横浜ではハロウィンの事を「かぼちゃ祭り」と呼んでいた。
その日だけは、米軍住宅エリアの中に入っても怒られず、
目の部分だけ穴を開けた紙袋を被ってドアをノックするとお菓子がもらえる、
という子供にとって夢の様なお祭りだった。
紙袋を被る=仮装だったのかも知れないけど、
ジャックオーランタンがちょっとあったくらいで、
今の様な馬鹿騒ぎなんて起きてなかった。
だけど、世代が変わって考え方も変わり外国人居住者が増えた事もあってだろうけど、
仮装して騒ぐのがハロウィンというイベント感になってから、ご存知の通りの馬鹿騒ぎ。
他人に迷惑をかけない生き方をしてきた日本人と
主張しなければ生き残れない文化の中で生きてきた人達とでは、
公序良俗の概念が違うのかも知れない。
そしてとうとう、渋谷は私的なハロウィンイベントを排除する方向にシフトした。
そもそも日本に関係無いイベントを取り込んでビジネスにしようという
浅ましい考えがあって、イベントを容認していた自治体&経済界にも問題はある。
クリスマスもバレンタインデーも、豊かな欧米への憧れに乗っかった商行為で
期待通りに経済復興の一翼を担ったと思うけど、
柳の下の泥鰌を増やすべくハロウィンやセントパトリックデーなど
日本に関係無い宗教的行事を使うのはどうなんだろう?って思っている。
とは言え、日本はどんな宗教も受け入れている国だから、否定する気は無い。
宗教行為は信者が行えば良いと思うだけで、それを商売のネタにするのが嫌なだけ。
でも「それで日本は潤ってきたんだ」と仕掛ける側の声が聞こえるような気もしている。
今年も出ましたハロウィン限定「黒炒飯弁当」
こうやって、まんまと引っかかっちゃうヤツ(自分)がいるから
こういう企画が通るのだろう。
ま、単に期間限定とかの商品が好きってだけなんだけど、
この弁当は中国醤油(たまり醤油)を使って炒飯を色濃く作っているので、
この時期しか食べられない味ってのがデカいのだ。
ハロウィンだから南瓜なの?
って思うくらい、南瓜のオカズは崎陽軒としては珍しい。
鶏肉はチリソース仕立てでちょい辛なところが楽しいし、
紫キャベツと紫タマネギのピクルスがクリスピーな食感で良い。
黒とか紫ってのがハロウィンのイメージカラーなんだろうけど、
この黒炒飯は美味しいと思うのでレギュラー品にして欲しい。
ハロウィン限定商品だから今日までの販売との事で買ってきたけど、
この頃にはコレを食べる、という習慣がある土地柄で育ってないから
期間限定品を食べるってのはそれなりに意味ある行為なのかも知れないね。
ちなみに、横浜も各所でハロウィンイベント目白押し。
でも、渋谷みたいな騒ぎになってないのは何故だろう。
結局、路上飲みがダメなの?
だったら道交法76条4項で取り締まっちゃえば??
(気になる人は調べてみてください)
ごちそうさまでした。
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