毎年大岡川沿いの桜を7年ほど撮ってきたけど、
元町公園とかの桜はとうとうちゃんと撮らずに終わる感じになってしまった。
サラリーマン生活の卒業祝いで食事をしよう
って話はチラホラあって、今日は横浜晋山でコースをお願いしているのだが、
その前にまだあるかな・・・と思って訪れた山手の桜は、
夕闇迫る中でこんな色を見せていた。
「何年働きました?」
「22才からサラリーマンだけど、18才から仕事もちょっとしてたから
働いていた、という意味では47年?」
「私も定年で、再雇用ではなく新しい場所へ行く事になりました。」
「おつかれさまでした」
「お互いに・・・」
晋山でコースって、普通は頼まない。
その日の気分で好きな物を選びたいし、最後の蕎麦を何にするかで
ツマミのチョイスも変わってくるからだ。
「今日はゆっくり飲んでください」
と大将が言ってるかの様なラインナップで、うるいから始まったコースは
晋山ならではのセンスで流れていく。
自家製カラスミの美味さにお酒のお代わりになったとこへ、
さらに飲め〜とこんなアテが登場した。
「このコハダ、美味いね。寿司屋のレベルを超えてるかも。」
「大将、変態だから。」
「この右のヤツは何ですか?」
「鯛の白子になります」
大将の説明が会話に華を添えてくれるのはいつもの事だけど、
今日の料理は、相当に考えてくれたのだと思う。
このまま握ってくれ〜と言いたくなる気分が盛り上がる中、
口取り肴として桃レベルの甘さがあるトマトが出たのには驚いた。
葱鮪は晋山の十八番。
せっかくの鮪を焼いちゃうのかぁ・・と思うのも毎度だけど、
食べる度に進化していて、今日の葱鮪は火の通し方が絶妙だった。
(結構、食べてる)
「この後、どうするの?」
「もう、仕事しない」
「え〜、写真の仕事するのかと思った」
「想像以上に、身体ボロボロっす。
トラブルも見つかって洒落にならないレベルで狼狽えてます」
「まぁまぁ、人間も60年以上やってりゃ、それなりに壊れるしね」
「4月は諸々の手続きやったり、医者行ったりもしなくちゃだけど、
それよりゆっくり休みたいっす」
「私はまた新人なんで、緊張感ある日々ですよ。」
晋山に来たら、やっぱり更科。
そして真っ新な日々を歩くためにも、白い蕎麦で祝う!
って事ですかね。
実のところ、とにかく寝不足だった数年間で溜まった疲労は重すぎで、
朝目が覚めないんじゃないかと思いきや、染み付いた生活時間のおかげで
6時前に目が覚める毎日。
ただ、その後に二度寝ができる幸せが、
今最大の贅沢なのかも知れない。
それにしても晋山、
もともとそうではなかったかも知れないけど
蕎麦屋というべき店では無いなって、今日は強く思った。
今後ともよろしくお願いいたします。
ごちそうさまでした。
せっかくの鮪を焼いちゃうのかぁ・・と思うのも毎度だけど、
食べる度に進化していて、今日の葱鮪は火の通し方が絶妙だった。
(結構、食べてる)
「この後、どうするの?」
「もう、仕事しない」
「え〜、写真の仕事するのかと思った」
「想像以上に、身体ボロボロっす。
トラブルも見つかって洒落にならないレベルで狼狽えてます」
「まぁまぁ、人間も60年以上やってりゃ、それなりに壊れるしね」
「4月は諸々の手続きやったり、医者行ったりもしなくちゃだけど、
それよりゆっくり休みたいっす」
「私はまた新人なんで、緊張感ある日々ですよ。」
「働けるウチは働いた方が良いよ。
自分も、仕事できるレベルに機材整備はしたけど、
それよりやりたかった事も多いので、身体の調子が戻ってきたら
ぼちぼち始めるかな・・と」
「やりたかった事って?」
「鈍行列車とか路線バスに乗って、知らない街で写真撮ったり
なんとなく文章書いてみたり、曲作ってみたり・・・ね」
「いずれにしろ、クリエイティブ系なんだ」
「うん。
手始めにnoteも初めてみようかなって思ってる」
自分も、仕事できるレベルに機材整備はしたけど、
それよりやりたかった事も多いので、身体の調子が戻ってきたら
ぼちぼち始めるかな・・と」
「やりたかった事って?」
「鈍行列車とか路線バスに乗って、知らない街で写真撮ったり
なんとなく文章書いてみたり、曲作ってみたり・・・ね」
「いずれにしろ、クリエイティブ系なんだ」
「うん。
手始めにnoteも初めてみようかなって思ってる」
晋山に来たら、やっぱり更科。
そして真っ新な日々を歩くためにも、白い蕎麦で祝う!
って事ですかね。
実のところ、とにかく寝不足だった数年間で溜まった疲労は重すぎで、
朝目が覚めないんじゃないかと思いきや、染み付いた生活時間のおかげで
6時前に目が覚める毎日。
ただ、その後に二度寝ができる幸せが、
今最大の贅沢なのかも知れない。
それにしても晋山、
もともとそうではなかったかも知れないけど
蕎麦屋というべき店では無いなって、今日は強く思った。
今後ともよろしくお願いいたします。
ごちそうさまでした。
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