マイナンバーカードを受け取ったり、写真撮って回ったり・・でエネルギーを消耗。
そして卒業を祝ってくれる友人の誘いがあって、
夜はトルコ料理を食べる事になっていた。
「石川町に美味しいトルコ料理の店があるって情報があるんだけど、行かない?」
「トルコ料理だったら山下町のゼイチンの方がお勧めなんだけどな?」
「ジェイハンって言う店なんだけど、行ったことある?」
「ネットで名前は見たけど行ってないね」
「じゃぁ、味を確かめに行こうよ?」
「まぁ、飲めれば良いけどね」
仕事に行かなくなって自由ができたけど、相当に無理していたのか4月はボロボロで、
5月に入ってやっと体調が戻ってきたかと思えば、持病がちょっと悪化方向。
そんな事もあって卒業祝い会食が6月になっちゃったけど、
そう言えば誰かと飲みに行く・・なんて事は、仕事時代もめっきり減ってたっけ。
(コロナじゃ仕方無いしね)
「こんなとこに小洒落た店があったとは」
「君の事だから、とっくにチェックしてるかと思ったんだけどね」
「私としてはこの先のハンバーガー屋に惹かれて来たけど、スルーってたわ」
コロナが終わったワケじゃ無いけど仕事辞めてからずっとマスクしていないので、
自分の中ではコロナの事なんて忘れていた感じ。
だけど友人はマスクをしてて、ヤツの職場が集客施設だったな・・と思い出し、
自分も大変だった記憶が蘇る。
時間的な問題なのか、コロナ禍でついた習慣なのか他の客はいない。
20時過ぎってまだまだ人が居ても良いと思うんだけど、
道行く人も少ない感じがして、コロナ禍のヤバさも再確認。
前菜の盛り合わせは、フムスやエズメなどゼイチンでも楽しむ物が出た。
あ・・・
ここのフムス、ちょっと苦手だなぁ・・・
「豆、嫌いだったよね?」
「豆だけじゃなくて、南瓜もサツマイモの好きじゃない」
「味?」
「食感だね。基本、歯切れの悪いものや噛み切れないものが嫌い。
あと食べるとネトッとへばりつくようなやつね」
「ゼイチンのフムスは美味しいって言ってたよね?」
「彼処のはここみたいに豆が自己主張してなくて、風味はあっても滑らかな食感なんだよ」
様々な味に対応できる舌に育ってはいても、嫌いな食感ってのはやっぱりある。
あまり食べたくないって思う物は何だろうって思って区別してみたら、
子供の頃、そればっかり食べさせられた物や食感が嫌いな物が浮かび上がった。
「シラスとか鶏肉とかは、子供の頃に死ぬほど食わされたので嫌いになったし、
煮干しは頭もワタも取らないでそのまま出汁を取って、
味噌汁のお椀1/3位の煮干しを強制的に食べさせられたので嫌いになったね」
「ウチは鰹出汁だったなぁ・・・」
「鰹出汁は鰹節削りが面倒って言って、殆ど取らなかったよ」
「じゃ、肉好きなのは、子供の頃食べて無かったから?」
「そうだと思うけど、安い焼肉系の料理でモツを出されて噛み切れなくて難儀し、
それ以来モツを食べたいって思わなくなったわ」
「で、メインどうする?」
「ケバブだよね」
「シシケバブとかアダナケバブとかあるよ?
イシケンデルケバブってのもあるな」
「キョフテって考えてたけど、どうせならケバブ2種の食べ比べやってみようか?
アダナケバブならキョフテに近いと思うしね」
「ウチは鰹出汁だったなぁ・・・」
「鰹出汁は鰹節削りが面倒って言って、殆ど取らなかったよ」
「じゃ、肉好きなのは、子供の頃食べて無かったから?」
「そうだと思うけど、安い焼肉系の料理でモツを出されて噛み切れなくて難儀し、
それ以来モツを食べたいって思わなくなったわ」
「で、メインどうする?」
「ケバブだよね」
「シシケバブとかアダナケバブとかあるよ?
