楽しいんだな(爆)
 
この食べ方が本来のスタイルならば、今度は色々とトッピングして食べてみよう。
 
それにしてもメチャ混みってわかってたけど、
この賑わいって凄いわ。
 
写真撮って回る気力も失せたので、帰ります。
 
ごちそうさまでした。

2024年11月26日火曜日

ムースヒルズバーガーでチリチーズバーガーを

KAATの1階に、ハンバーガー屋がオープンしていると聞いて、
どれどれと偵察に行ったのはちょっと前のこと。
 
だがその日は思いっ切りランチタイムで、
当然だけど店は満席。
 
なので中華街に流れてしまったのだが、
店の周りに漂う肉を焼いた匂いが美味そうで、気になって仕方無かった。
 
 
 
 
今年の紅葉は、ちょっと外れ。
揃って綺麗に色付くワケじゃなく、所によって美しいってパターン。
 
急激に冬が近づいてきた感があるけど、もうすぐ12月という気候じゃないよね。
 
 
 
 
格好だけ良いレストランだった前の店とはちょっと違うぜ〜、
な意気込みを感じる設え。
 
公的なホール故に色々とできない事があるだろうけど、
重厚感を上手く演出している入口を入る。
 
あと30分でラストオーダーなタイミングだからか、客は皆無。
ゆっくりマイペースで過ごせるのはありがたいけどちょっと寂しいかな。
 
 
 
 
「MOOSE HILLS BURGER」という名は聞いた事がなかったので、
グーグル先生に質問してみると、2008年に河口湖で開業した店と出た。
 
天然酵母のバンズと100%ビーフパティで作る拘りのバーガーは、
食べログで百名店に入っているらしい。
(食べログの店はあまり信用してないけどね)
 
と言う事で、とりあえず生!
 
 
 
 
アサヒかよ〜〜〜
と思いつつも、ドライな味わいはコッテリ系なバーガーには良いのかも。
一瞬「ブルームーン」にしようかと思ったけど、生より300円高いのでやめ、
「サミュエルアダムス ボストンラガー」をみたらさらに200円高い。
 
いや〜
クラフトビールだったら1200円ってのもわかるけど、
ボトルビールが1200円ってのは退くかな。
 
※生700円 ブルームーン1000円 ボストンラガー1200円 全税別
 
まぁ、ドリンクで儲けを出すのは常套手段だし、
バーガーショップに美味いビールを安価で出せとは言いません。
 
安く飲むなら角ハイボールが600円(税別)であるけど、
バーガーはやっぱビールだよね。
 
 
 
 
オーダーしたのはチリチーズバーガー1800円(税別)
 
普通のハンバーガーでも1480円の値付けなので、
よく行く「コディーズ」や「ペニーズ・ダイナー」より高めの価格設定。
 
と言う事で、期待を胸にガブり!
 
 
 
 
うん
結構楽しい。
 
レタスの食感が良くて、バンズが美味い!
 
だけどパティは柔らか過ぎで肉感が弱く、チリは存在が弱いと感じてしまう量。
と言うか、チリは何処にある?って最初思ったっけ(^_^;
 
でも、見つけて舐めてみれば結構辛いので、
チリソース倍増したらもっと楽しいんじゃないか・・って思ったよ。
 
調理はかなりのレベルだけど、ここのパティやソースの味わいを考えれば、
トッピングで遊ぶのが良いタイプだと判断した。
 
次回はベーコンエッグバーガー的な遊びとか、
味の濃そうなソース(BBQとか)や、ゴルゴンゾーラとかのチーズを合わせて
ドッシリとした味わいにしてみたいと思う。
 
でもまぁ、コストパフォーマンスがねぇ・・・
 
 
ただ、こんなプレート店前に置いてるから
味とクオリティには自信があるらしい。
 
と言う事、次回はいつにしようかな・・・
 
ごちそうさまでした。

 


2024年11月24日日曜日

中華街でチャンポン?

