最初から早く帰って「横浜晋山」に行こうと考えていた。
飲むにしろ食べるにしろ22時とかになったらほぼ不可能な今、
食べたい物のためには自分で時間を作るしかないのだ。
「今日、1人なんですけど席ってありますか?」
「今日は、予約がいっぱいですけど、
7時半過ぎだったら席が空くと思います。」
え〜
折角早く事務所出たのに・・・
「じゃ、それでお願いします。
19時半過ぎを目処にうかがいますね。」
「お待ちしています」
「晋山」は、必然的に予約のみな店になってきた。
以前の様に2回転できる時間が無い以上、予約に合わせて仕込まざるを得ないし、
予約してまで来る客は店の流儀がわかっているので、御しやすいのだろう。
仕方がないので晋山の近くで軽く飲める店に飛び込み、
ビールを飲んで時間を潰す事に。
ここは、アストンマーチンのディーラーがやってる
オーナールーム兼バーとなっている「ジェントルメンズクラブ」。
アストンマーチンなのにイタリアビール?って思いつつも、
珍しいペローニの生があるので、たまに寄る店だったりする。
ペローニはナストロアズーロが出したプレミアムラガーブランドで、
二条大麦とトウモロコシで作られているライトなヤツ。
イタリアンレストランによく置かれているナストロアズーロ(瓶)より、
ちょっと苦みと柑橘系な香りが強い味わいで、クソ暑い時期にはピッタリなのだ。
このビール自体ってあまり知られていなくて、
しまも生ビールとなると本当に出会えるチャンスが少ない。
2018年にアサヒビールが保有した事で生ビールが入るようになったと聞くが、
認知度低い=置く店少ない・・なので、まだまだ飲める店が少ないのが現実。
だから、ペローニのタップを見つけて飛び込んじゃった店なんだけど、
今ひとつ商売する気が弱いのか、オーナールームがメインなのか、
とにかく客が少なくて居心地が良いのだけど・・・ねぇ。
「これって、アサヒが国内生産したもの?」
ってバーテンダーに聞いてみたら「イタリア産らしい」との事。
ま、いかにもアサヒが出しそうなライトでキレがあるタイプなので、
どこ産でも変わらないかなぁ・・とかな邪推も、時間潰し故の戯れごと。
さてそろそろ、席も空いたろうから晋山に行ってみますかね。
「今日、ちょっと珍しい鍋島がありますけど、如何ですか?」
「あ〜良いですね。鍋島好きなんでいただきます。」
女将に勧められた酒は、なんと裏鍋島。
で・・・
これがすっげぇ〜美味い!
フルーティーな感じがあって綺麗に切れていくような余韻もあって、
いくらでも飲んじゃいそうな怪しい魅力があるので「やべぇ」って思わず呟いた。
しかも純米吟醸の生酒だから、かなり回るはず。
うん、とにかく食べよう。
今日はそんな酒に合わせたい料理が多くあるじゃないか!
「コハダ」って・・・
いやいやいや、これって下手な寿司屋じゃ太刀打ちできない仕上がりだよ?
うわ〜
握りで食いてぇ・・・
いやいやいや、これって下手な寿司屋じゃ太刀打ちできない仕上がりだよ?
うわ〜
握りで食いてぇ・・・
「ウニと白エビ」って・・・
もう、ほんと美味いんですけど。
てかマジ、寿司屋?ってラインナップなんだけど、
どうしました?晋山さん。
「所謂、上質なネタの流通量が落ちて、
上手く選ぶとコストパフォーマンスが良い仕入れができたりするんですよ」
「あ〜〜なるほど。
それにしても、コハダの〆加減はかなり好みです」
「時間はあるので、色々やってみました」
大将、変態ぶりに拍車がかかっている気がする。
「お蕎麦・・ですけど、魚系のアテばっかり食べちゃったので、
鴨せいろにします」
「並蕎麦でよろしいですか?」
「はい、お願いします」
もう、ほんと美味いんですけど。
てかマジ、寿司屋?ってラインナップなんだけど、
どうしました?晋山さん。
「所謂、上質なネタの流通量が落ちて、
上手く選ぶとコストパフォーマンスが良い仕入れができたりするんですよ」
「あ〜〜なるほど。
それにしても、コハダの〆加減はかなり好みです」
「時間はあるので、色々やってみました」
大将、変態ぶりに拍車がかかっている気がする。
「お蕎麦・・ですけど、魚系のアテばっかり食べちゃったので、
鴨せいろにします」
「並蕎麦でよろしいですか?」
「はい、お願いします」
「鴨せいろ」を食べる時は、好きなアテの「鴨の白煮」は我慢して食べない。
当たり前な話だが、鴨の脂のイメージが舌に残っちゃうので、
両方食べると楽しみが半減するように感じるのだ。
しかも「鴨せいろ」が結構ボリューミーなので、
アテの量と酒量を調整しないとせっかくの蕎麦が楽しめなくなる。
勿論、蕎麦を半分にしてもらうって手はあるんだけど、
晋山で蕎麦を減らすってもったいなさ過ぎるんだな。
うん
やっぱ幸せだわ、この時間。
色々と貯まっている感情的な事も全部忘れ、
ただただ心地よい時間に、癒やされる。
それにしてもこの状態、いつまで続くのだろうね。
終わりが見えない事の辛さは、心に澱を貯めるように打撃を与えてくる。
このBlogも行ける飲食店が減りすぎて、日々書く事が不可能になっちゃったし、
書いても愚痴っぽくて自分で嫌になってしまったんだな。
え〜
酔っ払いはそろそろ帰ります。
明日休みだしね〜〜
ごちそうさまでした。
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