2024年12月22日日曜日

師走の墓参後は、鰻重が決まり

毎年12月、墓参りに行く。
そしてそのついでに食事する店も決まってきた。
 
そう、鰻の「隅田川」か蕎麦の「越後屋」。
夏は蕎麦に決めてるけど、それ以外は混んでいない限りは鰻。
 
酒と「ぬた」、そして「鰻重」というオーダーも
いつの間にか「決まり」になってしまった。
 
 
 
 
あれ?
暖簾変えたかな??
 
・・なんて思いつつ、入店。
時間的には半端なタイミングなので、店内は1組しか客がいなかった。
 
 
 
 
オススメにホウボウや平スズキの刺身があるなぁ・・
あ、駿河湾の生桜海老のかき揚げがあるよ?
 
う〜〜〜
生桜海老って滅多に無いんだが、
やっぱ生じゃヤバイからかき揚げなのかなぁ・・
 
 


 
とりあえず、ここに来たら必ず頼む「八海山」を一本。
 
 
 
 
お通しがまた美味しいんだよね。
 
以前は鰻の骨煎餅も出たんだけど、
最近は有料になっちゃったんで敢えてオーダーはしない。
 
と言う事で、ここではアテとして必ず頼む「ぬた」を。
 
 
 
 
うん、この味付け。
これが食べたかったんだな。
 
今日は客が少ないから、順番も整っていてありがたい。
 
忙しい状況だと、酒だけ出て「ぬた」が来なくてチビチビと
待ちつつ飲んでいると、先に鰻重が出ちゃう・・なんて事もあったのだ。
(その時は、もう「ぬた」要らないよ・・と言おうと思ったタイミングで
到着しちゃったんでそのまま食べたけど)
 
 
 
「鰻重 松」(鰻 一串半:きも吸 香の物 付き)4840円也。
 
高くなっちゃったよねぇ・・・
 
でも、この味が好きなんでOKっす(^_^)
 
あら・・以前に比べてご飯の量が減ったかも。
今日はご飯少なめでって頼まなかったのに、少なめな感じで丁度良かった。
 
ご飯大盛りは110円増しってメニューにあるけど、
米の価格がドカッと上がってるから仕方ないのだろうね。
 
この店に限らずどの飲食店でも価格が上昇してて、
今や1000円以下で食事をするのが難しくなってきた。
 
安価に鰻重が食べられると人気な「鰻の成瀬」だって、
特上の国産鰻だと1尾が乗った鰻重が4400円だから、
この店の設定は安い部類に入るのかも知れない。
 
ま、夏だったら「重慶飯店」の「鰻魚叉焼飯」(1300円:2024年)
をテイクアウトして食べるのが一番だけど。
 
 
 
 
そう言えば、横浜中華街は6月1日をもって値上げした店が結構あった。
その結果、炒飯が1000円超えって店も増えて、マジにランチしか食べられない?
って感情が湧いてきた事を思い出す。
 
鰻は価格高騰の傾向が結構前からあったけど、
4000円超えるってなるとマジに年1回とかにしないとイカンかなぁ・・なんて思う。
 
世知辛い世の中ですね。
 
ごちそうさまでした。

2024年12月20日金曜日

楊国福麻辣湯で麻辣を避けて牛骨スープで・・・

今年になってですぐ、なタイミングで出店した「楊国福麻辣湯」。
 
何やらいつも行列ができている店で、気になっていたけど行列を見るだけで満腹。
先日、オープン時刻に行っても行列ができていて、断念したばかり。
 
だけどその店が「麻辣湯」の専門店だと言う事を知っていたので、
その人気ぶりに納得だったし興味は盛り上がるばっかりだった。
 
なので今日は、閉店近い時刻を狙って行ってみる事にした。
 
 
 
 
うん?
なんか人が少なくないか??
今日は金曜の夜だぜ???
 