その歴史はかなり長い「長崎屋」。
 
その名の通り横浜中華街なのにチャンポンを売る店で、
松田優作が通ったという噂を聞いた事がある。
 
職場が近かった頃、汁そばが食べたい時にたまに行ってたけど、
職場が離れてからは行ってない。(と言う事は何十年か行ってないかも)
 
色褪せていたテントがリニュアルされて目がいって、
まだまだ頑張ってるなら、久々に行ってみるか・・という気になった。
 
 
 
 
結構前から何故か外のボードに、ナポリタンと出るようになった。
何故チャンポン専門店にナポリタン?って思って気になっていたけど・・・
 
 
 
 
聞けば、賄いで作っていたのだと言う。
面白いのは麺がパスタじゃなくてチャンポン麺だと言うこと。
 
う〜む、頼みたくなるじゃんねぇ(^_^;
 
 
 
 
ま、やっぱ餃子&ビールっしょ。
と言う事で、飲みながら何を食べるか考える事にする。
 
 
 
 
あれ?
この一番搾り、ちょっと前の味に戻ってきた??
 
でもまぁ、ボディが軽い感じはそのままかも。
 
 
 
 
正しい餃子!って感じ。
 
うん、これはもう正統派な味わいで
餃子&ビールにジャストフィットだ(^_^)
 
さて・・
思ったよりボリュームがあった餃子の後に
チャンポン麺とは言えナポリタンって重そうに思う。
 
ならば、ですよ、
ハーフチャンポンってのが600円であるので、それにしよう!
 
 
 
 
うん、なんか懐かしい味わい。
だけどちょっと塩がキツいかなぁ・・・
 
ま、これは好みですな。
 
何となくコイツが食べたいって時に来て食べるか、
餃子&ビールを楽しむために来るって感じがする。
 
それでもナポリタンは気になるな。
でも、この味濃いめな傾向だったらビールがもう1本必要かも。
 
それにしても、今となってはコストパフォーマンスが良く、
しかも観光客が殺到しない(待たずに入れる?)ありがたい店の一つだね。
 
あら・・
隣の「謝甜記」の行列が、店前にかかりそうな長さになってる。
お粥だったら「安記」の方が好きだけど、どっちも高いので行かなくなった。
 
暑さが残っているウチに、冷めにくいお粥を食べる人の気が知れないが、
並んでまで食べたいって凄い人気だよね。
 
と言う事で、今日は帰ります。
(ちょっと目眩出てるしね)
 
ごちそうさまでした。

2024年11月19日火曜日

海南飯店の干労麺(汁なしネギそば)

ここのとこマイブームで汁無し麺を食べているけど、
書いてはいるけど最近食べて無い汁無し麺が無性に食べたくなっていた。
 
それはもう、彼処のアレ!
古くから中華街で汁無し麺を出していて、それが人気な店と言えば「海南飯店」なのだ。
 
 
 
 
確かに目立つけどさぁ・・・
なんか、老舗っぽくない店に見えて悲しいかも。
 
右側の赤い看板の裏辺りには、あの丸い窓状の看板があって
なかなか風情があったんだけどなぁ・・・
(改装した時に取っちゃったんだな)
 
ま、客のニーズに合わせるのが商売のコツ。
食べ歩きにも対応するってかぁ(T_T)
 
ご苦労、色々あるのでしょう。
気にしないで、ビール&焼売でスタート。
 
実はこの日のランチに、ネギそば+半チャーハンで750円ってセットがあったんだけど、
それを頼めば葱ソバは汁無し麺に変更できるので、かなり悩んだ。
 
確かにコストパフォーマンスは良いけど、
炭水化物+炭水化物なセットは若者しか喜べない。
 
で・・
隣の妙齢なお姉さんが、正にそれを頼んでたんだが、
どう見ても半炒飯、フルサイズな器に入ってるんだよねぇ・・・
(太るぜ?)
 
なので、ほぼ同額(735円)な「干労麺」(汁なしネギそば)を単品でオーダー!
 
