2025年2月15日土曜日

越後屋で鴨せいろ

新年のお札を受け取りに行ってなかったので、
イレギュラーだけど墓があるお寺へ。
 
既に紅梅・白梅が花開いていた。
春が近づいているって事ですねぇ。
 
 
 
 
この寺には多くの花があり、華の寺としても有名。
800年以上の歴史があるのだとか。
 
境内には金沢区の花「牡丹」が植えられていて、
4月半ばには「ぼたんまつり」も行われているが、
人混み嫌いな自分は1回行って懲りて以来、その時期は近寄らなくなった。
 
 
 
 
お札を頂いた後は、例によって例のごとく鰻もしくは蕎麦をいただくのだが、
今日の気分は蕎麦だった。
 
と言う事で、蕎麦なら毎度の「越後屋」へ。
(寺から歩いて数分の距離) 
 
そう言えばこの暖簾の商標。
暖簾記号を使った屋号になっているのだろうか・・
(暖簾記号的に読むなら「まる越」だが)
 
 
 
 
そう言えばこれって、あの「三越」の商標に似ているよね?
 
で・・調べてみたら、ちょっと驚いた。
と言うのも、字体は同じなんだが、筆の当たりどころを跳ね先がかすれているが、
そのかすれて髭みたいになっている部分が、違うのだ。
 
そういう部分で差別化するってのは面白いよね。
 
 
 
 
はい、今回も升酒!
帰路を考えて飲み過ぎないよう、この1合で終了する予定(^_^;
 
アテは・・・
「蕎麦屋のだし巻き玉子」900円ってのがありますな。
 
 
 
 
あら・・
出汁巻きが出汁に浸かっているとは思わなかった(^_^;
 
でも、焼き方は美しく、
味わいは文句無し。
 
歩いて家へ帰れる距離にこの店があったら、
間違い無く昼酒飲みに通うよなぁ・・・と、毎度の様に思ってしまう。
 
ところで何故今日は蕎麦だったかと言えば、
ここの「鴨南蛮」が好きな味だったからその冷たいバージョンも食べたいと思っていて、
それが実現できていなかったからだ。
 
と言う事で今日は、
何が何でも「鴨せいろ」を食べるのだ・・と決めていた、と。
 
 
 
 
ベーシックの二八蕎麦に、暖かい鴨汁。
オーソドックスな「鴨せいろ」のスタイルだが、京鴨使用で2000円って設定。
 
2000円って結構な価格だよ?
 
横浜そごうにある「杉並藪蕎麥」は2420円で南区の「三吉橋小嶋屋」だと1750円、
関内の「利休庵」なら1738円、戸塚の「九つ井本店」が2100円となってて、
そこら辺と勝負できるってアピールに見える。

鴨の質や量で価格って変わってくると思うけど、
京鴨使用ってあるのは高い鴨なんだろうか?
 
わからないのでグーグル先生に質問してみたら、
かなりの拘りを持った生産事業者が自信を持って販売している合鴨とわかった。
 
「京鴨とは、高品質で安全な合鴨として有名な山城農産のブランド合鴨。
 直営農場でチェリバレー種鴨を育て、加工まで一貫して自社で行っている」
 
・・と、出てくる。
 
まぁ、そんなブランド合鴨なら、
その分のコストがかかるから、この価格は尚更仕方無いって事なのですな。
 
 
 
 
やっぱここの蕎麦って好きだわ〜〜
 
確かにこの鴨、美味いよ。
蕎麦とこの濃厚な汁が合うんだなぁ・・やっぱり。
 
ちなみにこれ、蕎麦を十割に切り替える事もできるけど、
この濃厚な鴨汁に繊細な十割蕎麦はバランスが悪いと想像する。
(価格も上がっちゃうしね)

お、丸(つみれ)も入ってるじゃん!
鴨せいろ(鴨南蛮)に丸を入れる店って結構見るけど、どこの流儀なんだろう。
 
「横浜晋山」では丸は入れてないけど、県庁近くにあった「藪真」では入ってた。
浅草の「並木藪蕎麦」も丸が入ってたから、藪系蕎麦屋は入れる?
・・いやいや「神田まつや」でも入れているから、蕎麦屋スタンダードなのかも。
 
でも、良い合鴨肉を使ってるんだから、
切り身が多い方が嬉しい・・って思うのは自分だけだろうか。
 
と言う事で、適度に酔って腹も満たされたので帰ります。
 
ごちそうさまでした。

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