「シーキャッスル」は、恐いドイツ人のおばちゃんがいる店、として有名だった。
山下町のホフブロウも恐いドイツ人のおばちゃんがいて、
ドイツ人の妙齢な女性は恐いのか?・・なんて思ったけど、
由比ヶ浜から長谷へ抜ける交差点にある店だったので、
車だと駐めるのに苦労した事を思い出す。
食べた物の記憶としてはソーセージだったけど、
それが妙に美味しくて、記憶に残ったのだろう。
ただその「シーキャッスル」、2022年11月に閉店となっていた。
2019年に「孤独のグルメ」で取り上げられたので、
客が集まって大変?・・と勝手に思ってたけど、
どうやら店主の健康上の問題があったらしい。
いずれにしろあのソーセージがもう食べられないのは残念だと思ったが、
閉めてしまったらどうしようも無い。
開いていたとしても今の飲食スタイル(飲酒前提)だと車で行くのはアウトなので、
わざわざ劇混みの江ノ電に乗って長谷まで行く元気も無かったのだから、
思い出の中にその味は消えていくと考えていた。
だが、元町の裏道(川沿い)にあった、ペット同伴可な飲み屋が改装していて、
そこに「キャプテン・ロルフ」という看板がかかっているのに気がついた。
この看板がどこかで見た様なビジュアルで、
どこで見たモチーフなのかずっと気になっていた。
ドイツ家庭料理と書いてあるのでもしかして・・・と調べたら
なんとあの「シーキャッスル」と同じデザインじゃん?。
で、Google先生に質問してみたら、
「シーキャッスル」のシェフと息子達が開店した事がわかった、と。
そりゃ行くよね。
今の自分にとって、記憶の中で掠れている味の記憶がどう感じられるか、
すっごい気になるんだよね。
と言う事で、ランチタイムに行ってみた、と。
まだオープンして間も無いって事もあってか、はたまた平日のランチタイムで
かつ14時に近い状況だからなのか・・・
とにかく、他の客は有閑マダムな感じの二人連れのみ。
ここは以前、「クェスチョン」という飲み屋がドッグカフェになり、
その後は「ポアーハウス」というアメリカンバーになってたとこで、
基本的構造はそのまんまに内装適宜手を加えた居抜きに近い状態ではある。
でも、そんなの関係無い!
あの「シーキャッスル」の味が楽しめる事の方が大事!!
と言う事で、いきなりドイツビール!
ランチメニューは
ソーセージランチと牛めし、そしてローストポークの3種。
(言えば、通常メニューでも出してくれるとか)
最初はやっぱりこれしかない・・とオーダーしたのは
ソーセージランチ(ソーセージ2本バージョン:1600円)
あ〜〜〜
このソーセージ、美味い!!
ちょっと懐かしい位しか思い出せないけど、
横浜で食べられるドイツ系のソーセージの中でも、
かなり上位なんじゃないか・・と思う位、美味いのだ。
そして、ソーセージ1本でも良かったかな、と思う位にボリューミー。
そして付け合わせのポテトがまた美味くて、
これまた重めな味わいなので、この一皿で腹いっぱいになってしまった。
ビールは繋がっている物が少ないけど、お?・・っと思ったのは
「スラッシュゾーン」の「スピードキルズ」が繋がっていたこと。
(スラッシュゾーンは横浜にあるブリュワリー)
ソーセージは盛り合わせがありカリーヴルストもあって、
ドイツビールも生が繋がっているから、ビーラーにとっては天国かも。
と言う事で、次回は夜に来て、
普通の料理を食べてみようかね。
ごちそうさまでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