 
 
 
うん、なんか落ち着く味だわ。
 
スタンダード系な肉が多いタイプだけど、
味の深みは弱いかも。
 
さて・・
あの「干労麺」は?
 
 
 
 
お〜〜
懐かしいわ、これ。
 
もともと「純広東料理」と謳ってた店だから、
この労麺は所謂撈麺(広東の汁無し麺でほぼスープ無し)の事だよね?
 
それにしても、細切りの叉焼と白髪葱の組合せって
ラーメン屋のネギソバと同じパターン。(と言うか、ラーメン屋が真似た?)
 
だから、その味わいは間違い無いってわかってるんだけど・・・
 
 
 
 
あれ?
ここまで美味かったっけ?
 
味的には現代的に劣化してると思うんだけど、
シンプルに楽しいセッティングなんだな・・と思わされる。
 
そうか〜
15円足して半チャーハン加えたら、さらに楽しかったろうな。
だけどマジに炭水化物過多で足が痛くなるだろうな。
 
まぁ、汁無し麺と言っても色々あるって事で、
もうちょっと中華街を探してみるのも面白いかも。
 
と言う事で、note用の写真を撮りに歩くとしよう。
 
ごちそうさまでした。

2024年11月12日火曜日

大連餃子基地

コロナ前とコロナ後では、営業形態が様変わりした店って結構多い。
 
スタッフが入れ替わったり、生き残るために行った営業方針の変更があったりで、
同じ店なのに別物?って思わされる事、多かった。
 
だから今、以前とどう変わったか?って確認をするべく、
知っている店に入る事もやっていたりする。
 
 
 
 
「大連餃子基地」とい名のこの店。
最初の頃は様々な餃子がある店名通りの営業形態だったが、
このネーミングで出た飲食店は2009年に麻布十番で産声を上げている。
 
オーナーは横浜出身という事もあってか、中華街の店も同年にオープン。
セントラルキッチン方式によりどの店でも同じ味わいを出す事に注力している
と聞いたが、現在公式HPでは8店舗を数えるサイズで発展している。
 
早仕舞いする中華街において遅くまで営業していた事もあって、
たまに夜中に食べに行っていたが、コロナで行くタイミングが失せていた。
 
だから今、敢えてどうなったか気になっていたのですな。
 
 
 
 
「オーダーは、テーブルのコードを読み取ってスマホでお願いします。」
 
 
出たよ・・・スマホでのオーダー。
 
そうやって声かける手間があるんだから、そのままオーダー受けて欲しい。
・・って言っちゃうのは昭和生まれの証拠。
 
発注・販売管理には便利なんだろうと思うし、
中華街でもそんなスタイルの店は増えてきたから、驚かないけど・・・
 
え?
何故LINEに誘導されるの??
ってか、LINEからじゃないとオーダーできないの???
 
データ抜く事の許諾を求めるようなアプリは使いません!
警視庁のサイバー担当から「利用はお勧めできない」って言われてるし。
 
 
「ごめん、LINE使ってないんだけど、オーダーどうすれば良い?」
 
「あ、じゃ私がオーダーお聞きして、私のLINEで送りますね」
 
 
LINE使ってないと、オーダーもできないって時代になっちゃったの?
セキュリティ問題ってどうなの?????
 
・・と心の中で再度毒づく。
 
 


「大連焼餃子」690円
 
メニューには九州産黒豚100%使用とあり、野菜もたっぷりとあったけど・・・
 
何だろう、なんか違う。
野菜が多い分水っぽく、肉の割合が低いから豚肉餡を感じ難い。
生姜が入っている事が余計に餃子っぽさを削っているようで、
餃子&ビールって思ってた自分には違和感がある味になっていた。
 
いや、不味くて食えないって事じゃなくて、違和感なんですわ。
食感とか肉の味わいとかが、求める餃子と違うって感じで・・・ 
 
 
 
