2023年4月29日土曜日

重慶飯店の丼弁当

仕事をしていた時は、日々の昼食に悩んでいた。
 
ゆっくりランチタイムを取る事が難しい。
仮に取れたとしても、食べにいく所が限られている。
 
世間的なランチタイムには客が一番集中する時間帯なので、
席を離れる事は現実的ではない。
 
と言う事で、コンビニランチかどこかで弁当を買ってきて
午後の余裕が取れる時間帯でデスクで食べる、というパターンだった。
 
色々な弁当を試してきたけど、その中で好きだったのは重慶飯店のお弁当。
桜木町のCIALだとご飯とおかずの2段重ね弁当が多種で、海老チリとか酢豚とかがある。
 
でも、自分としては本館売店で売っている丼弁当が好きなのだ。
何故かと言えば、オーダーすると作ってくれるパターンになりやすく
ご飯少なめにして・・とかアレンジが効くからだ。
 
夏期に限定で出る鰻と麻婆豆腐の丼弁当を食べてからのファンで、
それ以来遅番の日に回り道して買う事もあった。
 
で、今の生活には弁当を食べるという機会はやってきそうにないから、
食べたいと思った時は買いに行くしかない。
 
でも、わざわざ中華街まで行って、弁当買って帰るって無いっしょ?
行ったら行きたい店は結構あるので、もう食べないかなって思ってた。
 
だけど、ごめんなさい。
GWなめてました。
 
中華街行ってみたら、目的の店が全部行列。
こんな店まで行列かよ?って思うくらいに人だらけ。
 
と言う事で、まさかの弁当買って帰るパターンになりました。
 
 
 
 
今日のチョイスは、叉焼丼。
もちろんご飯少なめのオーダー。
 
アヒルとか三種焼き物とかもあるけど、このボリュームで720円は嬉しい。
叉焼は金陵の物が一番好きだけど、重慶飯店の物もかなり好きなのだ。
 
で、コレと缶ビールで1,000円いかないから、
山下公園とかで食べるも良いよね、って思いつつ人混みに負けて帰る事に。
 
良いです。
家でビール&丼弁当、幸せっす。
 
でもって、やっぱり美味いわ(^_^)
 
それにしてももう、コロナの恨みを晴らすかのように繰り出す人達、多すぎ。
コロナ禍前より人が多いんじゃない?ってくらいに混んでるし、
外国人観光客も多数いる。
 
これって、GW後に感染者数が爆増とかしないよねぇ・・・
と若干不安になりつつ、ぐーたらな午後を過ごしましたとさ。
 
ごちそうさまでした。

2023年4月28日金曜日

海苔箱導入?

 
 
今宵は横濱晋山での一人呑み。
 
突然思い立って連絡しても、予約でいっぱいな事が多いので、
ダメもとで連絡してみたら今日はOKだったのだ。
 
花金(死語?)だからダメかと思ってたら
意外だけど何故か金曜は余裕があるのだとか。
 
まぁ、私的には貸し切り気分で飲めるのでありがたいけど、
店的には逆に迷惑になっちゃったかな・・と不安。
 
でも、何も売れないよりはマシと考えて欲しいな・・
と呟きつつオーダーしたのは、こんなの。
 
 
 
 
このままでも楽しいのだが、「白魚の漬け 磯辺巻き」という事で海苔が出てくる。
 
え?
とうとう導入??
 
海苔箱が登場しました〜
 
 
 
 
「よくありましたね」
 
「合羽橋で探しまくったら、ありました。」
 
「結構したでしょ?」
 
「かなり」
 
「そうそう売れる物じゃないから、コスト上がっちゃいますよね」
 
 
利久庵で使ってるような塗りのタイプじゃないけど、
白木で作って空気穴は横板の飾り穴で、海苔を置くところは和紙ではなく網。
 
でも、ちょっと炭の匂いがして、
海苔もパリパリでかなり楽しい。
 
 
「もう落ち着かれました?」
 
「えぇ。
 ほんと4月は死んでました。
 とにかく朝早く起きなくて良いのが最高です」
 
「睡眠不足はキツイですよね」
 
「大将も仕入れあるから早く起きるでしょ?」
 
「えぇ、でも昼営業してないので、余裕はあります」
 
「昼やると、寝る時間無くなりますよね」
 
「そうですね。
 そういう営業をする気は無いので今の形にしたんですけど。
 幸い、懇意にして下さるお客様がいらっしゃるので続いています」
 
 
そう言えば明け方まで仕事をしていた頃、朝の4時半とかに石川町駅近くの吉野家に
行くと、知り合いのフレンチレストランオーナーとバッタリって事が何度もあった。
 
営業は21時までの店だったけど、客が完全に退けてから清掃し
その日の精算をしたりすると、どうしても朝になってしまうらしい。
 
それでいてランチ営業もやっている店で、ランチにも彼は店にいたりしたから、
何時寝てるんだよ?って突っ込みたくなった。
(当時に自分も、週に何時間寝たって?って状況ではあったが)
 
晋山も夫婦で営業しているスタイルだから、昼営業は物理的に難しいと想像する。
 
自分しかできない業務で成り立つって大変な事だってわかっているけど、
自分が携わっていた業務もある意味そんな状況だったので、
ベテランが抜けていく今後は想像したくないね。
 
 
 
 
今日は、辛み大根蕎麦。
晋山で普通の蕎麦を食べる場合、このパターンが多くなる。
 
辛み大根の辛さと蕎麦の相性は楽しく、より蕎麦の甘さを感じやすいので、
食べ方のコツを覚えてからは、多く食べるようになったっけ。
 
美味いわ〜
やっぱ、ここの蕎麦、好きだわ〜〜
 
でも酔っ払いだわ〜〜〜〜
 
晋山の1合って、ちょっと多いんじゃない?って入れ方してくれるので、
2合飲むと最後の蕎麦を食べてる記憶が薄くなる感じで酔うのですよ。
(常連スペシャルか飲兵衛スペシャルかわからんけど)
 
話し相手がいないと呼吸が浅くなるから、酔うんだよね・・
と言いつつ、帰ります。
 
ごちそうさまでした。

2023年4月27日木曜日

鼎泰豊・横浜ランドマークプラザ店で小籠包とか

リタイヤしたら行き放題だと思っていた「みなとみらい」。
 
でも、毎日キッカリと起きて外に出るワケではないので、
どちらかと言えば引き籠もりな生活になりがちだった。
 
とは言え腹は減るので、
リサーチに行くぞ〜と自身を鼓舞して食べに行くんだけど、
それでも夜は家でユルユルとしたくなる。
 
そんな怠惰な生活のおかげで、
ボロボロだった身体もだいぶ復活。
 
どんだけ身体に負担があったんだ?
と思いつつも元気になってきたから軽く飲みに行こう・・・と
久々に夜のみなとみらいへ出かけた。
 
 
 
