2025年2月7日金曜日

久しぶりの雲呑スープ

映画を「ジャック&ベティ」で見た。
兄弟達がFBにちょっと引っかかる書込をしていて、気になっていた映画だ。
 
実は、映画の元になった写真集を見た事があって、
自分としてもどうインスパイアされて作られたか、にも興味があったのだ。
 
ただ、タイミング合わずで見に行けてなくて、
前回「ジャック&ベティ」で映画を見た時に上映予定とわかり、
今日、上映最終回となるレイトショーに飛び込んだ。
 
 
 
 
集団が組織へと変貌していく様やサブカルチャーとしての存在、
そしてどこかで見た様な光景に浸る時間は面白かった。
 
ここで映画評を書くと長くなるので割愛するが、
確かに、MCに長く所属してきた人間達には考えさせられるシーンが多く、
「見ておいた方が良い」と書く人達の気持ちも理解できた。
 
 
 
 
映画を見た後、どこかで晩飯を食おうと考えていた。
ただ、レイトショーだったので既に22時を回っている。
 
コロナ禍の影響で、すっかり飲食店が深夜営業をやめてしまった今、
まともな飲食を求めるのは難しい。
 
勿論、ディープな伊勢佐木町だから、
日本語メニューなんて無さそうな料理店はそれなりにあるし、
居酒屋は満員な気配を見せる繁盛ぶり。
 
どうしようかなぁ・・
居酒屋に入るか、ネイティブな味わいを見せるだろう中華屋とかに入るか。
 
そんな気持ちを湧かせるこんな感じの店がデカい看板で誘うが、
店内に客は見えない上に、表のお勧めっぽい料理写真には
「麻辣」とか「ザリガニ」とか書いてあるのでちょっと退く。
 
 
 
 
久々に「太源」で「カレーラーメン」をニンニク少なめトッピングで食べる?
「すき家」とかのチェーン店はまだやってるし、「東京ラムストーリー」で
ジンギスカン&飲みってのもあるか。
 
でもなんか、狭いカウンターで隣を気にしつつラーメンを食べる気にはなれないし、
飲んで騒いでいる人達の中で飲む気分じゃない。
 
ま・・
これは映画のせいだね。
 
あ、そうだ!
ずっと行けてなかった「くぬぎ屋」があるじゃん!
 
雲呑スープで〆るってのはアリだな。
 
 
 
 
遅くまで営業していて23時前なんて満席・・なイメージがあったけど、
今日は空いていた「くぬぎ屋」。
 
コロナ禍の影響で客の退けが早いのだろうか、
入ってみたら1人だけ客が食べていた状況ってのには驚いたけど、
これから飲んだくれ客達が集うのかも知れない。
 
 
 
 
まずは、クールダウンするためにビール!
ここは頑なにビールはコイツだけ。
 
 
 
 
キリンのラガーを瓶で飲むって、ある意味贅沢。
 
それにしてもキリンって、どうしちゃったんだろう。
「晴れ風」でキリン風スーパードライなビールを出しただけじゃなく、
リッチな味わいだった「一番搾り」までドライな方向へシフト。
そしてこの「ラガー」でさえ、ボディがソリッドになってきた感がある。
 
飲む度にそう感じさせるんだから、そろそろキリンから離れて
サッポロかエビスにシフトするかなぁ・・なんて思いつつ飲む。
 
今日のオーダーは「ミックス・塩」。
オプションで青梗菜を追加。
(本当は煮玉子も乗せたかったんだが、品切れ)
 
雲呑はオリジナルと海老があって、ミックスはそれを半々にしたもの。
スープは醤油と塩があって、塩バージョンは濃厚に作っているのが特徴だ。
 
 
 
 
あれ?
なんかスープ、軽くなった??
おまけに塩がちょっと強いかも。
 
これって、酔客に合わせた進化なんだろう。
だけどなんか、思ってた味わいと違ってちょっと違和感。
 
雲呑の皮はさすがな食感だけど、
オリジナル雲呑の大根の存在感が、またイメージと違う。
 
あぁ・・
時が流れたんだ。
 
飲食店は日々進化し、多くの客に向けて味もシフトしていくもの。
 
ずっと来られていなかった自分の中の「味の記憶」は、
思い出が美化されるように変化してしまい、
現在の味との差が大きくなった、という事だろう。
 
美味いけど、塩が強いのでスープを飲みきれない。
雲呑を食べるのには適しているけど、せっかくのスープを味わい尽くせないのは
勿体ないけど身体がこの塩分摂取を拒むので、スープを少し残してしまった。
 
さて、今日はちょっと無理して動いていたので、
身体に痛みが出てきたから、無理に歩かずに電車に乗って帰ろう。
 
ごちそうさまでした。

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