「季節の青菜炒め」1090円
 
うわ・・・塩辛い!
これは、マジ食えん(T_T)
 
塩が偏っていたかも・・と混ぜ合わせてみたけど、
明らかに塩が過多。
 
ごめん、残すわ。
 
 
 
「大連水餃子」690円
 
あ〜〜〜
これもやっぱり餡の味わいに違和感があるわ。
 
皮はまぁまぁだけど、やっぱり餡が楽しく無い。
 
このコストで出すための努力って色々あったと思うし、
仕上がりは悪く無いのに、餃子を食べた感が弱いと思ってしまう。
 
気づけば、餃子基地なのに担々麺とか火鍋とかもあって、
お洒落っぽい店で中華を楽しむって方向へシフトした感じがある。
 
う〜〜ん、この営業スタイルは好きじゃないわ。
 
青菜炒めはクレームつけようか、とも思ったけど、
多分次に来る事は何時になるかわからないと思う店なので、
半分以上残して帰る事で意思表示だけして終了っす。(勿体ないけど)
 
やっぱ餃子だったら「大三元」とか「蓬莱閣」とかで食べるか、
「餃老伯」でリーズナブルに楽しむ方が良いのかな。
 
ま、こうやって来てみないと変化がわからないから、
そういう意味では来た甲斐があった、と思う事にしよう。
 
ごちそうさまでした。

2024年11月9日土曜日

出戻った上海麺館

移転して、クオリティが下がった上海麺館。
 
だがそれは、想像以上に高かった家賃と想像以上に客が入らなかった事から、
あっという間に新店舗を去る事に繋がった。
 
新店舗で女将から「家賃高すぎるから、また元の店舗に戻る」と聞いていて、
実際どうなのよ?って思っていたので、行ってみた。
 
確かに「上海麺館」は、
以前とまったく同じ場所に出戻っていた。
 
 
 
 
確かに、前のまんまだわ。
って言うか、看板もそのままじゃんね(^_^;
 
下がった家賃で材料費が戻って、
前と同じ味になってたら嬉しい・・と思いつつ、
食べてみないと、と「シウマイ」と「葱油拌麺」をオーダーしてみた。
 
 
 
 
え〜っとこれはまぁ、以前と同じ味わいだわ(^_^;
ビールと一緒に楽しむのに丁度良い。
 
問題は、以前ダメダメって思った「葱油拌麺」の方。
 
 
 
 
お〜〜
なんかホント、以前と同じ様に見える。
 
うん、味は戻ったかも。
ただ麺がちょっと柔いかな。
 
でもさ、今時この一杯で590円だよ?
そう言う意味で、この仕上がりに文句言うべきじゃないかな。
 
確かに「双囍 上海本帮麺」に比べたら落ちるけど、あっちは880円。
価格差から言ったら、充分にクオリティ高いと思う。
 
これはもう、庶民の味方なB級フードとしては
正しい在り方なんじゃないかって思ったりする。
 
と言う事で、また来よう。
 
ごちそうさまでした。

2024年11月6日水曜日

百万石ビブリオバウムの後はゴーゴーカレー金沢駅総本山

今回の金沢で行きたかった場所の一つが、
この石川県立図書館「百万石ビブリオバウム」。
 


 
ビブリオバウムって何?って思いつつも、
何って思わせる事から仕掛けなのかも・・と邪推。
 
図書館法が変わって地方自治体の長が所管できる事になってからできた図書館だから、
当然だけど、観光政策も入っていると思われる。
 
と言う事で、なんとおしゃべりも許されるし(程度問題だけど)、
写真撮影も申請無しでできるようになっていた。
 
 


 
外観から想像しにくい館内は長円型の構造になっていて、
本好きはもちろん、建造物の撮影が好きな人にも刺さる構造になっていた。
 
 
 
 
面白いのは椅子の多彩さ。
様々なタイプの椅子があってPCも持ち込めるから、
学生だけでなく調べ物しつつ書く人にとっても魅力的な図書館になっていた。
 
 
 