って思っちゃうのは、仕事をしていないからだろう。
 
仕事をしている人達が行う忘年会のタイミングで、
自分の記憶を辿っても、よくわからない居酒屋でビールを飲んでいた・・とか、
忘年会をやりそうに無い店を探して飲んだくれる、とかしていたはずだ。
 
だから、年に1〜2回な付き合いと諦めて、そんな飲み会に参加する人が多く、
結果的に中華街も空いてくるのだろうね。
 
 
 
 
元町・中華街駅から中華街の本通りを通り、善隣門を出たら左に曲がると、
このデカいディスプレイが見えるはずだ。
 
ラッキーな事に行列は無く、スルッと入店できたのだが、勝手が違った。
店員はキャッシャーにいるのだが、客が入ってきても挨拶もしない。
 
で・・・
どうしたものか悩んで、店内を見回すと日本語でオーダー方法が書いてあった。
 
ボウルとトングを専用保存庫から取り、食材カウンターで好きな物をボウルに取って、
それをキャッシャーに持って行けば、そこで重量に応じて金額が決まるらしい。
 
食材が1000円と超えると好きな麺80グラムがサービスになるらしいが、
重量を考えずに食べてみたい食材をボウルに取ってみた。
 
 
 
 
ただね、自分が入った後にどんどんと客が入ってきて、
ゆっくり食材カウンターで食材を選ぶのが難しかった。
 
烏賊とか牛スジ、羊肉や鴨血なんかも見えるんだけど、
その前に人が並んでるので取る事ができない。
 
結果、あまり食べた事が無さそうな食材を選ぶのも限られちゃったし、
食材の札はあっても品切れになっていたりして、想像以上に普通のラインナップになった。
 
選んだのは、レタス・モヤシ・刀削麺・目玉焼き・椎茸・すり身の団子各種・厚揚げ・・
な感じ。
 
で、キャッシャーに行ったら、余裕で1000円超えだったので麺を選べと言われた。
 
でもさぁ・・
刀削麺を結構入れちゃったんだよな。
 
その上80グラムとか麺が入ったら、明らかに食い過ぎ。
しかも、水餃子になるだろうと欲張っていれた餃子がまた、炭水化物を纏ってるしね。
 
と言う事で「ちょっとで良い」と伝えて会計すると1820円。
食材の重さは456グラムとなって、重量を気にしないとダメって思い知る。
 
麻辣湯だから・・と麻辣スープを選ぼうと思って、思いとどまる。
四川で生まれたこの店が出す麻辣湯は間違い無く麻辣が強いから、
スープの素性がわからないと考えた。
 
辛くないスープは?・・と見ると、
トマトスープと牛骨スープがあるじゃないか。
 
ここはまぁ、牛骨スープだよね。
 
 
「カードは使える?」
 
「ゲンキンカペイペイ」
 
「え?」
 
「ゲンキン・・カ・・・ペイペイ」
 
 
はいはい、現金ね。
アリペイのシステムなんて使うワケないじゃんね。
・・と心の中で毒づきながら、滅多に使わない現金を出した。
 
スタッフの日本語はかなり怪しいので、本土の人なのかも知れない。
 
 
 
 
それにしてもやっぱり人気店らしい。
 
楽に入れたのはたまたま私が入ったタイミングが良かっただけで、
店はどんどん混んでしまい、食材カウンターに辿り着け無い客多数。
キャッシャーと食材カウンターの距離が近すぎるので、
重さ量って麺足して、支払いという作業によってさらに行列が詰まってしまう。
 
そんな苦労の跡、選んだ食材は奥のキッチンで調理され、
出来上がったらレシートにある「食事番号」で呼ぶシステムだ。
 
番号を叫んでも客が反応しないと、食材エレベーターに入れて二階に送っている。
 
え? 二階??
 
なかなかできない間、グーグル先生に質問したら、
一階より広めな食堂が用意されている事がわかったが、
二階に行くには一端外に出て階段を上らないとダメらしい。
 
どうりで、オーダーしてすぐ外に出ちゃう人がいるワケだ(^_^;
 
 
「ニッジュウ・・・ハチバン!」
 
 
キャッシャーのスタッフが叫ぶ。
 
あ・・
私の物ができたらしい。
 
どれどれ、どんな量に仕上がったのかな?
 
