ズルズルとして食べにくく、ちょっと痒くなったりする。
トロロ芋を擂るのも子供の役目だったから、
痒くなる様なモノを食べるなんて信じられないって思ったし、
ドロドロとした見た目の気持ち悪さで、食べず嫌いになったのだろう。
いや、まったく食べた事が無かったわけじゃないよ?
親は「子供には贅沢」と食べさせない感を醸していたし、
試しに食べてみても、先に「気持ち悪い食感」って思っちゃってるから、楽しく無い。
「精が強いから子供はダメ」って親が言うのを、
これ幸いと受け入れていたってのもあるんだけどね。
じゃぁ何故、今は好きか?
って考えてみると、高校時代の友人が好んで「山かけ蕎麦」を食べていて、
その美味そうに食う姿に興味を持ったのがキッカケだ。
あんなに美味そうに食うなら、
食わず嫌いを克服するのもアリかな・・と恐る恐る食べて・・
あ、なんだ、この味は?
ズルズルな食感も汁蕎麦と一緒だと面白いじゃん。
と言うか、家でちょっと食べた時、
味が付いてなかったってのも大きかったのか。
(家では、調味料が勿体ないとほとんど味付けしない料理が多かった)
そして一度、美味いと気付いてしまえばもう・・・ねぇ・・・
汁蕎麦を食べる時には、月見か山かけって感じになってしまった、と。
寒い夜、飲んだ後の〆として頂く事が多い「山かけ蕎麦」。
冷たい蕎麦で食べる「とろろ蕎麦」も好きだけど、
汁蕎麦のかけ汁と合わせて食べるとろろの美味さは捨てがたい。
そうか、この「山かけ蕎麦」を台抜きで作ってもらって、
とろろ汁的に楽しみつつ酒を飲んで、最後にせいろをもらって浸けて食べるのって
結構楽しいのかも。
山かけの抜きって、あるんだろうか・・・
え〜
馬鹿な事を考えるのは、飲み過ぎってこと。
帰って寝ろって事らしい。
ごちそうさまでした。

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