2021年3月26日金曜日

伊勢福本店で手打ち蕎麦とか

横浜市南区にある、中村橋商店街な通り沿いの蕎麦屋「伊勢福」
 
地元民に愛される蕎麦屋で美味しいと言われていた気になっていたので、
ちょっと早めに家を出て、出勤前に寄ってみる事にした。
 
 
 
 
コロナになっちゃってからは、どこの店でも入口に消毒液。
店によっては、アテンドの際に問答無用で手にアルコールを噴霧される事もある。
 
恐ろしいのは慣れでそれが普通になっちゃっているから、
どれだけこの異常事態が続いているかって事なんだけど、
飲食店だけ狙い撃ちの様に規制するのは、そろそろどうにかして欲しいところ。
 
その結果が、こうやって遅番前を狙って行きたい店に行くって行動になるんだけど、
仕事前なので酒を飲むわけにはいかないのが、かなり残念だったりする。
 
入口脇には蕎麦打ちスペースがあるので、
手打ちに拘っているのかな?
 
・・なんて思ってメニューを見れば、
もり蕎麦は600円というリーズナブルな設定で、基本は二八となっていた。
 
「手打ち」って、微妙。
と言うのも、どういう概念で「手打ち」と称しているかわからないからだ。
 
関内にある蕎麦屋「利久庵」は、
水回しは手でやって切るのは機械でやるスタイル。
均一で角の立った蕎麦は茹でむらも出ないし、盛り付けも美しいのだから正解だと思う。
 
終戦後、新たに蕎麦屋を開業するには強制的にミキサーを導入させられた
という話もあってか(手作業で食品を扱ったら不衛生との理由らしい)、
昭和の時代、蕎麦屋の看板には「生蕎麦」とあっても
「手打ち」という文字を見る事はかなり少なかった、と記憶している。
 
この「伊勢福」は昭和10年創業とあるから、
そんな時代も超えて頑張ってきたから、ミキサーを入れなくても営業できたのだろう。
だけど二八蕎麦の写真を見る限りでは普通に機械で切っているように見えるし、
ひょっとしたらミキサーも使っているようにも思えてしまう。
 
何故なら、「手打ち」については数に限りがあるとメニューに明記されているからで、
「大変な作業となるから多く作らない」とも読めてしまうからだ。

さて、どうしたものか。
 
普通のもりを1枚もらってから手打ちを頼んで、味わいを確認する?
いやもう、最初から手打ちで天麩羅付きのセット物にする?
 
・・と悩んでしまったが、
そうそう来れる店ではないから二八と手打ちの違いがわかったところで、意味も無いか。
 
いずれにしろ酒も飲めないし、22時まで仕事だから
天麩羅と蕎麦の確認ができるセットにしますかね。
 
と言う事で「天ぷら付き手打ちせいろ」をオーダー。
(美味しかったら、酒飲む前提でまた来よう)
 
 
 
 
パターンだ。
もう、正しい天せいろって佇まい。
 
ビール、飲んじゃいたいなぁ・・・
(往生際が悪いこと)
 
と言う事で、まずは蕎麦だね。
 
 
 
 
この、いかにも手打ちですな姿は、好きじゃない。
と言うか、1本が短いように見える時点で今日はダメだったのかな?って思ったりもする。
 
あぁ・・
なるほど
頑張ってます。
 
ちゃんと美味しいけど、
町の蕎麦屋らしく汁にネギ入れて手繰れって感じだね。
 
これってさぁ、
日本酒のアテにして手繰ったら、楽しいよねぇ・・・
 
 
 
 
海老が2本って嬉しいね。
 
あぁやっぱり・・・
カリッとクリスピーな揚げ方は、汁に浸けて食べさせる蕎麦屋のやり方だ。
そしてその食べ方をすると、抜群に楽しい。
 
・・と、12時を過ぎたからかドンドン客が入ってくるようになった。
地域で愛されている事がよくわかる。
 
職場から歩いて来れる場所だから早番終わりでフラッと来て、
天麩羅盛り合わせとかをもらって酒飲んだら楽しいだろうなぁ・・・
 
いかんいかん、
すっかり飲みたいモードになっちゃってるぞ?
と言う事で、気持ちを切り替えて職場に向かいますわ。
 
ごちそうさまでした。

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