 
 
 
ほ〜〜
こんな感じなのね。
 
牛骨スープは・・・
 
おい!、これって台湾のミルクスープじゃん。
それと結構ニンニクの摺り下ろしが入ってて、味が濃い。
 
美味いけど、ある意味普通と言うか想定内の味。
そしてコストから考えれば、結構コストパフォーマンスが悪いって思ったのも事実。

画面上側にある麺はがサービスで入った牛スジ麺で、
下側に見えるのが刀削麺だが、刀削麺はマトモで楽しい。
 
レタスと中華系スープとの相性が予測通りで美味いけど、
モヤシは入れた割りには少なく感じる。
 
目玉焼きじゃなくてウズラの玉子が欲しかったんだけど欠品だったが、
後でスタッフが業務用の缶詰を持ってきて、ウズラの玉子を欲しがる人に渡していた。
 
まぁ、良くも悪くも中国っぽくて、現地で食べてる気分を楽しめた。
 
ただ、客もかなりの割合で中国語圏の人が多くて、
店の中に中国語が飛び交う状況と狭さ、そして衛生的なのか?っていう疑問も生まれ、
次に麻辣湯で食べようと思う気持ちが萎えていく。
 
行列ができるのは、人気だけじゃなくてこの店舗の狭さもあるってわかったので、
気が向いてまた来たとしても、行列があったら入るのはやめよう。
(どんだけ待たされるかわからんし、狭い席で食べるのも苦痛なんだよね)
 
あ〜〜
どっかでビール飲みたくなってきた。
口の中にあるニンニクの存在感がそうさせるのかな。
 
ごちそうさまでした。

2024年12月17日火曜日

重慶茶寮で今は無き重慶飯店別館のカレーを食べる

気になっている「楊国福麻辣湯」は、いつ見ても行列ができていた。
 
だから今日は、開店時刻を狙ってみたのだが・・・
これだよ(^_^;
 
 
 
 
ちょっと行列の後ろに並んでみたけど、まったく動かずに10分が過ぎる。
 
無理だな、これ。 並んでまで食べるのは主義に反する。
(有名ラーメン店は別だけど)
 
だったら、ランチタイム営業が始まるタイミングで、
別の店で食べるようにしようかな。
 
・・とプラプラ歩くけど、行きたい店が思いつかない。
(あっても閉まってるってパターンも)
 
で、思い出したのは、中華街のカレーだ。
久々に食べたいって思ったのは「同發」か「重慶茶寮」だ。
 
「保昌」の牛バラカレーや「湖南之家」のシンガポールカレー、
「金陵」のネパールカレーも思い浮かんだけど、
ドッシリとした味わいの「重慶茶寮」のカレーが今の気分にマッチした。
(今は無き重慶飯店別館のカレーね)
 
 
 
 
あ・・
ちょっと早かった?
 
11時半からの営業なのね。
と言う事で、店前のベンチで待つ。
 
 
 
 
この店って、一階がお土産売り場で、
知らないと二階が本格的な中華も出す店だって気づきにくい。
 
しかも、知る人ぞ知る・・な感じがあって、
予約しておかないと入れない確率がかなり高いのだ。
 
今日は開店と同時に入るから大丈夫だろうと思っていたら・・・
 
 
「本日、団体様のご予約が入っているので、
 1時間半のご利用で良いですか?」
 
「大丈夫です」
 
 
え〜〜〜
そんな人気店なの〜〜?
 
と、結構ビックリ。
まぁ、料理がすぐ出ればカレーなんで問題無いっす。
  
 
「あの、ランチメニュー以外で頼みたいモノがあるのですが?」
  
「はい、大丈夫です。
 何でしょうか?」
 
「カレーってできます?」
 
「ご用意できます」
 
 
数量限定なんで、予約客がオーダーしてるとヤバいから確認。
無事、あのドッシリとしたカレーが食べられそうっす。
 
 
 
 
これだよ、このカレーが食べたかった。
 
この具がゴロゴロと入った感じが良いのだよね。
同發の黄色い豚肉と玉ねぎだけに見えるカレーも良いけど、
正反対にある様な重慶飯店のカレーは、四川料理店らしい辛さもあって
マジ楽しいのですわ。
 
それにしても、今日はかなり辛いよ?
唐辛子が多く無い??
 