 
静かな時が流れているのは、やっぱり図書館では本を読んでいるからだろう。
 
蓋付きの容器なら飲み物の持ち込みもできるので、
自分としてもBlog書くのにこんな場所があったら通うな・・と思う。
 
 
 
 
こんな椅子もあって、本棚の間で読みたい本を読む時間を楽しめるのは
好きな人にはたまらないのだろうね。
 
 
 
 
色々と写真を撮らせてもらった後は、空腹をどうしよう・・という時刻。
新幹線は昼食後の時刻で予約していたので、真っ直ぐ金沢駅に直行した。
 
ま・・
今回食べたかった物の一つにある金沢カレー。
 
「ゴーゴーカレー」か元祖と言われる「チャンピオンカレー」で食べたかったが、
「横浜で一度食べたゴーゴーカレーを金沢で食べたい」と言う思いが勝った。 
なので、新幹線乗る前に「ゴーゴーカレー」で食べる、と決めていたのだ。
 
 


 
「ゴーゴーカレー」って、やっぱこのゴリラだよね(爆)
 
でも、松井秀喜の背番号55にちなんだネーミングなら、
何故ゴジラにしなかったんだろう・・・
(版権が高いのか?)
 
しかも1号店が新宿ってのが、面白い。
それ故首都圏では、金沢カレー=「ゴーゴーカレー」ってイメージがあって、
自分もそう感じていて、横浜で店を見つけて興味津々で入った事を思い出した。
 
 
 
 
松井秀喜なイメージだからか、カレー名にMLBな匂いがあったりする。
(メジャーカレーとかワールドチャンピオンクラスとか)
 
でも、オーダーするのは一番人気とあったロースカツカレー!
 
小盛のご飯をさらに少なくしてもらって、
トッピングに目玉焼きを追加。
 
本当は生卵トッピングしたかったんだが、
目の前に貼ってあったメニューには存在が無くて諦めた。
 
オーダー後、何の気なしにメニューを開いて見てたら
生卵あるって気づいたんだけど、既に遅し。
コストが違うし、目玉焼き焼いちゃってたら申し訳無いから諦めて・・・
 
 
 
 
こんな感じっす。
 
カリカリ系な衣だけど、ガリガリじゃない辺りが見事。
 
そして、ソースをかけてある辺りが特徴的で、
ちょっとバーグにも似た濃い味に適度に酸味があって、楽しい。
 
オプションでマヨネーズがあったけど、
それをカレーにかけちゃう人がいたので、
この酸味がある味付けがそんな食べ方を呼ぶのかも。
 
目玉焼きの黄身が半熟な感じの焼き上がりで、
カレーと合わせて食べたら楽しかったので、
次に「ゴーゴーカレー」に行く時は生卵トッピングに挑戦かな。
 
「coco壱番屋」より迫力で「バーグ」よりも優しい。
だけど限りなくテイストは「バーグ」に近いから、
ガッツリ食べたい人には人気なんだろうね。
 
で・・・
辛い物の後は甘いもの。
 
だけどまずは、チケット発券だろう。
帰りは「e5489」で早特14チケットが取れていたので、かなり安い。(約3割引)
 
で「e5489」発券機に行くと、グズグズとしている人がいて列ができてる。
覗いていると、発券に使うクレジットカードが無効・・と出ていらしい。
 
そういう場合は、まず発券を一度やめて、
カード会社とかみどりの窓口で問い合わせて欲しいんだけどねぇ・・・
 
でも、「e5489」って東海道新幹線で使っている「プラスEX」よりも便利。
クレジットカードを登録していれば、カードを入れて登録電話番号の下4桁を打ち込めば、
スルッと発券できるのだ。
 
「プラスEX」だと専用カードを入れなくちゃいけないので、
日頃使わないカードを忘れないように持つ注意が必要で面倒だったりする。
 
と言う事で、困ったオジサンが消えたら、スルッと発券。
そして甘いものを求めて、駅構内の「カフェ加賀麩不室屋」へ行ってみる。
 
 
 
