2025年10月14日火曜日

味奈登庵でカツ煮とか

蕎麦が食べたい・・と思って「横浜晋山」に連絡してみたらお休み。
 
う〜む、蕎麦難民になったな。
中華街の「和楽」が残ってたら確実に行きたいとこだけど、
あのタイプの蕎麦屋はかなり少数になっちゃってて、
石川町の「木の芽」か伊勢佐木町の「戸隠」くらいしか思い浮かばない。
 
それならいっそ、本町の「二笑庵」まで行くか、
馬車道の「板そば碧ひ」へ行くか・・・。
 
そうだ、ここはやっぱり「味奈登庵」へ行こう!
 
 
 
 
開いてて良かった〜って昔のCMみたいな事言いつつ、入店。
 
あれ?
結構お客さん、居るねぇ。
 
山下町界隈で20時過ぎちゃうと晩飯が食べられる店って限られてくるから、
ラストオーダーが21時半なこの店が、晩飯難民を広く受け入れているようにも思う。
 
「お好きな席へどうぞ〜」とスタッフに言われて、
囲炉裏タイプなテーブル席の一角を占領。
 
一人晩飯を狭いカウンターで、
衝立を見ながら食事するのは嫌なんですな。
 
 
 
 
まずはビール!
ここはキリンがデフォルトらしい。
 
アテを選ぼうと備え付けのタブレットと格闘。
オーダー間違いを防止する&売り上げ管理に便利って事はわかるけど、
昭和世代としてはこの非人間的なオーダースタイルに、寂しさを感じてしまう。
 
 
 
「おぼろ豆腐」
 
蕎麦屋のアテとしては、定番系なこの料理。
メニューを見てて食べたくなった「カツ煮」と、もう一品で考えてのチョイス。
 
この店、豆腐系なアテが多くて、この「おぼろ豆腐」の他には
「本にがり奴豆腐」や「地獄豆腐」、「そば味噌豆腐」に「揚げ出し温奴」
なんて物もあり、さらには「豆腐サラダ」なんて変化球もあれば「湯豆腐」まである・・
と、選ぶのに悩んだのだ。
 
勿論「板わさ」とか「厚焼き玉子」とかの蕎麦屋らしいアテもあるけど、
「カツ煮」に合わせるのにはある程度淡泊な味わいのアテの方が良いかな・・と。
 
味?
普通っす。
想像通りの味で可もなく不可もなしって感じ。
 
 
 
「カツ煮」
 
あ〜〜〜
なんか懐かしい味だぞ?
価格的にどうかと思ったけど、充分に楽しいよ?
 
安い分肉は薄いけど、その分衣が厚めになってて
甘辛く煮た味がその衣に染みて美味いのよ〜〜
 
実は、前に来た時からここの「カツ煮」が気になってたんだ。
 
ここは「親子煮」なんてのもあるし何なら「牛すじ煮」なんてヤツまであるけど、
「かつ丼」と「もり蕎麦」なんて食べ方ができない今、
「カツ丼」好きな欲求を満たすのは「カツ煮」しかないのですよ。
 
そう言えば30代の頃、本店がここに移転する前の店で食べた事を思い出した。
「かつ丼セット」を頼んだら、セット物にありがちな料理が小盛になってるやつじゃなく、
普通に「カツ丼」と「もり蕎麦」が出てきたんだな。
 
まぁ、若かったので普通にペロッと食べたけど、
あの頃から安くて大盛りな料理が売りな店だったって、ね。
 
そんな記憶に刻まれた味の気配が、どことなく在るように感じて嬉しかった。
 
が・・・
そうだった、この店、量が多い店だった。
 
ちょっと腹が重くなってきた?
って言うか、さらに蕎麦を食べなくても良いって腹具合ではあるな・・と。
(ビールを『富士山ビール』にしなくて良かったわ)
 
地酒の中で飲んでみたい銘柄「越乃寒梅」があったので、
1合頼んじゃったのも効いてるなぁ・・・
 
 
 
「ざるそば」
 
えぇぇぇぇ・・
前食べた「もりそば」とは比べられないほど美味いかも。
 
これって、海苔の風味で美味さが増したって事・・・?
遠慮なしに汁に葱とか入れて蕎麦もドップリ浸けて食べると、
「これはこれでアリじゃん?」って思うクオリティになってくるのだ。
 
蕎麦だけ手繰って啜ったら、何じゃこりゃ?・・な蕎麦なのに
海苔の力と汁の味わいって凄いんだなぁ・・と思い知る。
 
まぁ、安い「立ち食い蕎麦屋」って、
美味いと言われる店は汁が美味いんだよね。
 
「汁に浸けて食べたらいかん」と食べ方をうるさく言う店もあるらしいけど、
一般的な蕎麦屋だと汁と蕎麦が織りなす味わいが評価の対象じゃん?
 
まぁ、食べ方を強制されるような蕎麦屋には行かないし、
蕎麦だけで美味いって思わせる程の魅力って、そもそも蕎麦にあるんだろうか?
って思ったりもする。
 
・・と、味奈登庵で蕎麦の事を考えてもあれなんで、
豊富なアテと酒を楽しみたいって思うけど、
酒の品揃えが今ひとつ好みじゃなくて悩ましい。
 
加えて、酒をゆっくり飲む環境じゃないのがねぇ・・・
 
ごちそうさまでした。

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