あ〜でも、美味いわ〜〜
 
ただ一つ不思議に思うのは、ご飯が別盛りになっていること。
カレーってやっぱりご飯と一体になって欲しいんだけどね。
 
そう言えば、香港の市場で見た咖哩飯は、
カレーを盛った皿に、ご飯が入ったお茶碗を乗せてたっけ。
 
中国的には、ご飯は別盛にするのがスタンダードなのだろうか・・・
 
それにしても、「楊国福」は気になる。
開店時刻じゃダメなら、閉店間際に攻めてみようかな。
 
ごちそうさまでした。

2024年12月15日日曜日

スラッピージョー

たまに食べたくなる「コディーズ」のバーガー。
 
中区辺りのハンバーガーは色々食べてきたけど、
コストパフォーマンスに優れているグルメバーガーショップとしては、
一番好きなんだと、最近自覚している。
 
 
 
 
今日は休日だから、ランチタイムを避けての14時半頃を目指して入店したけど、
ウェイティングは無かったものの、見事に満席だった。
(自分が入ってちょうど満席)
 
 
 
 
またベーコンエッグバーガーを食べちゃおかなって思ってメニューを見ると・・・
 
 
 
 
え〜〜〜
スラッピージョーがあるの??
 
中華街(後に間門)にあったステーキ屋「ジャックス」にもあった
超がつくアメリカンローカルフードの「スラッピージョー」。
 
簡単に言えば、バーガーの具がミートソースって物なんだけど、
そのミートソースにバタ臭いクセがあって、妙に楽しかった事を思い出す。
 
これがメニューに載ってる店って「ハードロック・カフェ」位しか思い浮かばないが、
いつの間にかメニュー落ちして今はランチメニューに登場するくらい。
 
つまり、あまりに認知度が低くて人気ないって事なんだろうけど、
なんと2010年代以降、学校給食として出している所もある・・と
グーグル先生が教えてくれた。
 
ま、頼むよね。
 
5周年記念メニューとしての限定だけど、
なんと今日までの期間限定商品だったから余計に「食べなくちゃ」な気分になる。
 
このスラッピージョーにパティを乗せたミートソースバーガーってのも
限定メニューにあったけど、ここはもう王道を行くしかないよね。
 
 
 
 
お〜〜
すっげ〜〜久しぶり。
 
だけど、ちょっとミートソース少なくない?
 
あ・・・
う〜〜ん
確かにスラッピージョーなんだろうけど、
ミートソースがあまりにスパゲティミートソースの物みたいで、
独特なスパイシーさは微塵も無かった。
 
と同時に、ミートソースの量が少なすぎ。
 
スラッピー(だらしない)とあるように、
食べる時にダラダラとこぼれるような量が無いと楽しくないんだよ。
 
で、付け合わせはコールスローが付いていた。
 
 
 
 
量が少ない分、ちょっと奢った感を出してるのかな。
 
ここのとこ食べ過ぎな感があるので、
この物足りなさは甘んじて受けるとしても、
それでも量が少ないって思ってしまう。
 
ガンボスープ頼んで、バゲット食べる?
って思ったけど、ここは我慢だ。
 
ま、思い出って美化されるものだし、
味の記憶も同様で、自分の中でのスラッピージョーの味は、
ジャックス閉店と共に消えてしまったと考えよう。
 
でも、タイミングが合ったら、
ハードロック・カフェのスラッピージョーは食べてみたいって思っている。
 
でもやっぱ、食べたりないわ(^_^;
 
どっかでビール飲みつつ何か摘まむかな。
 
ごちそうさまでした。

2024年11月30日土曜日

メチャ混みな日は、双囍で葱油拌麺

ベイスターズが日本シリーズで優勝して、パレードが開催される日。
当然だけど、人混み嫌いな自分としてはパレードを見に行くような事はしないけど、
どれくらい中華街に影響があるか・・は確認してみたかった。
 
 
 
 
馬鹿だったわ。
当たり前だけど、善隣門前がこんなに混んでるって、初めて見たよ。
(当然だけど、メインストリートは歩く気にもなれない状況)
 
こんな日でも入れるのでは?
って思って行ってみた「楽園」がなんと入店制限中!
 