 
金沢は生麩や飾り麩の産地。
煮崩れない麩は食材として広く利用されていて、
昨日の夜食べたおでんにも丸麩が入っていて美味かった。
 
そんな麩を扱う専門店「加賀麩不室屋」は江戸時代から続く老舗で、
そんな店がカフェをやっているので、お茶と麩スイーツを楽しんでみたかった。
 
 
 
「麩あんみつ」
 
ま、あんみつはあんみつだけど、餡は中央のアイスクリームに見間違うやつで、
周りにある3色の「しら玉生麩」がちょっと面白い。
 
合わせるのは加賀棒茶で、ゆったりと楽しむ。
 
焙じ茶っぽい味わいは加賀棒茶は茶の茎を焙煎した茶で、
普通の茎茶に比べて香りが良くて美味いと思う。
 
気づけば、休憩で飲んだお茶は加賀棒茶ばっかり(^_^;
 
そんな酒と茶ばかりな3日間も、これで終了。
さて、新幹線に乗って帰ろう。
 
ごちそうさまでした。

2024年11月5日火曜日

肉づくしを狙ったけど、結局最後は魚系

今日の目的は、兼六園の雪吊り作業の撮影。
と言う事で、さすがに歩いて行く気はなくてバス移動。
 
とりあえず兼六園の先で降りて、ちょいと紅葉を求めて散策。
 
 
 
 
明治時代、金沢城は陸軍が使っていたからか、
この赤レンガ倉庫も金澤陸軍兵器支廠兵器庫だった。(現在:石川県立歴史博物館)
 
昨日歩きすぎ(日頃に比べてね)で既に動き回る気力が弱まっているが、
第一目的地はすぐそこ。
一般的な入口とは真逆な位置だけどちゃんと入口があって、
問題無く入園できた。
 
 
 
 
やってるね〜
丁度良いタイミングだったね〜
 
1日から初めているから、
最悪このポイントでの作業は終わってるかも・・と思ってたけど、
文句無しのタイミングでラッキーだった。
 
 
 
 
望遠レンズ持ってきたのは、こんなカットを撮りたかったから。
 
それにしても観光客はほぼ全員外国人って状況は、凄いものがある。
 
兼六園から金沢城公園を抜けて尾山神社へ・・と動くのだが、
さすがに腹が減ってくる。
 
でも、観光客でごった返している茶屋には行きたくないし、
待ちたくも無いので、ここは我慢で金沢城公園へ。
 


 
天守閣は落雷で焼失し、その後も色々と火災で焼失。
さらには陸軍が火災を起こして、建物の多くは無くなってしまったらしい金沢城。
  でも、県が国からこの地を取得して整備した、とあった。
 
そして公園を抜けた先にこんな神社の裏手に出た。
 
 
 
 
「尾山神社」は藩祖を祀った神社で、主祭神は前田利家。
 
尾山という名は、金沢城を羽柴秀吉から加増され尾山城と改称した事に
関係していると邪推するけど、神としちゃうのはどうなんだろうって思ったりして。
 
 
 
 
ここへ寄ったのは、不思議な神門がある事と、
目星をつけていた洋食屋が、この神社の入口そばにあるからだ。
 
 
 
 
これがその神門。
 
何じゃこりゃ?って感じの門だけど、
明治8年に建築された神社の門は当時前例が無い形だったらしい。
 
3階部分のステンドグラス城の部分には灯りを点けてm灯台の役を為していたらしい。
また避雷針は日本最古の物とかで、国の重要文化財になっているのだと。
 
ま、写真撮ったので目当ての洋食屋へ行こう。
庶民的な洋食屋らしいので、観光地価格じゃないだろうと思うけど・・・
 
 
 
 
あれ、ワニの串揚げが名物って書いてある?
一串990円って・・・高いのか安いのかわからんね。
 
ま、まずはビールっす。
 
え?
サントリーモルツってメニューにあったのに、
出て来たのは3生じゃん・・・
 
 
 
 
あ・・・え・・・?
なんかこの瓶ビールって、ちょっとスーパードライな傾向がある??
 