 
気になってたのが「鼎泰豊・横浜ランドマークプラザ店」
 
高島屋の経営者で香港好きな人が、糖水で有名な「糖朝」や
小籠包で有名な台湾の「鼎泰豊」を日本に持ってきて、
「鼎泰豊」は支店を27店舗(HP記載数)に増やしている。
 
勿論、本店に行った事がある自分としては横浜高島屋に支店が入った時に食べに行ったが、
あの独特の小籠包が再現されていないのと、コスパの悪さで通う事は無かった。
 
だが、続々と支店が増えていくのにはワケがあるはず。
2018年にランドマークプラザに支店が開き、コロナ前は予約しないと入れない
との情報も流れていた。
 
だったら行くでしょ?
 
横浜中華街の料理が軒並みダメダメになってる今、
鼎泰豊の名前を冠している店がどんな料理を出すのか、気になるっしょ?
 
 
 
 
予約なしで余裕で入れたけど、
この狭いテーブルに通すんかい?ってまず思う。
 
他に空いてる席多いし・・・とか思いつつ、
んじゃ、この小っさいテーブルに乗るだけしかオーダーしないから・・と、悪態。
 
でも実際、複数頼んだら、真ん中のアクリル板どけても乗るのかな?
ってくらい小さなテーブルだった。
 
と言う事で、今日のオーダーは
敢えての小籠包6庫(せいろが大きい)と牛肉麺&生ビール。 
 
 
「お待たせしました、小籠包です」
 
「ありがと〜」
 
「小籠包の食べ方、ご存知ですか?」
 
 
ご存知ですだよ〜と心の中で呟きつつ、「大丈夫」と返して、
味がどうなったか気になっていた小籠包を、食べてみた。
 
 
 
 
もうね、
見た目で台湾の鼎泰豊とは別物ってわかる。
 
本店のものは、凄く薄い皮の中にスープがタップリでボール状になってて、
箸で摘まんだら皮が破ける?って思う位に頼りなく見えるのに、
結構な圧力で摘まんでも破れない。
 
だけど食べる時に箸で切ってスープを出しても、
そのまま口に入れて熱ち〜って涙目に鳴りながら食べても、
皮はその存在を感じさせない絶妙な強さで張られているのだ。
 
でも鼎泰豊・横浜ランドマークプラザ店」の小籠包、まず皮が厚い。
そしてスープが少ない。
 
って言うか、そもそもスープってちゃんと入ってる?
ってくらいに小籠包本体がしぼんでいるようで、こんな仕様なのか・・と。
 
レンゲに取って箸で皮を切ってみると、小さめのレンゲにちょうど溜まる程度に
スープが入っていた。
 
啜ると、なるほどこれなら文句は出まい・・と言えるレベルの味ではある。
タップリのスープだとレンゲから溢れてしまったら食べにくいから、
こんな量にしちゃったんだろうな、と勝手に想像するけど、
本店を知らない人はこれが鼎泰豊の小籠包だと喜ぶのだろうね。
 
いやホント、味は悪くないのよ。
横浜中華街の北京飯店が出す小籠包(1.5倍見当)
より安いしね。
 
店としては、4個で2,100円のトリュフ入り小籠包とか
6個1,500円のズワイガニ入り小籠包を売りたそうだったけど、
こっちにしてみりゃ4個640円のベーシックな小籠包を
960円の6個バージョンにしたので充分!って言いたいね。
 
 
 
牛肉麺!
美味い!!
 
って言うか、ちゃんと台湾料理っぽい香辛料の使い方で、
麺そのものはそれなりだけど、スープや牛肉もそれなりだけど
ちゃんとバランスするように仕上げられてて、
若干のコスパの悪さがあってもこの風味を味わいたい時は来ても良いかな
って思った。
 
何て言うか、コストの設定が上手いわ。
全体的にはコスパの悪さがあるけど、観光地で大箱使っての営業を考えると
見事に見切った設定には感心した。
 
でもね
この料理が美味いって思っちゃうって、
横浜中華街の味がダメになってきてるって事でもあるね。
 
どうやら横浜中華街、
コロナ禍を生きのこった店やコロナ禍でも新たに開けたって店をリサーチしないと
美味い中華料理は食べられない、って事になったのかも。
 
以前から、美味い中華料理は横浜中華街の外にあると言われがちではあったけど、
かなり考えさせられた晩飯でしたとさ。
 
さ、ロイヤルアスコットでアドベックの相談でもしますかね。
 
ごちそうさまでした。

2023年4月25日火曜日

テックスバーガー

かかりつけ医が石川町や本町にあるので、
定期的に石川町から関内エリアは歩くようになって数年になる。
 
仕事をしていた時は街を撮る暇もなかったけど、
今は食を求めて歩く事ができるので、かなり嬉しい。
 
と言う事で今日は、午前中から石川町の医者へ行き、
前回、チョイスを間違えたかも・・な例のスマッシュパティのハンバーガーを
もう1回食べに行く事にした。
 
 
 
 
ランチタイムよりちょっと早めを狙ったけど、
医者で想像以上に時間がかかって辿り着いたのは12時を回ってた。
 
テーブル席は2人がけのテーブル一つを除き既にいっぱい。
4人座れるカウンター席には、いかにもたくさん食べそうな先客が3名なので
キャッシャー側の空いている一つに座るしかない。
 
この店はキャッシュオンデリバリーのスタイルだけじゃなく
注文するまでは座るな・・
な形になってるので、私の後に来た女性2人は私が2人がけのテーブルに行かないか
狼狽えている感を投げてつけてきたし・・ね。
 
 
 
 
カウンターに座ると、目の前にはターンテーブルが2台。
 
ここだけ見ているとバー?って思わなくもないが、
横でオーダーを取っている声とかが容赦なく耳に入ってくるので、
アメリカのカフェかダイナーな感じが一番イメージに近いかも。
 
オーダーしたのは「
ハートランド」と「テックスバーガー」。
 
前回、パティの味を確かめるために避けたやつで、
オニオンリングとハラペーニョがトッピングされ、ソースはBBQソースなセットアップ。
 
オニオンリングが乗ってたらスマッシュパティの食感わからんじゃん?
って思ったけど、スマッシュチーズバーガーの素っ気ない味わい(情けない食感?)
だったらちょうど良いバランスかもって思った。
 
「メックスバーガー」という、
チリミートとトルティーヤチップスがトッピングされ
サルサで味付けされたヤツで・・とも思ったんだが、
メニューには、まずは「テックスバーガー」を食え!って
メッセージがあると思ったので・・のチョイス。
 
果たしてどうであろう・・・
 
 
 
 
おい!
コレずるいじゃんよ?
 