マジですか?・・と狼狽えつつ、
他に入れそうな店は何処?と考えてヒットしたのは「双囍」。
彼処は何故か混まない店なんだよねぇ・・・
 
 
 
 
まぁ、ベイスターズ好きな人が集ってる日だから
お祝いメッセージも書くよね(^_^;
 
で、この店まで待つ人がいるのでした。
 
 
 
 
とは言え、他の店の様に列ができているワケじゃなく、
すんなりと入れてラッキーではあったけど、店内は満席の上に混乱中。
 
中国系な家族が複数いて子供が泣き叫んでいたり、
大声で会話しつつ食事してたりで、リアルな中国の環境を思い出して苦笑い。
 
と言う事で、いつもビールを頼むんだけどそれも避け、
「葱油拌麺」に目玉焼きトッピングのオーダーをする。
 
 
「お客さん、それ、上海の頼み方よ?
 上海にいた人??」
 
「いえいえ、横浜在住ですよ。
 でも、トッピングメニューが多いから、やってみたかったんですよ」
 
「今日、お客さん多いからね。
 ちょっと待たせるけど、すぐ作るから待っててね」
 
「はい、お願いします!」
 
 
 
 
先に出てきた「葱油拌麺」。
調理は1人でしてる店なので、オーダーが重なって混乱してるのが見てとれる。
 
どうせ混ぜるから良いけど、干し海老と焦がし葱の乗せ方が・・・ね(^_^;
 
と言う事で、ひたすら混ぜているところへ、
トッピング用の目玉焼きが登場する。
考えてみれば、最初からトッピングしちゃうと混ぜるのが難しくなるから、
混ぜ終わる辺りで出来たてのトッピングを出してくれた方が親切かも。
 
うん、ちゃんと混ざったな。
・・と状態を確認してからトッピングしてみる。
 
 
 
 
見た目はね、美しくは無いけどね。
 
お〜〜〜〜美味いっす!
 
目玉焼き黄身が半熟なので、崩して絡めて食べるとコクが出て
さらに楽しいのだ。
 
隣の席の子供が玩具をポイッと放り投げても気にしない。
離れた席では、やっと入れたお洒落したカップルが、オーダーが来ないと怒っている。
 
ま、ここは上海だと思えば、
これはこれで、結構楽しいんだな(爆)
 
この食べ方が本来のスタイルならば、今度は色々とトッピングして食べてみよう。
 
それにしてもメチャ混みってわかってたけど、
この賑わいって凄いわ。
 
写真撮って回る気力も失せたので、帰ります。
 
ごちそうさまでした。

2024年11月26日火曜日

ムースヒルズバーガーでチリチーズバーガーを

KAATの1階に、ハンバーガー屋がオープンしていると聞いて、
どれどれと偵察に行ったのはちょっと前のこと。
 
だがその日は思いっ切りランチタイムで、
当然だけど店は満席。
 
なので中華街に流れてしまったのだが、
店の周りに漂う肉を焼いた匂いが美味そうで、気になって仕方無かった。
 
 
 
 
今年の紅葉は、ちょっと外れ。
揃って綺麗に色付くワケじゃなく、所によって美しいってパターン。
 
急激に冬が近づいてきた感があるけど、もうすぐ12月という気候じゃないよね。
 
 
 
 
格好だけ良いレストランだった前の店とはちょっと違うぜ〜、
な意気込みを感じる設え。
 
公的なホール故に色々とできない事があるだろうけど、
重厚感を上手く演出している入口を入る。
 
あと30分でラストオーダーなタイミングだからか、客は皆無。
ゆっくりマイペースで過ごせるのはありがたいけどちょっと寂しいかな。
 
 
 
 
「MOOSE HILLS BURGER」という名は聞いた事がなかったので、
グーグル先生に質問してみると、2008年に河口湖で開業した店と出た。
 
天然酵母のバンズと100%ビーフパティで作る拘りのバーガーは、
食べログで百名店に入っているらしい。
(食べログの店はあまり信用してないけどね)
 
と言う事で、とりあえず生!
 