あれ〜、出た時缶ビールで買って飲んだ時と
かなりイメージが違うかも。
 
モルツ独特の香りが弱いし、
かといって何か別に似ているビールがあるワケでもなく、
なんかビール業界、皆同じ方向へ走りつつあるの???
 
まぁ、良いけど。
 
と言う事でオーダーしたのはヒレカツ。
 
「能登ポークのヒレカツ定食」とあったので、
能登応援の意味も込めてのオーダーっす。
 
 
 
 
厚切り仕込み、との事で出てきたコイツ。
なるほど、ヒレにしてはデカい気がする。
 
ちなみに食べ過ぎなんで、ご飯は少なめね。
 
 
 
 
う〜〜〜
固いかも〜〜〜
 
衣ガリガリな揚がり方で、
最初の一口で口の中切れそうな勢いがあったわ。
 
でもって、中に肉はギリギリ火が通った感じなんだけど、
これがまた固いのよ。
 
そして、旨味が・・・って書いてあっても
そこまで感じられないので、カラシが欲しくなってしまった。
 
 
「すいません、カラシありますか?」
 
「ごめんなさい、ウチ、カラシ置いてないんです」
 
「そうですか、わかりました。 大丈夫です!」
 
 
豚カツにソースと辛子って、デフォルトじゃないらしい。
でも、肉喰らった〜な気分は満喫できたので、文句ありません。
 
と言う事で、腹ごなしを兼ねてまたもやフラフラと歩き回る。
目指すは長町!
 
 
 
 
長町武家屋敷跡と言われる地域はご覧の通り土塀が続き、
江戸時代のままの町割りなのだとか。

しかも実際に住んでいる人が多く、ショップや飲食店として営業をしている所も
あったけど、茶屋街の様にショップだらけ、という状況ではない静かな空気があった。
 
 
 
 
そしてここも、道行く観光客のほぼ全員が外国人。
そういう意味じゃ京都と似てるが、観光客の絶対数が少ないが救いではある。
 
で・・・ 
結構足が痛くなってきて、座れる所で座りながらジワジワと移動。
しょうがないけど、情けない。

でも、にし茶屋街には行ってみたい。
100周年となる犀川大橋も見てみたい。
 
と言う事でまだまだ歩くつもりだけど、
歩数計を見たらもう1万3千歩を超えていて、少しだけ根性が抜けてしまう。
 
 
 
「犀川大橋」
 
築後100年ですか。
綺麗に整備されたとは言え、古い造形ではあるよね。
 
橋を通れば「にし茶屋街」があるので、橋の中程の椅子に座って休み、
ゆるゆると移動をし・・・と「にし茶屋街」へ。
 
なんかさ・・
金沢って、信号が変わるまでの時間、長くない?
体感的には横浜の倍くらい長いように感じる。
 
道路の向こう側に「にし茶屋街」があるのだけど、
それを眺めながら、かなり長い・・と感じつつ信号待ちをしていた。
 
ただ、見えている茶屋街に人は見当たらず・・・で、
今日はウィークデイという事もあるけど、昨日行った「ひがし茶屋街」とは
随分違う感じに見えた。
 
 
 
 
ね?
人いないっしょ??
 
