2023年4月27日木曜日

鼎泰豊・横浜ランドマークプラザ店で小籠包とか

リタイヤしたら行き放題だと思っていた「みなとみらい」。
 
でも、毎日キッカリと起きて外に出るワケではないので、
どちらかと言えば引き籠もりな生活になりがちだった。
 
とは言え腹は減るので、
リサーチに行くぞ〜と自身を鼓舞して食べに行くんだけど、
それでも夜は家でユルユルとしたくなる。
 
そんな怠惰な生活のおかげで、
ボロボロだった身体もだいぶ復活。
 
どんだけ身体に負担があったんだ?
と思いつつも元気になってきたから軽く飲みに行こう・・・と
久々に夜のみなとみらいへ出かけた。
 
 
 
 
気になってたのが「鼎泰豊・横浜ランドマークプラザ店」
 
高島屋の経営者で香港好きな人が、糖水で有名な「糖朝」や
小籠包で有名な台湾の「鼎泰豊」を日本に持ってきて、
「鼎泰豊」は支店を27店舗(HP記載数)に増やしている。
 
勿論、本店に行った事がある自分としては横浜高島屋に支店が入った時に食べに行ったが、
あの独特の小籠包が再現されていないのと、コスパの悪さで通う事は無かった。
 
だが、続々と支店が増えていくのにはワケがあるはず。
2018年にランドマークプラザに支店が開き、コロナ前は予約しないと入れない
との情報も流れていた。
 
だったら行くでしょ?
 
横浜中華街の料理が軒並みダメダメになってる今、
鼎泰豊の名前を冠している店がどんな料理を出すのか、気になるっしょ?
 
 
 
 
予約なしで余裕で入れたけど、
この狭いテーブルに通すんかい?ってまず思う。
 
他に空いてる席多いし・・・とか思いつつ、
んじゃ、この小っさいテーブルに乗るだけしかオーダーしないから・・と、悪態。
 
でも実際、複数頼んだら、真ん中のアクリル板どけても乗るのかな?
ってくらい小さなテーブルだった。
 
と言う事で、今日のオーダーは
敢えての小籠包6庫(せいろが大きい)と牛肉麺&生ビール。 
 
 
「お待たせしました、小籠包です」
 
「ありがと〜」
 
「小籠包の食べ方、ご存知ですか?」
 
 
ご存知ですだよ〜と心の中で呟きつつ、「大丈夫」と返して、
味がどうなったか気になっていた小籠包を、食べてみた。
 
 
 
 
もうね、
見た目で台湾の鼎泰豊とは別物ってわかる。
 
本店のものは、凄く薄い皮の中にスープがタップリでボール状になってて、
箸で摘まんだら皮が破ける?って思う位に頼りなく見えるのに、
結構な圧力で摘まんでも破れない。
 
だけど食べる時に箸で切ってスープを出しても、
そのまま口に入れて熱ち〜って涙目に鳴りながら食べても、
皮はその存在を感じさせない絶妙な強さで張られているのだ。
 
でも鼎泰豊・横浜ランドマークプラザ店」の小籠包、まず皮が厚い。
そしてスープが少ない。
 
って言うか、そもそもスープってちゃんと入ってる?
ってくらいに小籠包本体がしぼんでいるようで、こんな仕様なのか・・と。
 
レンゲに取って箸で皮を切ってみると、小さめのレンゲにちょうど溜まる程度に
スープが入っていた。
 
啜ると、なるほどこれなら文句は出まい・・と言えるレベルの味ではある。
タップリのスープだとレンゲから溢れてしまったら食べにくいから、
こんな量にしちゃったんだろうな、と勝手に想像するけど、
本店を知らない人はこれが鼎泰豊の小籠包だと喜ぶのだろうね。
 
いやホント、味は悪くないのよ。
横浜中華街の北京飯店が出す小籠包(1.5倍見当)
より安いしね。
 
店としては、4個で2,100円のトリュフ入り小籠包とか
6個1,500円のズワイガニ入り小籠包を売りたそうだったけど、
こっちにしてみりゃ4個640円のベーシックな小籠包を
960円の6個バージョンにしたので充分!って言いたいね。
 
 
 
牛肉麺!
美味い!!
 
って言うか、ちゃんと台湾料理っぽい香辛料の使い方で、
麺そのものはそれなりだけど、スープや牛肉もそれなりだけど
ちゃんとバランスするように仕上げられてて、
若干のコスパの悪さがあってもこの風味を味わいたい時は来ても良いかな
って思った。
 
何て言うか、コストの設定が上手いわ。
全体的にはコスパの悪さがあるけど、観光地で大箱使っての営業を考えると
見事に見切った設定には感心した。
 
でもね
この料理が美味いって思っちゃうって、
横浜中華街の味がダメになってきてるって事でもあるね。
 
どうやら横浜中華街、
コロナ禍を生きのこった店やコロナ禍でも新たに開けたって店をリサーチしないと
美味い中華料理は食べられない、って事になったのかも。
 
以前から、美味い中華料理は横浜中華街の外にあると言われがちではあったけど、
かなり考えさせられた晩飯でしたとさ。
 
さ、ロイヤルアスコットでアドベックの相談でもしますかね。
 
ごちそうさまでした。

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