イシケンデルケバブってのもあるな」
「キョフテって考えてたけど、どうせならケバブ2種の食べ比べやってみようか?
アダナケバブならキョフテに近いと思うしね」
アダナケバブ
挽肉を金串に刺して焼いた料理でラム肉を使う事が多いが、
ミンチにスパイスや脂を加えて独特の風味を持たせている・・と聞いた事がある。
あれ?
なんかちょっと物足りない。
おまけに結構塩辛い味付けだな・・・
「これでスモール?」
「うん、スモールで頼んだよ」
「結構、量が有る感じ。」
「何だろうね、ちょっと重たく感じるし、かなり塩っぱいね」
ヤツも同じ感想を持ったようだ。
味付けが塩辛いのは、酒を飲めって事なんだろう。
と言う事でラクを頼んでガブガブと飲む。
「あ〜これってアレだよね?
なんだっけ・・・この独特のクセ、ちょっと苦手」
「ペルノーとかウゾとかアブサンとか、全部この系統の味だね。
一応ブドウで作った蒸留酒なんだけどアニスがこの味を支配してるよ」
「ビールにするわ、これは無理」
そう言えば、オーセンティックなバーで格好つけたヤツがカウンターに座って
「ウゾをストレートで」・・と頼んだシーンがあったっけ。
カウンターの他の客も私と同じ気持ちになったのだと思うけど、
静かだったカウンターが正に静寂と化して、全員で成り行きを見ていたら、
オーダーしたヤツは一口飲んで放置。
徐々にやっぱりなぁ・・という空気が醸されて、
その客が出ていったら皆で大笑いって事があったのを思い出した。
「よくそんな酒、飲めるね?」
「ラク? 美味しいよ??
挽肉を金串に刺して焼いた料理でラム肉を使う事が多いが、
ミンチにスパイスや脂を加えて独特の風味を持たせている・・と聞いた事がある。
あれ?
なんかちょっと物足りない。
おまけに結構塩辛い味付けだな・・・
「これでスモール?」
「うん、スモールで頼んだよ」
「結構、量が有る感じ。」
「何だろうね、ちょっと重たく感じるし、かなり塩っぱいね」
ヤツも同じ感想を持ったようだ。
味付けが塩辛いのは、酒を飲めって事なんだろう。
と言う事でラクを頼んでガブガブと飲む。
「あ〜これってアレだよね?
なんだっけ・・・この独特のクセ、ちょっと苦手」
「ペルノーとかウゾとかアブサンとか、全部この系統の味だね。
一応ブドウで作った蒸留酒なんだけどアニスがこの味を支配してるよ」
「ビールにするわ、これは無理」
そう言えば、オーセンティックなバーで格好つけたヤツがカウンターに座って
「ウゾをストレートで」・・と頼んだシーンがあったっけ。
カウンターの他の客も私と同じ気持ちになったのだと思うけど、
静かだったカウンターが正に静寂と化して、全員で成り行きを見ていたら、
オーダーしたヤツは一口飲んで放置。
徐々にやっぱりなぁ・・という空気が醸されて、
その客が出ていったら皆で大笑いって事があったのを思い出した。
「よくそんな酒、飲めるね?」
「ラク? 美味しいよ??
まぁ、慣れってのもあるだろうけど一通りリキュール系は飲んでみて、
強い苦み系じゃなければ楽しめる事はわかったのさ」
「あ〜、胃薬みたいな酒、あったね」
「そうそう。ウンターベルクね。
あとイエーガーマイスターって養命酒みたいな酒も好きじゃない。
だけどシャルトリューズやカンパリは好きだし、アブサンも好きだな」
強い苦み系じゃなければ楽しめる事はわかったのさ」
「あ〜、胃薬みたいな酒、あったね」
「そうそう。ウンターベルクね。
あとイエーガーマイスターって養命酒みたいな酒も好きじゃない。
だけどシャルトリューズやカンパリは好きだし、アブサンも好きだな」
イシケンデルケバブ
自家製パンの上に、グリルした仔羊肉、トマトソースとたっぷりのヨーグルトが
自家製パンの上に、グリルした仔羊肉、トマトソースとたっぷりのヨーグルトが
かかっている・・と説明があったけど、案の定かなりのボリュームで食べきれない予感が
ヒシヒシとする。
あ・・・
トマトソースが酸味強すぎで、かなり塩辛いぞ?