でも、こういう感じに整備して、
ちょっとみあまり差が無いレベルで綺麗になっている。
 
ただ、ウィークデイだけど休んでる店が多すぎなので、
客が少ないから休んでいるのか、休みの店が多いから客が来ないのかわからない。
 
ま、気になっていた茶屋街も見られたので、
バスに乗ってホテルに戻ろう。
 
・・と、晩飯に早すぎる時間にホテルに着いたら、
そのまま小一時間ほど寝込んでしまったわ(^_^;
 
 
 
 
17時半、復活したので金沢駅構内のおでん屋へ。
 
元気があって営業してたら「赤兎馬」へ、とも考えたんだけど、
犀川大橋を渡る時点でもう、ヘロヘロだったので今回はパス。
 
能登牛とかが食べたい気持ちはあったけど、
そうそう贅沢なんてしてられないのですよ。
 
 
 
 
金沢おでん老舗50年会は、創業50年以上の店主が参加しているらしい。
 
あまり情報は無いけど、金沢ならではのおでんが食べられるだろうと選んだこの店、
駅構内って事もあって17時半過ぎでも順番待ちになってしまった。
 
ま、かるく摘まんで酒が飲めれば良いので、
ゆっくり待つ事にしたら、10分もしないで入店できた。
 
あ・・・
ここでもコレかよ・・・・
 
 
 
 
何故だからわからないけど、
タブレットでの注文って寂しい気持ちになる。
 
店にしたら、効率化&外国語対応で便利って事もあるんだろうけど、
こっちとしては、オススメとかの情報収集すらできないのが残念なのだ。
 
あ〜〜やっぱりカニ面は無いか。(香箱ガニ解禁じゃないしね)
ってか、この画面にカニ面って無いから、そもそもここじゃ食べられなかったかも。
 
でも赤巻はあるな。
車麩もある。
 
 
 
 
お〜
楽しいわ〜〜
 
ただ、すっげ〜って思うレベルじゃない。
って言うか、駅ナカの店に期待する方が馬鹿なんだけど、
ひょっとしたらって期待はしてたので、それが大きすぎだったのだろう。
 
あれ?
おすすめの料理に「大根寿し」ってのがあるな。
 
それはちょっと気になるね。
 
 
 
 
身欠きニシンと大根を甘酒でつけた発酵食品・・とグーグル先生に教えて頂き、
出てきた一皿に対峙すると、なるほど横浜じゃ見た事がない料理が登場した。
 
へ〜〜
甘いわ。
 
発酵系な味わいはクセもなく楽しいけど、
思ったより大根に歯ごたえがあって、その食感が楽しいかも。
 
で・・
酒に合う味わいなんだけど、問題は酒。
 
今ひとつ飲みたい酒が無くて、
と言うか、ほぼ「萬歳楽」の酒しか無くて、
悪くは無いけど染まりたくないって思っちゃったんだな。
 
それと、90分制とか言われながらも
タブレットには何故か「あと39分」なんて表示が最初っからあって、
「食べたらとっとと出ていっておくれ」と急かされている気分にもなっていたのだ。
 
はい、問題無いっす。
と言うか、次に行く店、決めておいたのです。
 
それは同じ駅構内にある酒屋「金沢地酒蔵」

店の端に角内的なカウンターバーがあって、
そこで飲み比べセットを頼むと割安で酒が飲めるのだ。
 
 
「おつまみ出しますけど、鯖は大丈夫ですか?」
 
「勿論!」
 
「では、何にいたしますか?」
 
「じゃぁ・・・私のオススメセットというやつを」
 
 
 
 
これを頼んだのは、3年古酒が入っているから。
(これで1000円) 
 
以前に金沢で飲んだ黒帯の古酒が忘れられなくて、
3年古酒が入っているセットを頼んでみたワケだ。
 
そして、出て来たツマミはコレ。
 
 
 
 
茶色なやつは「へしこ」ですな。
鯖をぬかと塩で漬けたもので、保存食だと記憶している。
 
あ・・
塩辛いが、結構美味いかも。 
でもって、酒を飲め〜な味わいなんだなぁ・・
 
新潟の塩引きも好きだけど、へしこもかなり魅力的。
なんだ、ここで飲んでりゃ幸せじゃん?
もう一セット行くか??
 
 
 
 
なんか、色々貼ってあるんだけど・・・
 
はい、酔っ払いは帰ります!
明日は、金沢で食べたかった金沢カレーを食べて帰る予定。
 
ごちそうさまでした。

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