 
 
 
アサヒかよ〜〜〜
と思いつつも、ドライな味わいはコッテリ系なバーガーには良いのかも。
一瞬「ブルームーン」にしようかと思ったけど、生より300円高いのでやめ、
「サミュエルアダムス ボストンラガー」をみたらさらに200円高い。
 
いや〜
クラフトビールだったら1200円ってのもわかるけど、
ボトルビールが1200円ってのは退くかな。
 
※生700円 ブルームーン1000円 ボストンラガー1200円 全税別
 
まぁ、ドリンクで儲けを出すのは常套手段だし、
バーガーショップに美味いビールを安価で出せとは言いません。
 
安く飲むなら角ハイボールが600円(税別)であるけど、
バーガーはやっぱビールだよね。
 
 
 
 
オーダーしたのはチリチーズバーガー1800円(税別)
 
普通のハンバーガーでも1480円の値付けなので、
よく行く「コディーズ」や「ペニーズ・ダイナー」より高めの価格設定。
 
と言う事で、期待を胸にガブり!
 
 
 
 
うん
結構楽しい。
 
レタスの食感が良くて、バンズが美味い!
 
だけどパティは柔らか過ぎで肉感が弱く、チリは存在が弱いと感じてしまう量。
と言うか、チリは何処にある?って最初思ったっけ(^_^;
 
でも、見つけて舐めてみれば結構辛いので、
チリソース倍増したらもっと楽しいんじゃないか・・って思ったよ。
 
調理はかなりのレベルだけど、ここのパティやソースの味わいを考えれば、
トッピングで遊ぶのが良いタイプだと判断した。
 
次回はベーコンエッグバーガー的な遊びとか、
味の濃そうなソース(BBQとか)や、ゴルゴンゾーラとかのチーズを合わせて
ドッシリとした味わいにしてみたいと思う。
 
でもまぁ、コストパフォーマンスがねぇ・・・
 
 
ただ、こんなプレート店前に置いてるから
味とクオリティには自信があるらしい。
 
と言う事、次回はいつにしようかな・・・
 
ごちそうさまでした。

 


2024年11月24日日曜日

中華街でチャンポン?

その歴史はかなり長い「長崎屋」。
 
その名の通り横浜中華街なのにチャンポンを売る店で、
松田優作が通ったという噂を聞いた事がある。
 
職場が近かった頃、汁そばが食べたい時にたまに行ってたけど、
職場が離れてからは行ってない。(と言う事は何十年か行ってないかも)
 
色褪せていたテントがリニュアルされて目がいって、
まだまだ頑張ってるなら、久々に行ってみるか・・という気になった。
 
 
 
 
結構前から何故か外のボードに、ナポリタンと出るようになった。
何故チャンポン専門店にナポリタン?って思って気になっていたけど・・・
 
 
 
 
聞けば、賄いで作っていたのだと言う。
面白いのは麺がパスタじゃなくてチャンポン麺だと言うこと。
 
う〜む、頼みたくなるじゃんねぇ(^_^;
 
 
 
 
ま、やっぱ餃子&ビールっしょ。
と言う事で、飲みながら何を食べるか考える事にする。
 
 
 
 
あれ?
この一番搾り、ちょっと前の味に戻ってきた??
 
でもまぁ、ボディが軽い感じはそのままかも。
 
 
 
 
正しい餃子!って感じ。
 
うん、これはもう正統派な味わいで
餃子&ビールにジャストフィットだ(^_^)
 
さて・・
思ったよりボリュームがあった餃子の後に
チャンポン麺とは言えナポリタンって重そうに思う。
 
ならば、ですよ、
ハーフチャンポンってのが600円であるので、それにしよう!
 
 
 
 
うん、なんか懐かしい味わい。
だけどちょっと塩がキツいかなぁ・・・
 
ま、これは好みですな。
 
何となくコイツが食べたいって時に来て食べるか、
餃子&ビールを楽しむために来るって感じがする。
 
それでもナポリタンは気になるな。
でも、この味濃いめな傾向だったらビールがもう1本必要かも。
 
それにしても、今となってはコストパフォーマンスが良く、
しかも観光客が殺到しない(待たずに入れる?)ありがたい店の一つだね。
 
あら・・
隣の「謝甜記」の行列が、店前にかかりそうな長さになってる。
お粥だったら「安記」の方が好きだけど、どっちも高いので行かなくなった。
 
暑さが残っているウチに、冷めにくいお粥を食べる人の気が知れないが、
並んでまで食べたいって凄い人気だよね。
 
と言う事で、今日は帰ります。
(ちょっと目眩出てるしね)
 