「スマッシュチーズバーガー」は
オニオンリングとハラペーニョの代わりにトマト&レタスのトッピングだったけど、
違う店に来た?って思うくらいに見た目が違うよ?
 
え〜〜〜〜
なんか色々違い過ぎて、ちょっと退くくらいに別物じゃん。
 
美味しいよ、これ。
ハラペーニョもしっかり辛いし、
スマッシュパティもカリカリな部分と肉の部分の違いが楽しく、
バンズも前回ほどフワフワじゃないので、トーストの技術が違い過ぎ。
 
って言うか、何故前回はあれほどダメだった?
って声を大にして言いたい。
(メニューの写真とも出来上がりに随分差があったしね)
 
そうか〜
これなら「メックスバーガー」も食べたくなっちゃったじゃん?
 
でもそれを食べたら明らかに炭水化物オーバー&カロリーオーバーじゃん。
ハラペーニョの辛さでハートランドもう一杯いきたいので、
チリコンカンとかないかなぁ・・・
 
 
「すいません、チリコンカンみたいなの、ないですか?」
 
「ポテトの上にチリミートが乗ったのはありますが」
 
「そうですか。これ以上炭水化物は入れたくないので
 それ頼むとポテト残しになっちゃうなぁ」
 
「ちょっと待ってください、キッチンに聞いてみます」
 
「ごめんなさいね。」
 
「いえいえ、新しいメニュー誕生かもしれませんし・・・」
 
 
そんなワガママを投げちゃった自分を恥じつつも、
気持ち良くオーダーに応えようとしてくれるスタッフの行動を、嬉しく思う。
   
 
「すいません、例えばバーガーのトッピングにチリミートがあるんですが、
 それを小さいカップで出すって形でも良いですか?」
 
「嬉しいです。
 ビール飲みながらちょっとつまみたいだけなので、お願いできますか?」 
 
 
 
 
と言う事で、ビール2杯目いきました。
チリミートはちょっとケチャップを足して、スプーンで。
 
あ、チリミートも辛さがあるね。
これはメックスバーガーもかなり楽しいかも知れない。
 
と言う事で、
多分、また来ます。
 
でも、昼時は凄く混むようなので、
時間は外した方が良さそうっす。
 
ごちそうさまでした。
 
  
CENTRAL BURGER SHOP
 
横浜市中区石川町2-85-5
045-278-7914
 
営業時間
[月・火・木〜日]
11:00~22:00(フードL.O.21:00 ドリンクL.O.21:30)
※水曜日定休



2023年4月23日日曜日

INDUで「VISHU SADHYA 2023」のミールズを

以前、横浜には南インド料理店が殆ど無かった。
と言うか、本格的なインド料理店も数が少なかった。
 
その当時のカレーは、
日本独自の進化を経た家庭的なイギリス系のカレーがメインで、
カレースタンドの簡易なタイプか洋食屋の小洒落たタイプの2択で、
尖った店でも辛さを誇るくらいのものしかなかった。
 
ただ、横浜はインド系住民が多く暮らし、
その関係から本格的なインド料理店(北インド系)が開店し、
アジアからの出稼ぎ組がやってくるようになって、スリランカカレーや
ネパールカレーなどのリアルなネイティブ系カレー屋が生まれてくる。
 
それでも、南インド料理専門店ができなかったのは何故だろう。
北インドと南インドでは人種からして違うから、たまたま北インド系住人が多かった?
ってだけだったりするかも知れない。
 
でも、中華街の外れに出来たカレー屋がハラルフードのカレーを出し、
続いて南インド料理店ナクシャトラができた事で、スリランカカレーとは違った
南インド系のカレーに出会う事になる。
 
ドーサやワダと言った、南インド独特のパンやレモンライスなどの独特のご飯。
そして魚や海老などの海産物を使うカレーや、サンバルというカレー風味なスープなど、
米食な日本人には馴染み易い味わいのカレーに魅了されるのはあっという間だった。
 
そして美味い店を求めて食べ歩き、
行きついたのが元町の裏にできたINDUだった。
 
 
 
 
インドの高級ホテルの料理長を務めた方が1人で料理を担当していたが、
初めて食べた時、今まで食べてきた南インド料理って何だったのだろう・・・
と思うくらいのレベル差を感じ、希少な食材や香辛料を使っている事から高価ではあるが
コストパフォーマンスは素晴らしいと感じさせられた。
 
以来、他の南インド料理店に行けなくなってしまったのだが、
これからは時間がタップリあるので、リーズナブルで美味しいナクシャトラ辺りにも
行きたいと思っている。
 
 
 
 
今日は「VISHU SADHYA 2023」というイベントデイ。
 
マリヤーラム歴の新年とのことでインド ケララ州の2つの収穫期を祝う祭りなのだとか。
今回は肉とシーフードのミールズを出すとの事で、予約をして訪れてみた。
 
11時スタートの会だったので客はいないかと思いきや、
どんどん入ってくるので、ちょっとビックリ。
 
オーナーは「食材に拘り過ぎて今朝ギリギリに届いてホッとした」なんて言ってたが、
そんな料理をスタッフがバナナの葉の上に並べていく。
 
 
 
 
<ミールズの内容>
ウラド豆のパパド・バナナの素揚げチップス・スパイスで漬け揚げした魚のピクルス・
骨付きラムと野菜のスープ・メカジキとタマリンドのココナッツカレー・
ブリのジンジャーガーリックフライ・
青バナナのココナッツとマスタードシードのトーラン・
バナナとカシューナッツで煮詰めたムング豆のパヤサム・
天然海老とカレーリーフのココナッツトーラン・
カレーリーフ&スパイス&タマネギのエッグフライ・
ラムとココナッツとチリのチュッカ・
タマリンドとココナッツミルクに漬けたイカのロースト・
骨付きチキン&ココナッツミルクのヴァラティヤトゥ・
クミンとカレーリーフを和えたタピオカ芋のマッシュドポテト・
パイナップルと人参のギーライス・
ピンクウォーター・チャイ

