2015年7月30日木曜日

やっぱり普通の蕎麦が良い

この前、 久々に不快な気分にさせられた蕎麦屋へ行ったきり、
蕎麦を食べていなかった。
  
あの気分を払拭するには ちゃんとした美味しい蕎麦が良い・・と
思っていたってのもある。
 
だけど、そんな蕎麦屋は人気なのですよ。
特にこう暑くなると、中高年には人気のランチスポットに なっちゃうワケです。
 
って、要するに、行っても入れない状態だった、と(爆)
  
で〜も、
今日もダメもとで行ってみたら、上手い具合に席が空き、
やっとせいろを一枚、手繰る事ができるようになれたって事ざんす。
 

 
あ〜   コレだよ、これ(^_^)
食べた瞬間に感じる、蕎麦の香りと美味さ。 
 
ダメな蕎麦の記憶をあっという間に塗り替えるその味わいは、
十割蕎麦とかに拘らない普通な蕎麦に、ちゃんと宿っている。
 
挽きぐるみの蕎麦粉を使った十割蕎麦を売りにする店も、
食べてみればボソボソとしてブツブツ切れる出来損ない蕎麦だったり、
いかにも高級な顔した店の造りや食器の美しさを誇る店も、
どこが美味いんだがわからないような蕎麦を出して、しかも高い・・とか、
その美味さが微妙にわかりにくい物ゆえの、悲劇的な出会いは多い。
 
ただ、面白い事に蕎麦がダメダメでも、
酒を飲むには最高だったり、落ち着いて食事できたり・・と
どこかに美点があるのが面白いところ。
 
たぶん、居酒屋のように騒ぐ客も少なく、
ファミレスの様に子どもが走り回るような事も少なく、
ヘロヘロに酔っても放っておいてくれる居心地の良さがあるからだろう、けど。
 
 
しかし、ここの蕎麦は、やっぱり美味い。
 
ごく普通なのに、嫌なところが感じられない。
そしてお値段も普通。
 
普通の蕎麦なのに、美味いって、
実は凄い事なんだろうか?
 
 
ごちそうさまでした。
 
60点

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