ごちそうさまでした。

2024年11月19日火曜日

海南飯店の干労麺(汁なしネギそば)

ここのとこマイブームで汁無し麺を食べているけど、
書いてはいるけど最近食べて無い汁無し麺が無性に食べたくなっていた。
 
それはもう、彼処のアレ!
古くから中華街で汁無し麺を出していて、それが人気な店と言えば「海南飯店」なのだ。
 
 
 
 
確かに目立つけどさぁ・・・
なんか、老舗っぽくない店に見えて悲しいかも。
 
右側の赤い看板の裏辺りには、あの丸い窓状の看板があって
なかなか風情があったんだけどなぁ・・・
(改装した時に取っちゃったんだな)
 
ま、客のニーズに合わせるのが商売のコツ。
食べ歩きにも対応するってかぁ(T_T)
 
ご苦労、色々あるのでしょう。
気にしないで、ビール&焼売でスタート。
 
実はこの日のランチに、ネギそば+半チャーハンで750円ってセットがあったんだけど、
それを頼めば葱ソバは汁無し麺に変更できるので、かなり悩んだ。
 
確かにコストパフォーマンスは良いけど、
炭水化物+炭水化物なセットは若者しか喜べない。
 
で・・
隣の妙齢なお姉さんが、正にそれを頼んでたんだが、
どう見ても半炒飯、フルサイズな器に入ってるんだよねぇ・・・
(太るぜ?)
 
なので、ほぼ同額(735円)な「干労麺」(汁なしネギそば)を単品でオーダー!
 
 
 
 
うん、なんか落ち着く味だわ。
 
スタンダード系な肉が多いタイプだけど、
味の深みは弱いかも。
 
さて・・
あの「干労麺」は?
 
 
 
 
お〜〜
懐かしいわ、これ。
 
もともと「純広東料理」と謳ってた店だから、
この労麺は所謂撈麺(広東の汁無し麺でほぼスープ無し)の事だよね?
 
それにしても、細切りの叉焼と白髪葱の組合せって
ラーメン屋のネギソバと同じパターン。(と言うか、ラーメン屋が真似た?)
 
だから、その味わいは間違い無いってわかってるんだけど・・・
 
 
 
 
あれ?
ここまで美味かったっけ?
 
味的には現代的に劣化してると思うんだけど、
シンプルに楽しいセッティングなんだな・・と思わされる。
 
そうか〜
15円足して半チャーハン加えたら、さらに楽しかったろうな。
だけどマジに炭水化物過多で足が痛くなるだろうな。
 
まぁ、汁無し麺と言っても色々あるって事で、
もうちょっと中華街を探してみるのも面白いかも。
 
と言う事で、note用の写真を撮りに歩くとしよう。
 
ごちそうさまでした。

2024年11月12日火曜日

大連餃子基地

コロナ前とコロナ後では、営業形態が様変わりした店って結構多い。
 
スタッフが入れ替わったり、生き残るために行った営業方針の変更があったりで、
同じ店なのに別物?って思わされる事、多かった。
 
だから今、以前とどう変わったか?って確認をするべく、
知っている店に入る事もやっていたりする。
 
 
 
 
「大連餃子基地」とい名のこの店。
最初の頃は様々な餃子がある店名通りの営業形態だったが、
このネーミングで出た飲食店は2009年に麻布十番で産声を上げている。
 
オーナーは横浜出身という事もあってか、中華街の店も同年にオープン。
セントラルキッチン方式によりどの店でも同じ味わいを出す事に注力している
と聞いたが、現在公式HPでは8店舗を数えるサイズで発展している。
 
早仕舞いする中華街において遅くまで営業していた事もあって、
たまに夜中に食べに行っていたが、コロナで行くタイミングが失せていた。
 
だから今、敢えてどうなったか気になっていたのですな。
 
 
 
 
「オーダーは、テーブルのコードを読み取ってスマホでお願いします。」
 
 
出たよ・・・スマホでのオーダー。
 
そうやって声かける手間があるんだから、そのままオーダー受けて欲しい。
・・って言っちゃうのは昭和生まれの証拠。
 
発注・販売管理には便利なんだろうと思うし、
中華街でもそんなスタイルの店は増えてきたから、驚かないけど・・・
 
え?
何故LINEに誘導されるの??
ってか、LINEからじゃないとオーダーできないの???
 