何の事やらわからない料理名だけど、魚と肉のミールズって事で
楽しまさせていただきます。
 
 
 
  
お〜
久々のINDU、やっぱ美味いわ。
 
オープン当初から、ミールズが食べたければ作るよって言われてたけど、
正直、ここまで豪華な感じになっちゃうと食べ過ぎの心配があったワケで。
 
でも、これ、充分に軽いっす。
ギーライスはちょっとお代わりしちゃいました。
 
辛くしてって言えばネイティブな辛さでも作ってくれるけど、
黙っていると日本人向けの優しい味わいで出てくるんだが、
これがまたヤバいくらいに美味い。
 
今日は日本人向けでありつつそれなりの辛さも演出していたので、
良いバランスで食べられたけど、オーナーが言うようにお祭りなので
赤字覚悟での食材選びだったらしい。
 
他の店では見たことが無い料理もあったりするので、
南インド料理フリークが遠方から来るってのもわかるけど、
今日の料理はその手の人達にはどう見えるのだろうね。
 
予約なしで来ちゃって、今日はこのミールズだけって聞いて諦めたカップルもいたけど、
これ、滅多に食べられないんだよぉ・・・と味わった人間としては言いたくなった。
 
ごちそうさまでした。
 
 
 
INDU -Ayurvedic South Indian Food&Wine-
 
横浜市中区元町1-36-2 原ビル 1F
045-211-4130

営業時間(状況によって変化あり)
11:00〜15:00
18:00〜23:00(LO:22:00)

※定休 年末年始

2023年4月22日土曜日

萬珍樓點心舗で朝粥

山下町界隈で明け方のご飯と言えば?・・という悩みは、
寝ないで仕事をしていた頃の大事な関心事。
 
24時間営業のファミレスや牛丼チェーン店以外では、
ホフボロウと安記、運が良ければ山東が思い当たったが、
今となっては馬さんの店が早朝7時からの営業ってくらいしか思い当たらない。
 
山下町のホフブロウは代替わり(オーナーチェンジ)する前、
船員や明け方まで営業していた飲食店スタッフにボリュームたっぷりな
モーニングセットを出していた。
 
中華街の安記はもちろん朝粥で疲れている日に食べるのには最高だったし、
今とは違う場所で営業していた山東は、朝4時とかに料理を食べられる希有な店だった。
 
ホフブロウは現在は11時からの営業で、昔からある料理もかなり違う形になっちゃって
残念な状態。安記は朝粥として9時半からの営業をしているが、最近行けてないので
クオリティチェックできてない。
 
で、今は・・と言うと、萬珍樓點心舗が8時から、謝甜記 貮号店が8時半からで
皇朝茶樓が8時半(日・祝8時)からとなっていて馬さんの店がダントツに早いけど、
味で言うなら老舗の萬珍樓點心舗か、旦那を見限った女将の謝甜記 貮号店
やっぱり気になってしまう

代官坂のバイ ミー スタンドが8時からモーニングをやってて美味いけど、
中華街方向に来たらやっぱり朝粥か点心を食べたいって思うのですよね。
(単に山下町で朝まで仕事だったら、大桟橋手前の海員生協で立ち食い蕎麦がコスパ最高)
 
 
 
 
と言うワケで、王道の萬珍樓點心舗に行ってみた。
朝粥ってノボリも出てて、そこそこ早いのに結構客がいる。
 
メニューを見たら朝粥セット「白粥と彩り点心の朝食セット」があったので、
香港っぽく点心&プーアル茶のアラカルトをやめ、敢えてのセットにしてみる。
 
あ、白粥を別の粥に変えてセットにできるのね。
だったら「豚肉とピータン粥」にしてもらおう。
 
ついでにビール!
 
 
 
こんな感じなのね。
香港式海老焼売と海老入りニラ餃子、キシメン卵とお粥のお供のセットで1600円。
ただ萬珍樓點心舗は、点心単品が高いから、それを考えたら上手いセットかもね。
  
 
餃子は、海老蒸し餃子の方が嬉しかったなぁ・・・
 

キシメン卵って名だけど、腸粉だよね?
キシメンじゃなくてクレープって名で出す店もあるけど
本来の名称である腸粉でいいじゃんね?って思うの自分だけだろうか。
 
 
 
お粥も点心も、やっぱり老舗だけはあるって味わい。
点心だったら菜香も外せないとこだけど、今や新館だけになっちゃったので、
実際のところはどうだかわからない。
 
皇朝茶樓・鵬天閣点心舖・西遊記などの新興勢力に比べたらかなりの差を感じるけど、
粥自体は安記の方が口当たりが優しいので好きかな。
 
今度は安記の朝粥を食べに来ても良いな・・・とか思いつつ、
安記でよくやってた生卵落としの粥の旨さを再現したくて、
キシメン卵の玉子を粥に落として食べてみると結構楽しい。
 
で、その後は粥のお供を色々と摘まんで食べてみたり
粥に落として食べてみたり・・と。
 
なるほどこれは、人気あるワケだね。
 
と言う事で、今日は満足。
 
次回は萬珍樓で晩飯か??
とか思いつつ、カメラ片手にプラプラするっす。
 
ごちそうさまでした。

2023年4月18日火曜日

オーガニックカフェ&レストラン Sun

「支店、と言うか兄弟店というべきお店、出したんですよ」
 
「え? どこ?」
 
「太田町ななんです。」
 
「すぐ、近くじゃないですか。
 同じ様な料理を出されるんですか?」
 
「一応、オーガニック系料理を出すカフェ形式のお店です。
 化学調味料や添加物不使用な料理をお出ししています。」
 
「営業時間は?」
 
「11:30スタートでラストオーダーが22時です」
 
「22時ですか・・って、ロッコさんはもっと早い21時半がラストオーダーですよね?」
 
「すいません、以前の様に遅くまでやってなくて。」
 
 
そんな話をしたのは、結構前のこと。
  深夜までやっていた「オステリア・ロッコ」はアンガスビーフのリブアイステーキ400gが
食べたくて結構通っていたけど、コロナ禍では貴重な深夜営業店も客の激減に対応するため、
ランチ営業を始めると同時に店も22時半で終了となっていた。
 
運良く早く帰れる時とかに寄ってはいたんだけど、
1人で400gを食べ切る体力と自信がないと行けないため、
いつの間にかケーブルカーの300gステーキになっちゃったけど、
それでもその支店の事は気になっていたのだ。
 
