2024年10月19日土曜日

上海蟹?

中華街にこんなノボリが出てくると、
秋深し・・と感じてしまうのは毎年のこと。
 
 
 
 
ただ、上海蟹って本当に美味しい?
滅茶苦茶高いだけじゃない??
って思うけど、好きな人にはたまらないのだろう。
 
中華街で上海蟹を扱う店では「大閘蟹」と書かれた紙が貼り出されたり、
店頭にノボリを立てたりするので、もうそんな季節か・・と感じてはいたけど、
海老好きだけど蟹にはあまり興味が無い自分としては、食べる気は起きなかった。
 
そもそも上海蟹ってモズクガニだから食べるとこ少ないし、
味だってモズクガニっぽい味で、特別感がわからない。
 
香港に行ってた時は季節物として1回だけ食べてみたけど、
一緒に出される生姜茶の方が美味しいって思っただけで、
高価故にその後食べる事はなかったっけ。
 
松茸もふざけんなって価格になってきたけど、上海蟹も同様なのだろう。
中国でも高価だから日本に持ってきたら洒落にならないワケで
「一楽」あたりだと活上海蟹の丸蒸しが1杯4500円なんて設定になっている。
 
だけどそれは丸蒸しだからの価格で、
小篭包、蟹味噌入り豆腐煮込み、炒めもの、煮込み麺、蟹味噌入り炒飯等々、
手軽に上海蟹の味わいを楽しめる料理を提供する店もあったりする。
 
例えば、蟹味噌と豆腐の餡をかける上海葱油拌麺なんて料理があったりすると、
気軽に上海蟹の風味を楽しめるから食べようって気にはなるのですな。
 
 
 
 
そんな料理を出すのは「双囍 上海本帮麺」。
「馬さんの店 龍仙」の姉妹店で、5月にオープンしたばかりの上海麺料理店。
 
葱油拌麺が美味い店として気に入っていて、
見た目より優しい味わいが人気店になる予感を生むのだけど、
私が行く時はタイミングなのか空いている事が多い。
 
で・・・
今日の目的は「上海蟹みそネギ油まぜ麺」(スープ付)1580円!
 
葱油拌麺に上海蟹の味噌と豆腐で作った餡をかけて食べる、
ってものなんだが、上海蟹の味わいとして大事な蟹味噌を堪能できるなら
価格設定として安い?って思ったら、興味が湧いてしまったワケだ。
 
 
 
 
調理にちょっと時間がかかるらしい。
とりあえずビールを飲みつつ待つ事にしよう・・と
青島ビールを頼んだら、缶ビールだった。
 
青島以外だとスーパードライしか無いので選んだんだけど、
飲んでる最中で、衛生問題で青島ビールが叩かれていた事を思い出す。
 
ま、今更気にしないけど・・・
 
 
 
 
あ〜〜
やっぱ軽いわ〜〜
 
最近、ボディが太めなビールが減ってきて、
全部同じ様な味わいにシフトしてる気がする。
 
キリンも新製品「晴れ風」を出してスーパードライに近づき、
新しくなった「一番絞り」もボディがソリッドになって、
最近はサッポロの黒星ばっかり飲むようになってきた。
 
キリンが頑張って提供してきた、あの奥行きある味わいはダメだった?
その手の味わいが欲しい人はスプリングバレーシリーズを飲めって事??
 
・・なんて毒づきたくなるけど、
それよりも今は、上海蟹みそネギ油まぜ麺!
 
 
 
 
こんな感じで登場!
葱油拌麺は上に餡をかけるので、焦がし長葱や干し海老なんかは乗ってない。
 
 
 
 
このまま食べてみたけど、麺が美味いのよ〜〜
今日の時点では、中華街で一番好きな葱油拌麺と言って良い。
 
そしてコイツに、この餡をかけて餡かけ拌麺に。
 
 
 
 
あ・・・蟹味噌が想像以上に入ってるかも。
ただ、蟹肉はやっぱり少なめだわな(元々少ないしね)
 
それにしても豪快に蟹味噌色。
では、かけてみますかね。
 
 
 
 
どうしよう・・・
餡が思ったよりネットリ系で、このまま混ぜながら食べると、
後で味がバラバラになっちゃう予感しかしない。
 
だったら、混ぜるしかないか。
思ったより餡の量が多いけど、気にしないで混ぜるんだ!
 
あぁ・・
人間の食べ物に見えなくなってきたかも・・・
 
ま、美味けりゃ良いんだけどね。
 
 
 
 
お〜〜〜〜〜
上海蟹な味わいが濃厚!
 
葱油拌麺の美味さと喧嘩せずに両立してて、
蟹好きな人は病みつきになるかもって位に上海蟹が前面にいる。
そして食べ応えがかなり・・・ある。
 
ビール、余計だったかな?
スープ飲めるかな??
 
とか思いつつスープ飲んだら、具として小さい雲呑が入ってて、
次回は揚げ雲呑とか雲呑スープを食べようかって気にさせられた。
 
葱油拌麺って妙な魅力がある。
そこに上海蟹の餡かけって、そりゃヤバいよ。
 
これ、あるうちにまた来ようかなって思ったけど、
まだ食べてない獅子頭(肉団子)を乗せた麺を食べる方が先かな。
 
と言う事で、週末で人が多いからそろそろ退散。
 
ごちそうさまでした。

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