今のところは無期限の休館と言う事になっているが、IR誘致が無くなった事から
建て替えの方針を後押ししたのでは・・と思ったりする。
県民ホールとは色々と縁があったが、
6階にある「英一番館」というレストランには、あまり縁が無かった。
何故か?と問われたら出てくる答えは、
「コストパフォーマンスが悪い」という感じ。
その眺望の良さや良質な料理故の価格設定だとわかっていたけど、
若い頃の自分には過ぎた設定だった・・というだけのこと。
もう一つ言えば、洋食屋より小洒落ていてそれなりに高く、
質より量な年代には魅力的な量では無かったってのがある。
で・・
そんな「英一番館」も県民ホールの休館に伴って移転をするとの事なので、
見納めになるだろう風景と、今の自分にとってどんな味に感じるかを確認したいと思った。
想像以上に人が多く「30分以上待つ」との事だけど、
椅子があるから問題無し。
1人で食べに来る客も多くて思った以上に待たされる気配があったが、
ウェイティングリストに名前を書いたらランチセットは確約してくれた。
それにしても、同年配な感じの人が多すぎる(^_^;
店内は余裕あるテーブルセッティングで、カップルで来ている人が半数以上。
運良く窓際の席に座れれば良いけど、離れた席だったら悲しかったかも。
ところで「英一番館」という名前だが、
待ってる間にグーグル先生に質問してみたら、
シルクホテルが神奈川県の依頼を受けて作ったレストランだとわかった。
シルクホテルは大桟橋入口近くのシルクセンターの上部にあったホテルで、
かつてイギリスの総合商社・マセソン商会(英一番館)があった場所だから、
レストラン名にその「英一番館」を使ったって事なのだろう。
この日は雨模様だけど、日差しが強い時よりも落ち着いて食事ができそうだから、
そういう意味ではラッキーか。
ちょうど窓際の席が空いた時に写真を撮らせてもらったけど、
やたら旅客船に詳しいスタッフがいて、明日はどこそこの船が入る・・とかで
話が弾んでしまった。
で・・・
何を食べようか、と悩む。
土日祝限定の「昔ながらのオムライス」1430円は
ソースがビーフシチューっぽい感じでそそる。
「サーロインステーキ和風ソース」1650円、「ハンバーグ和風ソース」1320円
「シーフードドリア」1430円、「ビーフカレー」1320円、
「ビーフギネスシチュー」1980円なんてのもあって、他には和食系とか
プロ野球球団へのケータリングメニューの「プレマッチランチ」1430円もあった。
ステーキで1650円は期待薄だし、オムライスはタンポポ系なので惹かれない。
この店ならではの物となると「プレマッチランチ」か「ビーフギネスシチュー」か。
うん?
ギネスシチューって何だ??
ギネスで煮たシチューって事???
と言う事で、グーグル先生に質問してみると
「アイルランドの国民食の一つで、ギネスで煮込む事で肉が軟らかくなり
ギネスの苦みとコクが加わる。」
と出てきた。
で、食べられる店と探ってみると、
東京だとアイリッシュパブしかヒットせず、
横浜ではこの「英一番館」しか出てこないのだ。
あぁ、そりゃ食べるよね。
それしかないじゃんね。
こんな感じで登場した「ギネスシチュー」。
40周年記念で代表的な料理を作ろうとなった時、当時のシェフが作ったとか。
どれどれ・・・
あ、なんか妙に美味い!
思ったより苦みは無いけど、コクはしっかりあって、
御飯に合う味付けになっている。
肉はホロホロになっていて、
断面からスジ肉だって事がわかるのに、かなり柔らかい。
つまりそれが、ギネスの力?
他で食べるビーフシチューとの差が大きいか?って言われると悩ましいけど、
このコクある味わいはカレーの様に御飯にかけて食べたいって思っちゃうほどだった。
え?
シチューは御飯にかけちゃダメだろって??
いやいや、家庭用シチューのルーって
カレーやハヤシライスのルーと同じスタイルで作る形で、
そもそもが御飯と一緒に食べる前提になっているじゃん?
だから市販のルーを使ったシチューを作ったら、
カレーと様に御飯にかけて食べてきたんだけど。
で、それっておかしい行動なのか?と職場で聞いてみたら、
「ビーフシチューはかけちゃダメでクリームシチューはかけるべき」
って真顔で言う人もいて、食事の常識って難しいわって思ったっけ。
まぁ、すき焼きと一緒で、家庭によって様々なスタイルがあるって事らしい。
レストランで食べるシチューってフレンチの流儀に従っているので、
煮込んだ肉等の具材にソースをかけた状態になっている事もしばしば。
当然だけど御飯にぶっかけるスタイルには適さないが、
このシチューはソースが結構あったから、かけたいって思ったのですな。
「ベイブリッジの向こうに大きな船が留まっているから、
写真をお撮りになったらどうですか?」
さっき、旅客船の話で盛り上がったスタッフが、
窓際のテーブルが空いたタイミングで声をかけてくれる。
今日は標準レンズしか持ってないんだよねぇ・・と心の中で呟きつつ、
せっかくだからと1枚撮ってみた。
あ・・・
クイーン・エリザベス(3代)か。
干潮時じゃないとベイブリッジにぶつかっちゃう高さがあるので、
入出港がラクな大黒ふ頭に留めるってパターンなんだね。
知ってたら24−105を持って来たんだけど・・とか思うが、
旅客船を撮る趣味は無いので、まぁ良いかって思ったりもする。
「英一番館」は、情報によると石川町の「エルプラザ」9階の
レストランスペースで営業を続けるらしい。
ギネスシチューが食べたくなったら行くってのもアリだけど、
手前の「ころんぶす」でお好み焼きを食べる誘惑に負けそうだ。
建て替えの予定が未定な県民ホールだけど、
こんな風景が楽しめるレストランも併設されたら嬉しいね。
ごちそうさまでした。






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