 
 
 
仕事を離れた事で、歩くのも嫌だったくらいに疲れていた身体は調子が戻り、
気になっている検査も進んでいて、そろそろ放浪の旅に合わせて歩かなきゃ・・・と
今日も関内辺りをプラプラとしていた。
 
ウィークデイの午後、皆さん働いているのねぇ・・・と呟きながら、
今ひとつ撮りたいモチーフがなくて象の鼻地区まで出てみたけど、
今日は如何せん天気が悪い。
 
で、突然蘇ったのが、
オステリア・ロッコの支店の話だった。
 
17時ちょい前だし、
今なら夕食目当てに入る客も少なかろう。
・・と行ってみた。
 
あ・・・
ここ、以前ワインバーがあったとこじゃん。
隣の「寿司はま田」はまだ開いてないね。
 
 
 

さすがに17時ちょっと回ったくらいじゃ、他に客いませんね。
まずはビールだね。
 
 
 
 
偏見だけど、ビールにハートランドのある飲食店って
料理にこだわりがあってクオリティが高いことろが多いと思ってる。
 
生ビールを置かないのもある意味誠実かもって思うのは、
巷にはどんなに良いビールを繋いでもタップの洗浄がいい加減で
せっかくの味わいを潰してるところが多いから。
 
サントリーのマスターズドリームを繋いでる(珍しい)のに、
2杯目を頼めない位ダメにしちゃってる店、知ってるしね。
 
あ、ラム肉のランプステーキ、ありますねぇ(^_^)
 
 
 
 
こうきたか〜なセッティングだけど・・・
 
美味い!
ちょっと歯ごたえあるけど、美味い!!
 
と言う事で、ビールがぼがぼといただきます。
 
で、シメに玄米炒飯かパスタを食べようと思うんだけど、
パスタは有機デュラムセモリナ粉のパスタとあるね。
で、あなたの好みで作ります・・ですと?
 
 
「パスタって、何でもできますか?」
 
「じゃぁ、ペペロンチーノ、頼んで良いですか?」
 
「はい。何かトッピングしますか?
 それとも王道系で?」
 
「王道系で」
 
「うわ、プレッシャーですね」
 
「よろしくお願いいたします。」
 
 
こんな反応、ちょっと嬉しいっす。
 
ペペロンチーノってトッピングとかしちゃう店多いけど
それはアーリオ・オーリオで作るのが難しいから。
 
塩の加減、パスタの茹で方、アーリオ・オーリオの作り方だけで味が決まっちゃうので、
ベーコンやパンチェッタなどの個性あるトッピングを使って誤魔化すワケだ。
 
 
 
 
お〜〜〜
こうきましたね。
 
スパゲッティーニかな?
な太さのパスタは、かなり頑張って作っていて、美味しいね。
 
ただ、茹で汁で塩を決めちゃう作り方ではないので、
パスタ自体の塩が弱いのは仕方ない感じ。
 
ちなみに、胡椒は自分で振りました。
アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノに胡椒を振るのは
自分としてはマストなんです。
 
そして外はマジックアワーなブルーに染まる時間。
 
窓際は足早に帰宅する人達が流れ、貸し切り状態の店にもやがて
客が来そうな気配になってきたので、そろそろ上がろうかね。
 
リタイヤって、結構楽しい。
誰かと話す時間はかなり減るけど、その分こうやって書けなかったブログを書いたり、
写真を撮ったり、ネットで映画を観たりとかなり楽しめる。
 
体力落とさないように外歩きももうちょっとしようと思っているけど、
ぼ〜っと寝坊するとそのままズルズルと引きこもりがち。
 
でも、こんな楽しみがあるなら出ないと損ですな。
 
ごちそうさまでした。
 
 
 
オーガニックカフェ&レストラン Sun
 
横浜市中区太田町2-21-2 新関内ビル 1F
050-5600-0836(予約・問い合わせ)
045-263-8832
 
営業時間
[火〜日]
11:30〜22:30(LO:22:00)
※月曜日定休

2023年4月16日日曜日

讃岐手打ちうどん 麗

横浜で讃岐うどんならどこ?って言われても、かなり困る。
 
うどん食圏に住んでいるわけじゃないので
そもそもうどんの良し悪しを決める基準が無い。
 
子供の頃は、乾物屋などの食品店でうどん玉が売られていて、
それを買って帰って親が調理していたと思うけど、
米に比べたら割高になるので、あまり食卓に上る事はなかった。

外食として最初に食べたのは駅の立ち食い蕎麦屋で、
蕎麦とうどんが選べたので頼んだのが最初だが、
取り立てて美味いと感じるようなものではないと記憶している。
   
だから讃岐うどんと言う名のうどんを食べたのは結構後のこと。
横浜には専門店がそもそもあまりなかったが、たまたま日吉に近い辺りにあるとの事で
仕事で立ち寄った時に驚いたのは汁の色だった。
 
薄い(と言うか透明?)、だけどしっかり塩味はあって
豊かな煮干しの香りや穏やかな味わいがあり
こっちのうどんとは違うという事は理解したが、だから何?って気分にもなった。
 
勿論、本場で食べたワケじゃないから本当のところはわからないので、
一度香川県にうどん食べツアーをしないと、とは思っている。
 
そう言えばその時一緒に食べた会社の仲間に親が京都出身のヤツがいて、
「ここらのうどんはドブの様な汁のに浸かってて食えない」
と決まり事の様に言っていたが、
「これこそがうどんの汁の色だよ」的に喜んでいたっけ。
 
蕎麦屋に入る度にそう言うから
「食べなきゃ良いじゃん?」って心の中で思ってたけど、
後に関西系の友人が複数同じ様に「ドブの様な・・」と表現するので、
彼らの文化圏の口癖なのかも知れない。
 
 
 
 
元町に私の誕生日にオープンした讃岐うどん屋がある。
その日は石川町の創作和風料理を食べるため近くを通って気付いていたので、
食べてみようと訪れてみた。
 
元町近くにあった「小麦の翼」も「益うどん」閉店し、
うどんラバーの絶対数が少ない地域での営業の難しさに加えて
コロナ禍というパンチはヘビー過ぎたのだろう。
 
とは言え「かばのおうどん」はどうにか乗りきって営業しているので、
元町という場所で営業する意味はあるのかも知れない。
 
 


