2024年10月9日水曜日

桂宮

 
 
「徳記」のオーナーが「桂宮」のシェフ、という情報があって、
ずっと気になっていたのだけど、大通り沿いの店って知らないと行きにくい。
 
何故なら、多くの人が通る道にあるが故に、玉石混交の感があるからだ。
 
最近は大通りでも食べ歩き用料理を出す店や占い店が増え、
味がわかっている老舗は数が減ったり代が変わったりで仕様変更が多く、
行ってみたら以前とは全然違うって驚かされる事も少なからずある。
 
そんな中、店構えが新しくなって注目されるようになった「桂宮」。
「徳記」のランチがあの美味さなら、試しても良いかなって思ってでかけてみた。
 
 
 
 
今時の、お洒落な店舗ですな。
5時過ぎのまだ客が入らない時間に入った事もあって、店内は空いている。
雨がちょっと降っているってのもあるのかな。
 
 
 
 
まずはビールだよね。
アテはベーシックな軽めの料理にしてみよう。
 
 
 
 
照明がいやらしい。
こういう当て方はデートとかには効果的。
 
いつもはきっちり絞って撮るグラスも
敢えて開放気味に絞りを開けて被写界深度を浅くすると
気持ち良いボケを纏ったジョッキが撮れた。
 
で・・
アテに選んだのは「蒸し鶏のネギスース」(1280円)。
 
今は無き隆蓮の物と比べてはいけないけど、
この一品は鶏の扱いがわかる料理なので、食べたくなってしまった。
 
 
 
 
あ〜〜
まぁまぁ頑張ってる感じだ。
 
これは楽しいセッティングで悪く無い。
 
で、メインは「和牛の黒胡椒炒め」(2380円)を。
 
 
 
 
メニュー写真とはだいぶ違うが、まぁまぁ悪く無い。
 
だけど和牛と謳うほどの肉かな?って思うのも事実。
あと、量が少なめってのも気になるが、コストから見れば和牛なのだろう。
(使ってる肉のランクか部位の問題?)
 
鶏の扱いは悪く無いからスープ系は美味いと思うけど、
この炒め物はメインストリートにある店としては平均的な味だと感じた。
 
さて、初見の中華だと必ずと言って良いほど頼むモノがある。
 
それは「青菜炒め」と「炒飯」なのだが、
今日はアテに「蒸し鶏」をオーダーしちゃったので、
「青菜炒め」はパスしていた。
 
と言う事で「自家製チャーシューと桜えびの炒飯」いってみよう!
 
 
 
 
お〜〜
桜海老だわ(^_^)
 
自家製チャーシューと謳ってるわりにはどこにある?って感じはあるけど、
その物足りなさをしっかり桜海老が補って楽しい。
 
ただこれも、抜群とは言い難い仕上がりなので、
調理技術としては平均的なレベルなのだろう。
 
でも、1280円というコストは同發本館の1210円と、ほぼ同じ。
コストが上がりすぎないように量で調整しつつ、コストパフォーマンスの良さを
感じさせる戦略が透けて見えるけど、総じて安い部類には見える。
 
あ・・・
オススメに「上海式油そば(葱油拌面)」880円があるな。
 
今度ランチタイムに来て、試してみようかな。
 
ごちそうさまでした。

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