肉も今ひとつ旨みが足り無い感じ・・・
「塩味のつけ方が、若者向けなのかな」
「飲み用って事なんだろうね」
「食べきれないから、お土産にしてもらおう。
この辛さなら、パスタに乗せたらちょうど良いかも。」
今日はトルコの酒ラクをグビグビといってるけど、
あ・・・
トマトソースが酸味強すぎで、かなり塩辛いぞ?
肉も今ひとつ旨みが足り無い感じ・・・
「塩味のつけ方が、若者向けなのかな」
「飲み用って事なんだろうね」
「食べきれないから、お土産にしてもらおう。
この辛さなら、パスタに乗せたらちょうど良いかも。」
今日はトルコの酒ラクをグビグビといってるけど、
水割り(1:1くらいかな)にすると白濁する不思議な酒で
元が45%なのでそれなりに楽しくなるヤバい酒でもある。
ただ、流通量が少ないから高額(700CC:4660円/アマゾン)で、
自分で買ってまで飲む酒じゃないので、トルコ料理系レストランであったら飲む
というスタンスでいる。
私としては慣れているゼイチンで飲むのがここのところのパターンだけど、
ゼイチンは夏に店内改装を予定しているので、飲みたくなったらここまで来るかも。
「体調はどう?」
「う〜ん、ちょっとヤバいかも。」
「そうか〜
歳だしね、大事にしなくちゃね」
「鈍行列車の旅とかしたいから、そのためにも動ける時は動いてるよ」
「遠くへ旅行とかはしないの?」
「体力・財力、共に有りませんので・・・」
「それを言っちゃぁ・・・」
そう、それを言っちゃぁ終わりっす。
と言う事で8月にはちょっと北へ行く予定を入れてるけど、
身体を少しづつ鍛え・・・いや、復活させるよう努力しないといけないね。
それにしても、あっという間にリタイア生活に馴染んで、
自分ながらにぐーたらな性格だなって思う。
来年の今頃はどうしているのかな?
って思いつつ、楽しい時間を作ってくれた友人に感謝しつつ、
お土産は全部もらって(押しつけられて?)帰る夜道は
元が45%なのでそれなりに楽しくなるヤバい酒でもある。
ただ、流通量が少ないから高額(700CC:4660円/アマゾン)で、
自分で買ってまで飲む酒じゃないので、トルコ料理系レストランであったら飲む
というスタンスでいる。
私としては慣れているゼイチンで飲むのがここのところのパターンだけど、
ゼイチンは夏に店内改装を予定しているので、飲みたくなったらここまで来るかも。
「体調はどう?」
「う〜ん、ちょっとヤバいかも。」
「そうか〜
歳だしね、大事にしなくちゃね」
「鈍行列車の旅とかしたいから、そのためにも動ける時は動いてるよ」
「遠くへ旅行とかはしないの?」
「体力・財力、共に有りませんので・・・」
「それを言っちゃぁ・・・」
そう、それを言っちゃぁ終わりっす。
と言う事で8月にはちょっと北へ行く予定を入れてるけど、
身体を少しづつ鍛え・・・いや、復活させるよう努力しないといけないね。
それにしても、あっという間にリタイア生活に馴染んで、
自分ながらにぐーたらな性格だなって思う。
来年の今頃はどうしているのかな?
って思いつつ、楽しい時間を作ってくれた友人に感謝しつつ、
お土産は全部もらって(押しつけられて?)帰る夜道は
いつもより明るく見えましたとさ。
ごちそうさまでした。
ごちそうさまでした。
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