 
入店時刻は日曜の正午、それで客が2組(合計3名)しかいない状況。
まだまだ知られていない、という事だろう。
 
まずは食べないと・・とメニューみると
かけ・釜揚げ・ざる・ぶっかけが800円、
天ぷらが乗れば1400円・・と結構強気な商売。
 
ただ、店員はいるのだけどオーダーはスマホでQRコードを使え・・と。
オーダー間違えなどの防止ですかね。
なんとなく味気ない気分になってしまうけど、これも時代の流れってヤツだろうね。
 
ビールは瓶ビール500円としかないから、
それをオーダーしてみるのだけど・・・
 
おい!
スーパードライの小瓶かよ?
ここのところ、瓶ビールがスーパードライってパターン、続いてるなぁ・・
 
 
 
ネギと生卵、オプション追加で〜す。
卵が価格上昇って知ってるけど200円ってのはちょっと驚くね。
 
とりあえずトッピングをガッツリ乗せるとこんな感じ。
 
 
 
ぶっかけ用の汁がちょっと弱い感じがあって、
うどんは冷たいのに強いとは言えない程度の腰がある感じ。
 
揚げ玉がついているのは嬉しいけど、擂りゴマは香りが無くて最初塩かと思った。
 
悪くは無いっす。
でもコストパフォーマンスが良いとは言い難い。
うどん+オプションで1100円となるとわざわざ元町まで行って食べる?
って自問する感じですな。
 
ただ、もう一回は来てみよう。
このスタイルがどう受けとめられどう理解されるかで
今後の方向が見えてくるだろうしね。
 
いずれにしろ開いたばかりとは言え、このままの集客力だとどうなの?
って思っていたところへ、老夫婦が1組入ってきた。
 
それにしても元町も中華街もかなりの人出。
そして外国人観光客も一気に増えてきた。
 
週末&祝日を外して外へ出た方が良さそうですね。
 
ごちそうさまでした。

2023年4月12日水曜日

歌舞伎を見るなら2階桟敷席

先月、頂き物のチケットを使って見た歌舞伎。
 
どうしても前の人の頭が気になったので、
今回は桟敷を押さえた。
 
1階桟敷は現在2万円のコストがかかる特等席で、
座るとお茶が出たりお弁当を持ってきてもらえるなどのサービスもあるが、
その席に座るのにはかなり勇気がいる。
 
何故なら、ある意味さらし者になるからだ。
 
舞台が良く見える=観客からもよく見える上に、
花道側の桟敷だと花道に役者が出るとその後方に位置するから嫌でも目に入る。
そんななワケで見られる事を覚悟した服装で臨むのは必然だし、
お忍びカップルが使うにはあまりに不適な上に、そもそも押さえるのがかなり難しいとくる。
 
なので、私が選ぶのは2階の桟敷席。
1等席と同じ価格でありながら目の前に遮るもの無しな桟敷は、
掘り炬燵状の造りで、テーブルと座卓&座布団の仕様。
 
それでいて2階なので1階桟敷席よりも遙かに目立たないので、
よく歌舞伎を楽しむ人にとっては最高の特等席になるのだが、
この席とて、そう簡単には押さえられない。 
 
 
 
 
歌舞伎はそもそもが高価格な設定な上に、
伝統芸能としても上位に見られる華やかな
ものなので、チケット取り扱い会社やカード会社などがある程度エリアを押さえて
しまう売り方もされる。
その上、松竹歌舞伎会の会員が先行販売で良い席を押さえてしまったり、
出演者が贔屓筋に向けて押さえてしまうような事もあるのだ。
 
歌舞伎座が建て替える前の1年間、さよなら歌舞伎座公演として
大御所が
毎月の様に出演していて、その出演者の豪華さに多くの歌舞伎を観た事があったが、
最初の頃はクレジットカード会社に頼んで花道脇の席を押さえてもらっていた。
 
だが、どうチャレンジしてもらっても花道の左サイドしか取る事ができず、
2階桟敷席なんてまるで不可能な状況だった。
 
他のカード会社やチケット取り扱い業者に探してもっても無理。
そもそも業者には、予め予約可能なエリアが割り当てられている事は明白だった。
 
そりゃ、最初から欲しい席の数が少ないのなら押さえるのは無理だよね。
だったら販売の大本となる松竹から買う方が有利だよね?・・と気付き、
直接購入する事でやっと、この2階桟敷席を押さえる事が可能になった。
 
今になって思えば、団十郎や勘三郎など今は亡き重鎮の歌舞伎を観る事ができたのは
幸せな事で、1年を通して歌舞伎を観る事で季節ネタや演者の得意なネタ、
人形振りなどの特殊な演じ方、などなど勉強になる事が山ほどあって面白かった。
 
加えて言えば、能と浄瑠璃、歌舞伎に加えて落語までが繋がっている面白ささえ
知る事となり、寄席へも結構足を向けるようになったのは言うまでもない。
 
そんな歌舞伎の楽しみの中に、飲食の自由さがある。
コロナ禍前は極端な話、上演中でもお弁当&酒を楽しめる様なおおらかさがあった。
(現在は幕間に座席で飲食する事まではOK、酒のみ持ち込み不可)
 
場内のお弁当屋で弁当を調達、吉兆で食べてみる、場外の弁当屋で仕込み持ち込む・・
ともう色々やってみた結果、弁当&飲料を持ち込むのが一番楽&リーズナブルだと気付く。
 
歌舞伎座の周りには弁当専門店もあるし、現在は地下鉄からの入口付近に弁当屋もあって
そこには上品なお弁当が色々揃っているが、概ねコストパフォーマンスが悪いと
感じてしまうように量が少なめだったりする。
 
で、最後の方は、横浜駅で崎陽軒の弁当を買って持って行くのがパターンに
なってしまったが、先月までは公演が3部制だったりしたので、
食事をするタイミングとズレていて弁当を持っていく事もなかったのだ。
 
そして今月は2部制。
その夕席を押さえたのだから、久しぶりに弁当持ち込みパターンとなった。
 
やっぱ崎陽軒かね?
崎陽軒なら中華弁当とか幕の内弁当にするかね。
・・・なんて考えていて、ふと思いつく。
そうだ、海苔弁の高級版を買っていこう!
 