データ抜く事の許諾を求めるようなアプリは使いません!
警視庁のサイバー担当から「利用はお勧めできない」って言われてるし。
 
 
「ごめん、LINE使ってないんだけど、オーダーどうすれば良い?」
 
「あ、じゃ私がオーダーお聞きして、私のLINEで送りますね」
 
 
LINE使ってないと、オーダーもできないって時代になっちゃったの?
セキュリティ問題ってどうなの?????
 
・・と心の中で再度毒づく。
 
 


「大連焼餃子」690円
 
メニューには九州産黒豚100%使用とあり、野菜もたっぷりとあったけど・・・
 
何だろう、なんか違う。
野菜が多い分水っぽく、肉の割合が低いから豚肉餡を感じ難い。
生姜が入っている事が余計に餃子っぽさを削っているようで、
餃子&ビールって思ってた自分には違和感がある味になっていた。
 
いや、不味くて食えないって事じゃなくて、違和感なんですわ。
食感とか肉の味わいとかが、求める餃子と違うって感じで・・・ 
 
 
 
「季節の青菜炒め」1090円
 
うわ・・・塩辛い!
これは、マジ食えん(T_T)
 
塩が偏っていたかも・・と混ぜ合わせてみたけど、
明らかに塩が過多。
 
ごめん、残すわ。
 
 
 
「大連水餃子」690円
 
あ〜〜〜
これもやっぱり餡の味わいに違和感があるわ。
 
皮はまぁまぁだけど、やっぱり餡が楽しく無い。
 
このコストで出すための努力って色々あったと思うし、
仕上がりは悪く無いのに、餃子を食べた感が弱いと思ってしまう。
 
気づけば、餃子基地なのに担々麺とか火鍋とかもあって、
お洒落っぽい店で中華を楽しむって方向へシフトした感じがある。
 
う〜〜ん、この営業スタイルは好きじゃないわ。
 
青菜炒めはクレームつけようか、とも思ったけど、
多分次に来る事は何時になるかわからないと思う店なので、
半分以上残して帰る事で意思表示だけして終了っす。(勿体ないけど)
 
やっぱ餃子だったら「大三元」とか「蓬莱閣」とかで食べるか、
「餃老伯」でリーズナブルに楽しむ方が良いのかな。
 
ま、こうやって来てみないと変化がわからないから、
そういう意味では来た甲斐があった、と思う事にしよう。
 
ごちそうさまでした。

2024年11月9日土曜日

出戻った上海麺館

移転して、クオリティが下がった上海麺館。
 
だがそれは、想像以上に高かった家賃と想像以上に客が入らなかった事から、
あっという間に新店舗を去る事に繋がった。
 
新店舗で女将から「家賃高すぎるから、また元の店舗に戻る」と聞いていて、
実際どうなのよ?って思っていたので、行ってみた。
 
確かに「上海麺館」は、
以前とまったく同じ場所に出戻っていた。
 
 
 
 
確かに、前のまんまだわ。
って言うか、看板もそのままじゃんね(^_^;
 
下がった家賃で材料費が戻って、
前と同じ味になってたら嬉しい・・と思いつつ、
食べてみないと、と「シウマイ」と「葱油拌麺」をオーダーしてみた。
 
 
 
 
え〜っとこれはまぁ、以前と同じ味わいだわ(^_^;
ビールと一緒に楽しむのに丁度良い。
 
問題は、以前ダメダメって思った「葱油拌麺」の方。
 
 
 
 
お〜〜
なんかホント、以前と同じ様に見える。
 
うん、味は戻ったかも。
ただ麺がちょっと柔いかな。
 
でもさ、今時この一杯で590円だよ?
そう言う意味で、この仕上がりに文句言うべきじゃないかな。
 
確かに「双囍 上海本帮麺」に比べたら落ちるけど、あっちは880円。
価格差から言ったら、充分にクオリティ高いと思う。
 
これはもう、庶民の味方なB級フードとしては
正しい在り方なんじゃないかって思ったりする。
 
と言う事で、また来よう。
 
ごちそうさまでした。

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...