常連を持っている店なのかも知れない。
常連がいるという事は、
店の流儀と客の流儀が合っているという事で、
常連を多く持てる店は、許容範囲が広いか深いって事なのだろう。
横浜晋山は間違いなくそんな店の一つで、
コロナ禍で客が減った事を受けて、基本的に予約が必要な感じにはなったが、
その分、大将の変態度は上がって食べる物全てが面白い。
でも、基本は出汁。
その流儀が気に入っているからこそ、
コストはかかっても行きたくなるのだね。
で、今日は久々に行けるタイミングだったので、
春らしい味わいを求めて顔を出した。
「菜花のお浸し」と「ホタルイカ」
もう、ホタルイカ?って思わされるけど、
これは晋山がよくやる「走りの素材」を扱うパターン。
旬には「走り」「盛り」「名残」があって、
特別感がある「走り」は話題にも上りやすい。
「ホタルイカ、早いですね」
「もう結構出てますよ」
「そうなんですね。
金沢の友人が生姜醤油を持って堤防へ行って、
網ですくって食べるのが最高って言ってましたけど、
実際のところ、どうなんでしょうね」
「聞いた事は無いですね。
虫がいる可能性もあるのでおすすめできないですね」
「彼曰く『生姜醤油につければ大丈夫』って言うんですけどね。」
「どうでしょうね。
地元の人だから耐性があるのかも知れないですね」
「堤防で網ですくいながら躍り食いして、酒を飲んだら楽しそうですけどね」
「白エビありますけど、いかがですか?」
「頂きます」
もう、ホタルイカ?って思わされるけど、
これは晋山がよくやる「走りの素材」を扱うパターン。
旬には「走り」「盛り」「名残」があって、
特別感がある「走り」は話題にも上りやすい。
「ホタルイカ、早いですね」
「もう結構出てますよ」
「そうなんですね。
金沢の友人が生姜醤油を持って堤防へ行って、
網ですくって食べるのが最高って言ってましたけど、
実際のところ、どうなんでしょうね」
「聞いた事は無いですね。
虫がいる可能性もあるのでおすすめできないですね」
「彼曰く『生姜醤油につければ大丈夫』って言うんですけどね。」
「どうでしょうね。
地元の人だから耐性があるのかも知れないですね」
「堤防で網ですくいながら躍り食いして、酒を飲んだら楽しそうですけどね」
「白エビありますけど、いかがですか?」
「頂きます」
白エビは辛み大根で和え、醤油ではなく「返し」を使って味付けされていた。
で・・・
これがもう、美味いのなんのって。
いつもだとこれに「生姜のきんぴら」とかをもらって酒に走るとこだが、
今日は珍しくお造りがあったので、そっちを選んだ。
なんか今日は、寿司屋で飲んでる感じだな。
と言うか、晋山は下手な寿司屋のツマミより遙かに上質な物が有りすぎる。
たまにやってるコハダなんかはもう、これで握ってくれって言いたくなるほど。
中華街では多くの店が復活できていない・・とか、
花粉症にはマヌかハニーが良い・・とか、
女将とどうでも良い情報交換をしつつ飲んでいて、
ちょっと飲み過ぎに気がついた。
となればもう、蕎麦だよね。
晋山だったらやっぱり更科だよね。
大将は、更科蕎麦については白さに拘っていて、
注文を受けてから打つスタイルを固持している。
手で捏ねて切るところだけ機械な感じがするのは、
麺打ち台から蕎麦を切る音が聞こえないから・・の邪推。
ただ、そのやり方は老舗も取り入れているやり方で、
機械で均一な切る方が茹でが上手くいきやすいと思うのと、
大事なのは水回しだから機械で切っても問題無い、って事なのだろう。
「そんなに、更科って色が変わるのですか?」
「変わりますね。
すぐ黄色っぽくなってきます。
でも更科って白くないとって思うので、こうやってます」
まぁ、大将の作る料理もどれも充分に変態なので、
本業の蕎麦には更なる強い拘りがあるのだと思う。
それにしてももう、3月も終わり。
コロナ、いつまで続くのだろうね。
ごちそうさまでした。



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