 
 
 
いちのやが横浜に進出してから、たまに食べていたのだけど、
高級版(1800円)はおかずが豪華で酒のつまみにも適しているので・・・
 
あ、ビール持ち込み不可だった(T_T)
 
でも、ちょっと贅沢気分を味わいたいから、良いのですよ。
 
 
 
海苔弁 桜
 
相変わらずの豪華版。
海老フライ2本ってのが自分的にはヒット。
 
もちろん、アドオンでタルタルソースを付けたけど、
前食べた時よりも随分とボリューミーに感じる。
 
あれ?
いつの間にか、弁当に挟んである注意書きに
レンジで温めると尚美味しいとかって記述があるなぁ・・・
 
そう、良い食材を使ってる、とアピールする程の良さを感じさせないのは、
崎陽軒のお弁当に比べてご飯が楽しくないってのがあるんだよね。
 
ちょっと暖めるのを推奨するならご飯も楽しくなりそうだし、
次回購入する時はやってみても良いかも。
 
ただ、通常版でも1000円の海苔弁だったら崎陽軒の弁当を買っちゃいそうだな
・・・と日記には書いておこう。
 
ごちそうさまでした。

2023年4月11日火曜日

スマッシュパティのハンバーガー

テレビで取り上げられると、
どうしても気になる人が増えてしまうのは仕方ない。
 
それわかっていても、わざわざそこまで行っても、
行列ができていたら今の私はその店を避ける。
 
何故なら、行列に並ぶ時間が惜しいのと、
そもそも長く立ちっぱなしは無理だから。
 
だから今日も、行列が見えたらやめようと思って出かけたし、
その場合はここのところヒットの飲食店が複数あって夜はどうかな?って思っていたし、
で、気軽に出かけていった。
 
そう、例のセントラル・バーガー・ショップに・・・
 
 
 
 
お、並んでないですな。
でも結構、お客さんいますな。
 
全然客が居なかったら、それはそれで嫌だけど
この適度に混んでる感が良いとは思う。
 
 
 
 
へ〜
キャッシュオン・デリバリーですか。
 
テックスバーガーがオニオン・ハラペーニョ・BBQソース
メックスバーガーがチリミート・サルサ・トルティーヤチップス
 
その2つが推しなのだろうけど、
ハラペーニョ入りは味がボケるしチリミート入りは別の食べ物と思うので、
残るチーズバーガーとクラシックチーズバーガーから選ぼう。
 
シンプルにスマッシュパティを味わいたいからチーズバーガーか、
それにトマト&レタス入りなクラシックかって事なので、
ここは王道のクラシックで。
 
 
 
 
あ・・・
バンズがフワフワだ。
 
持つだけで潰れそうな勢いだけど・・・
なるほど、ガッチリとプレスしたパティだね。
エッジのカリッとした食感は楽しいね。
 
でもこれ・・・
本当に2枚パティ入ってる??
 
う〜む
これはチョイス間違えかも知れない。
 
食べ応え無し・・・な感じと
もうちょっと表面だけでもカリッと焼けって言いたくなるバンズ。
 
これなら、チリミート・サルサ・トルティーヤチップスとか
ハラペーニョ&BBQソースって方が良いのだろう。
 
ただ今日は、何となく店員さんが慣れてない感じで、
店全体に疲れた感が漂っている。
 
これもマツコ効果かも知れないので、
後日また来て、今度はテックスかメックスを食べてみるしかないね。
 
それにしてもパティ2枚って信じられない薄さだったわ。
 
あれ?
前に事務所で一緒に仕事してたスタッフが入ってくるじゃん?
 
 
「おや〜?元気?」
 
「あれ、お久しぶりです。」
 
「俺、卒業したよ〜」
 
「あぁ、聞きました〜」
 
「チャボーラで会うと思ってたんだけど、こことはね」
 
「相変わらず、ここら辺にいるので」
 
「んじゃ今度、どっかで会えたら飲もうね。
 食事じゃましないように上がるね」
 
 
こういう遭遇って、ちょっと嬉しい。
と言う事で飲み直しにでかけます。
 
ごちそうさまでした。

2023年4月10日月曜日

築地で天ぷら定食とか

今日は、健康保険を任意継続&保険証交付のために、
保険組合がある築地に向かった。
 
築地と言うと、自分の中ではやっぱり市場。
場内の飲食店で食べる楽しさは格別だったし、場外を歩き回るのも楽しかった。
 
でも、2018年に豊洲に移転した後、
豊洲はおろか築地場外にも足を向けた事が無かったのは、
体調問題に加えてコロナ禍による行動制限があったからに他ならない。
 
ランチ時に上手く時間を調整して場外で何か食べようか・・とも思ったのだが、
組合があるのは築地本願寺の裏。
 
なので、日比谷線「築地駅」で降りて、出たとこ勝負をかまそうと考えた。
 
だけど、甘かった。
デニーズとかカフェ・ド・クリエとかはあるのだが、
行列ができている寿司屋「築地すし兆」は立ち食いな感じに見えたし、
「ベト屋」というフォーの店は気分じゃない。
 
ネットで調べるとクソ高い店が出てきたりで、だんだんどうでも良くなってきた。
近くにある「天花そば」はもろに立ち食いだし、「日乃屋カレー」も気分じゃない。
ちょっと歩くと「寿楽」って町中華と「築地さらしなの里」って蕎麦屋があるな・・・
と目的地から離れる感じて歩いていたら、こんな看板が目に入った。
 
 
 
 
天ぷら定食か。
揚げ物だけど食べたいな。
 
天ぷら屋のランチ定食は結構当たりが多いから、
行ってみますかね。
 
 
「こんには〜まだ大丈夫ですか???」
 
「いらっしゃいませ。 
 どうぞ、お好きな席へ」
 
 
 
   
良い感じの高齢夫婦が出迎えてくれたが、客は皆無。
別に何時って約束をしているわけではないので、ゆっくりと食事してから行こうかな。
 
ならば、ちょっと飲みますかね。
と言うか、飲まないとやってられない感情はあるのですよ。
 
 
 
 
ビールを頼んだら、無条件にスーパードライ。
でも、ツマミに玉子焼きを出してくれたのは嬉しいね。
 
こんな時のスーパードライは、喉をくわっと開けて一気に流し込むような飲み方が
後味の切れを楽しむにも良いのですわ。
 
これはこれで幸せだよな・・
と思ってるところに、常連っぽい客が一気に3組入ってきた。
 
え?
ここって人気店なの??
 
