2023年10月21日土曜日

たまやで焼き鳥三昧

焼き鳥には色々と個人的な思い入れがあるけど、
焼き鳥そのものにはあまりこだわりは、無い。
 
強いて言うなら思い入れにそって「タレで食べたい」って事くらいだけど、
「タレで焼いて!」って言わせない空気を持つ店も結構あるので、
最近は店側が「タレと塩のどちらで?」って言ってくれる店でだけ、
タレ焼きを頼むようになってしまった。
 
確かに良いとされる焼鳥屋ほど塩で焼く事が多く、
最初から「塩しかない」と言う店もあったりする。
 
本当に美味しい焼き鳥を食べてないのかも知れないけど、
実は「食べ方を強制されるような店」は好きになれないってのが大きい。
 
それは、美味しいと言われる店へ行ってみたら、「一見客はコレでも食べとけ」って
態度とお仕着せの料理が出た経験が複数あった事に、起因する。
 
そんな場合、その場で喧嘩して出るか、諦めて空腹だけ満たすか、
コミュニケーションを取ってその後の関係を築こうと努力するかを、選ぶ事になる。
 
でも、コミュニケーションを取ろうとしても無視される事もまた多くあったので、
お高くとまるような飲食店は嫌いになっちゃったってのが、根底にあるんだな。
 
焼き鳥って、無性に食べたくなる時がある。
そして、日頃食べない鶏系の料理だからこそ、楽しく食べたいって思う。
できれば庶民的な店で、リーズナブルであったら言う事無い。
 
中華街の「侍」は正にそんな店の一つで、
どコストパフォーマンスが良く、酒も安価でバリエーションがあるので、
1人カウンターで頂くのにはベストなんじゃないかって思っている。
(鳥貴族より安いかも)
 
ただ、店舗が小さいから行っても座れない事がままあって、
すっかり焼き鳥な頭になって中華街近辺を放浪するのはかなりキツいので、
セカンドベストを決めておいて店へ行く事がマストだった。
 
場所としては「善隣門」より石川町駅方向へ向かったビルの二階で、
(MCメンバーなら「タバーン」があったビルって言えばわかりやすい)
関内方向に出るには距離があるので、セカンドベストは中華街から元町辺りで
決める必要がある。
 
となると、「仙雲」か「友酒家」が良いのだけど、
いっそ元町の「たまや」って手もあるな・・なんて思いつつ行ってみたら、
見事に予約いっぱいで入れなかった。(侍は水・土が禁煙なので、土曜は混むらしい)
 
わかってましたよ、こうなるの。
ほぼ最初から諦めていたけど、運が良ければって思って来たんですよ(^_^;
 
次に来る時は開店と同時に入りますね・・と店主に伝えつつ、
選んだセカンドベストは、元町の「たまや」。
(「仙雲」も「友酒家」も週末だから混んでるはず)
 
 
 
 
焼鳥屋って、やっぱそそるよね。
この赤提灯が良いんだよね。
 
この「たまや」も地元民が愛する店の一つで、
週末なので混んでいると思うけど、ここまで来ると競合店が近くにあるので
ワリと入れる可能性が高いのだ。
 
石川町側には「トリロメオ」や「鳥貴族」があるし、
焼き鳥じゃないけど焼肉屋も多いのでどうにかなりやすい。
 
 
 
 
今日は運良くテーブルが一個だけ空いてて、すんなり入店できた。
カウンターでカップルの隣に座らずにすんだ事に感謝しつつ・・のまずはビール!
 
オーダーはタレで諸々と頼むのだけど、外せないのは「もも」と「ネギマ」。
今日は「大山鶏もも串」があったのでそっちをオーダーする。
 
 
 
 
焼き鳥のタレって、何故こうそそるんだろう・・・
合わせるビールは赤星で、実にヤバい、楽しい、幸せ〜な時間が訪れた。
 
仕事に追われていた頃はこういう時間に食べに行くのが難しかったし、
コロナになってからの居酒屋での飲食は皆無に近い状況だったから
尚更楽しく感じるのかも知れない。
 
ネギマ・ボンジリ・セセリ・イカダ・・と食べ進めて、
本日のおすすめにあった「豚バラ串」を頼んでみる。
 
 
 
 
これ!
函館の「やきとり弁当」にそっくりな味じゃん?(爆)
 
ハセガワストアの「やきとり弁当」の串と同じ様にネギが挟んであるし・・・
味わいがモロそっくり。
 
これはご飯の上に乗せて食べたい(^_^;
 
函館は暑かったなぁ・・とか思い出しつつ
後2本は食べようとメニューを見る。
 
「月見つくね」はオーダーするとして、
おすすめの中から「きのこ肉巻き串」が頼め!と主張する。
 
うん、そうだね。
肉巻き系って楽しいからいってみるかね。
 
 
 
 
あ、なるほど。
3つの肉巻きがそれぞれ違う茸になってるのね。
だからエリンギとかの固有名詞を入れてなかった・・と。
 
既にビールはやっつけて日本酒モードになってるけど、
一緒に頼んだ「月見つくね」がなかなか登場しない。
 
もう一杯飲む?
・・なんて店の戦略にハマっておかわりしたら、
こんなのが登場した。
 
 

 
月見つくねって、つくねの横に卵黄が添えられるってパターンだと思ってたから、
一瞬「これは何? 月見はどこ??」な気分になる。
 
で、玉子はつくねの中に入っているんだけど・・・
 
 
「これ、Instagramでも人気がある串なんですよ。
 割ったら黄身がとろ〜りと出てくるので、それを動画でとるお客さん、多いですよ」
 
「そうなんですね。
 じゃ、割ったとこも撮ろうかな」
 
 
店主が不思議そうな顔を見せた私に、説明してくれた。
 
映えを狙った串なのかな?
でも、この串ってかなり焼きにくそうだよね。
(だから時間がかかったのかも)
 
と言う事で、言われる通りつくねを割ってみる。
 
いや、黄身とタレを混ぜてつくねを楽しみたいから
言われなくても割るんだけど・・・
 
 
 
 
お〜〜〜
確かに、魅力的なカットになるわ。
こりゃ、あったら間違いなくオーダーしたい1本だね。
 
味は、普通の月見つくねと同じだけど、
こういうビジュアルで楽しめるのってワリと好きかも。
 
・・と、既に飲んだくれジジイが出来上がっているので
醜態をさらす前に今日は打ち止めとしよう。
 
歳を取ったからか元々耐性が低いからかわからないけど、
米の酒は今や二合が上限な感じのなってきた。
 
外で飲むとそれなりに気を張るからか飲めちゃうが、
自宅で飲むとちょっとで爆睡な感じになんだよね。
 
体調は一進一退だけど、「一病息災」って言葉もあるから、
壊れつつある身体を上手く使いながら、味わえるウチに色々と楽しもう。
 
それにしても「侍」
次回はちゃんと狙って行くぞ・・・と。
 
ごちそうさまでした。

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