ツールと言うのにはワケがあって、
一見するとマスコットの様な上半身だけのロボットに見えるが、
AI等で自律して作動するのでは無く、カメラとマイク、スピーカーを装備し
ユーザー(パイロット)はウェブ経由で操作できるものだからだ。
乱暴に言えば、ロボット型高機能インターフォンなのだが、
実際は外出が不可能な人が外部の人とコミュニケーションを取るための
様々な装備を持ったデバイスとなる。
例えば、人間の様に首を振れる事や羽型の装備を意識に合わせて動かす事で、
ニュアンスを付加できるなど、コミュニケーション深度を高める考察ができているのだ。
AIと違って、Orihimeを操るパイロットが直に話しかけるため、
見た目はロボットでもパイロットとの会話が成立する。
凄いのは、ALSの様に身体の一部しか動かない人でも、
専用の入力デバイス(視線感知入力デバイス等)を使って
合成音で会話ができるところ。
このOrihimeによって外出が困難な障がい者を職員にする自治体も現れ、
れいわ新選組議員の舩後氏が議会での利用を要望した事でも、注目された。
Orihimeは持ち運びができるので、友人・知人などに持っていってもらえば
一緒に旅行ができる等の利点があったが、Orihimeそのものが何かをできるワケでは
なかった。
そのため、開発者である吉藤健太郎(オリィ)氏はOrihime-Dという移動及び
簡単な物を運搬する能力を持たせたデバイスを開発し、多くの協力企業の力を得て
実証実験の場「分身ロボットカフェDAWN ver.β」を6月21日に日本橋でオープンした。
以前より吉藤氏の動きをチェックしていた自分としては、
行くしかないって事で出かけてみた・・と。
見た目はロボットでもパイロットとの会話が成立する。
凄いのは、ALSの様に身体の一部しか動かない人でも、
専用の入力デバイス(視線感知入力デバイス等)を使って
合成音で会話ができるところ。
このOrihimeによって外出が困難な障がい者を職員にする自治体も現れ、
れいわ新選組議員の舩後氏が議会での利用を要望した事でも、注目された。
Orihimeは持ち運びができるので、友人・知人などに持っていってもらえば
一緒に旅行ができる等の利点があったが、Orihimeそのものが何かをできるワケでは
なかった。
そのため、開発者である吉藤健太郎(オリィ)氏はOrihime-Dという移動及び
簡単な物を運搬する能力を持たせたデバイスを開発し、多くの協力企業の力を得て
実証実験の場「分身ロボットカフェDAWN ver.β」を6月21日に日本橋でオープンした。
以前より吉藤氏の動きをチェックしていた自分としては、
行くしかないって事で出かけてみた・・と。
吉藤氏は「孤独の解消」を人生のテーマにして研究を進め、
心理的ハードルを下げる発想をもってOrihimeを開発したわけだが、
そのOrihimeが動く事で働けたら利用者の自己肯定感を高める事が可能、と考えた。
誰かのためになにかができる事は、
常に誰かに世話をしてもらわないと生きていけない人にとっては
「自分が生きていて良い」という自己肯定感に繋がる。
それは、この実証実験の場で得られるだろう、おおきな成果になると考える。
OrihimeとOrihime-Dは、その外観デザインが素晴らしいと思う。
人型でもリアルな成人では無く、親しみを持ちやすい子供っぽさを匂わせながら、
ロボット感がある秀逸な造形だと感じている。
Orihimeがオンラインすると目が光り、額の位置にあるカメラがパイロットの
視界になるため、誰かを探す時には首を振って探す。
コミュニケーション開いてを見つけたら声をかけ、
羽状の手を動かすなどの動作で注意をひく。
その動きを見てて、職場に置いて自宅からリモートで仕事がしたい・・と
正直感じたのは言うまでも無い。
Orihimeの良いところは、パイロットの姿が見えないところ。
人に見られたくない姿を晒さずに会話できるため、
純粋にコミュニケーションだけが成り立つところにある。
そしてOrihime-Dはご覧の様にトレー等を保持できる能力があるから、
卓上のOrihimeを通じてタブレットを上手く使って注文を受け、
Orihime-Dが配膳するというフローが可能ならば、ビジネスモデルになり得るだろう。
今回は事前の申し込みで入店できたワケだが、
今後、この取組がどこまで続けられるかはわからない。
ただ、実際にパイロットの方と会話すると、
コミュニケーションの形って様々だと再確認できたし、魅力も感じられた。
見た目で受ける印象からコミュニケーションが歪むのが人間同士なら、
Orihimeの見た目を通じる事で、純粋に感情対感情のやり取りになっていくから、
会ったことが無い他人との電話による会話よりもニュアンスが乗る分、
豊に感じられて面白いのだ。
ならばこの実験はリアルなビジネスモデルに繋がる可能性は高いと思うし、
様々な場所で業として成り立つ事で、障がいがある人の社会参加の場が増える、
という展開も期待できる。
今回、注文を取ってくれたパイロットはコヤさん。
料理の細かい内容や、オプションなどの説明を聞きながら、
こんなのをオーダーさせて頂いた。
「ロービープレート/肉増しオプション」
ハンバーガーとコレとで悩んだけど、
肉好きとしては満足できる美味さ&ボリュームがあって、嬉しかった。
東京って、こういう実証実験の場を受け容れる素地があって凄い。
横浜辺りだと、訪れる観光客が求める方向とは違うので、
実証実験店だとわかっていても人気は出ないと思ってしまう。
今の仕事は、居る事が大事な仕事なので、
Orihimeをデスクに置いて何か声をかけたとしても、
あまり役には立ちそうにない。
だけど休みの日とかに、相談を受けるような事があった時、
スマートフォンからアクセスしてOrihime経由で会話できたら
面白いと考えてしまう。
何より、どんな格好してても
スタッフ側からは見えないってのが良いのだよね。
ひょっとしたら今後、管理職のリモートワークを支える事もあるのでは?
って思っちゃうんだけど、どうなんだろう・・・
え?
「ロービープレート」の味??
美味かったよ〜〜
さすがは東京の日本橋でやるだけの事はあるよ〜〜って感じ。
ごちそうさまでした。
ハンバーガーとコレとで悩んだけど、
肉好きとしては満足できる美味さ&ボリュームがあって、嬉しかった。
東京って、こういう実証実験の場を受け容れる素地があって凄い。
横浜辺りだと、訪れる観光客が求める方向とは違うので、
実証実験店だとわかっていても人気は出ないと思ってしまう。
今の仕事は、居る事が大事な仕事なので、
Orihimeをデスクに置いて何か声をかけたとしても、
あまり役には立ちそうにない。
だけど休みの日とかに、相談を受けるような事があった時、
スマートフォンからアクセスしてOrihime経由で会話できたら
面白いと考えてしまう。
何より、どんな格好してても
スタッフ側からは見えないってのが良いのだよね。
ひょっとしたら今後、管理職のリモートワークを支える事もあるのでは?
って思っちゃうんだけど、どうなんだろう・・・
え?
「ロービープレート」の味??
美味かったよ〜〜
さすがは東京の日本橋でやるだけの事はあるよ〜〜って感じ。
ごちそうさまでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