入店時刻は13時ちょっと前。
だから13時から食事休憩に入る人達が来たのかも知れないね。
 
 
 
 
登場したのは、こんなセット。
ご飯少なめにって頼めば良かったけど、ここはもうしっかり頂きますわ。
 
 
 
 
海老3本だよ?
嬉しいねぇ・・・
 
あ、美味いねぇ。
 
衣は蕎麦屋の天ぷらに近い固さちょっとあるけど、
揚げ時間が見事で、ネタの脱水加減が最高かも。
 
ドップリと天つゆに浸けても負けない衣が自分的には好みなので、
なんか思わず笑みが漏れてしまう。
 
野菜も魚もそれぞれがジャストな揚がりって
さすがは天ぷら専門店。
 
漬物にちょっと振った七味はやげん堀の物に感じられたから、
渋い所で楽しさを演出しているようにも感じられる。
 
で、1300円ってバーゲンプライスだよね。
 
夜のおまかせでも3500円という設定だから、
庶民的なラインを狙っている店なのだろうけど、
超がつく高級店とは違った楽しさは絶対ありそうですな。
 
こういう天ぷら屋、横浜でもみつけたい・・と思いつつ、
健康保険組合に向かう事にした。
 
ごちそうさまでした。
 
 
天ぷら 丸中
東京都中央区築地2-5-2
03-3541-1312
 
[月〜土] 
11:30~14:00 
17:30~22:00 
※日曜日・祝日定休

2023年4月9日日曜日

毎日、起き上がるのが辛いと感じるほどの目眩は、
長くなった睡眠時間と無くなったストレスのおかげで治まった。
 
腰の痛みも、体軸を整えて起き上がれば気にならないレベルになり、
後は身体内部の問題をどうにかするだけ、な感じになっている。
 
問題は、遅々として進まなかった健康保険の切り替えだったが、
明日の10日に任意継続が完了できる事となったので一安心。
それでも、検査の日程がずれ込んだのは、退職のタイミングが悪かったのもあった。
  
月曜は築地へ行って、1年分の保険料を支払って即日交付。
そのため区役所へ行って保険証交付に必要な住民票とついでに介護保険証を入手するなど、
退職後の生活に必要な作業は、結構あるのですな。
 
5日にCENTRAL BURGER SHOPに行ったら休みだった事は書いたけど、
近いうちにリベンジしようと思っていた。
(テレビ放映の後はメチャ混みになる可能性もあるので翌日に行くのはやめたけど)
 
今日は日曜だから無理だと思うけど様子見がてらに行っみて、入れたら食べてみよう。
ダメもとなので、別に行きたい店を決めておこうと思って
行ってみたい店リストを探すと「広東厨房 鴻」がヒットした。

この店、ダメダメになった中華街より人が集う美味しい店、という噂は聞いていた。
中でも「香港焼きそば」は絶品とある。
 
と言う事で、既に気分は「鴻」へ行く感じなのだが、
それでもセントラル・バーガーショップへ行ってみた。
 
あ・・・・
ダメだわ・・・・
 
店に向かう途中で、行列ができている事が見てとれたのだ。
 
休みの日なんかに来る方が馬鹿じゃんねぇ、と自らツッコミつつ
逆方向にある「鴻」へ向かう。
 
 
「まだ大丈夫ですか?」
 
「いらっしゃいませ。
 2時がラストオーダーですから大丈夫です」
 
 
 
 
店内は20名入ったらいっぱいな感じで、この日は奥のテーブルに先客がいたくらいで、
ランチタイムを微妙に過ぎてしまったからか貸し切りな状況になっていた。
 
 
「すいません、ランチメニューじゃなくて
 単品でオーダーしても良いですか?」
 
「はい。
 それならこちらのメニューをご覧ください」
 
 
出されたメニューにオススメ品としてあったのは、
「干し肉と青菜の炒め」だった。
 
え?
干し肉って腊肉??
あの腊肉ですよね???
 
干し肉とあったのは腊肉の事で、それは豚肉を干したもの。
保存食として作られるだけじゃなく、干す事で美味さが増すという
中国料理の知恵を活用したヤバい食材なんです。
(ホタテ貝柱やフカヒレなんかも干した物を戻すよね)
 
旧暦12月を腊月と言うのだけど、
その時期に仕込むから腊肉と呼ばれるようになったと記憶しているけど
中華街でもあまり見なくなった腊肉にここで出会えるとは。
 
これはもう、食べるしかないでしょ。
with Beer!
嬉しい事にキリンだ!!
 
 
 
 
美味いわ〜これ
 
干し肉独特の食感はちょっと固めだけど、
甘辛く味付けされたこの炒め物、塩が優しくていくらでも食べられてしまう。
 
ビールに合うわ〜〜
 
あれ?
NOTOの料理もそうだったけど自分、優しい味付けって好きなんだな。
 
ジャンクフードとかがわかりやすいガチッとした味付けだから
余計にこういう優しい味が欲しくなるのかも知れんが、
さっきまでジャンクフードたるハンバーガーを食べる気満々だったのに
なんだよ・・と1人ツッコミ。
 
 
 
 
コレですわ。
コレが食べたかった。
 
あ〜〜〜
甘辛な味わいがまた優しい〜〜
 
南粤美食が使っているあのゴムの様な食感の細麺じゃないけど、
味わいがもう最高で、なるほど人気があるわけだわ。
 
こりゃ次回は汁麺か炒飯だな。
石川町駅から歩いて2〜3分の場所にあるから、
ちらっと食べに来るなら横浜で京浜東北に乗換だな。
 
鴻の料理長はANAインターコンチネンタルホテル(旧・東京全日空ホテル)の
「花梨」で30年働き、父親が営業していた「鴻楽」(真金町〜2005年)の鴻の字を
引き継いで2015年に石川町に店を開いたとか。
 
中華街はいつの間にか料理店を継がない人達がテナント貸しや売却を進め、
今では昔ながらの味を伝える店はかなり少なくなってしまった。
 
その結果、食べ放題と食べ歩き、そして占い等の旅行客向けの店が増え、
今や美味しい中華料理は中華街以外で食べる、という悲しい結果を誘引していたりする。
 
外で修行してきた息子が独立開業し親の料理を一部引き継いでいるのを見ると、
中華街という恵まれた環境で勝負できる優位性を切り売りする行為は如何なものかと思う。
 
仕事ばっかりで、こんな店で食べるチャンスを逃していたのか・・と思いつつも、
これからの限られた時間の中で、こういった楽しみを見つけていけるのは幸せだね。
 
ごちそうさまでした。
 
 
 
廣東厨房 鴻
 
横浜市中区中区石川町1-13-12
045-264-9861
 
営業時間
[月・火・木〜日]
11:30~14:00(L.O.) 
17:30~22:00(L.O.)
※水曜日定休

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...