2021年12月8日水曜日

山かけ蕎麦

とろろって、子供の頃は嫌いだった。
ズルズルとして食べにくく、ちょっと痒くなったりする。
 
トロロ芋を擂るのも子供の役目だったから、
痒くなる様なモノを食べるなんて信じられないって思ったし、
ドロドロとした見た目の気持ち悪さで、食べず嫌いになったのだろう。
 
いや、まったく食べた事が無かったわけじゃないよ?
親は「子供には贅沢」と食べさせない感を醸していたし、
試しに食べてみても、先に「気持ち悪い食感」って思っちゃってるから、楽しく無い。
 
「精が強いから子供はダメ」って親が言うのを、
これ幸いと受け入れていたってのもあるんだけどね。
 
じゃぁ何故、今は好きか?
って考えてみると、高校時代の友人が好んで「山かけ蕎麦」を食べていて、
その美味そうに食う姿に興味を持ったのがキッカケだ。
 
あんなに美味そうに食うなら、
食わず嫌いを克服するのもアリかな・・と恐る恐る食べて・・
 
あ、なんだ、この味は?
ズルズルな食感も汁蕎麦と一緒だと面白いじゃん。
 
と言うか、家でちょっと食べた時、
味が付いてなかったってのも大きかったのか。
(家では、調味料が勿体ないとほとんど味付けしない料理が多かった)
 
そして一度、美味いと気付いてしまえばもう・・・ねぇ・・・
汁蕎麦を食べる時には、月見か山かけって感じになってしまった、と。
 
 
 
 
寒い夜、飲んだ後の〆として頂く事が多い「山かけ蕎麦」。
 
冷たい蕎麦で食べる「とろろ蕎麦」も好きだけど、
汁蕎麦のかけ汁と合わせて食べるとろろの美味さは捨てがたい。
 
そうか、この「山かけ蕎麦」を台抜きで作ってもらって、
とろろ汁的に楽しみつつ酒を飲んで、最後にせいろをもらって浸けて食べるのって
結構楽しいのかも。
 
山かけの抜きって、あるんだろうか・・・
 
え〜
馬鹿な事を考えるのは、飲み過ぎってこと。
帰って寝ろって事らしい。
 
ごちそうさまでした。

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