自分が出したい料理を作るためにオープンした店。
2014年のオープン以来、サローネの繊細な料理とは対照的な
豪快で本格的なローマ料理を出す事で、イタリアン好きな人達を魅了し続けている。
「アマトリチャーナ」や「サルシッチャ」、
「サルティンボッカ」や「カルボナーラ」が有名なローマ料理だが、
ペコリーノ・ロマーノを使う事もあって塩が強い料理が多い。
結果、関東圏では人気が出ると思うのだが、
ローマ料理と謳う店はかなり少ないのが現実。
港町故に様々な料理がある横浜でも、数が少なく、
サーチすると現在では「リオス ボングスタイオ」と「ダ ホーリー」がヒットするくらい。
久しぶりに「リオス ボングスタイオ」へ行こうと思ったのは単なる気まぐれだけど、
コロナ禍を生き残って尚、人気店でいる店の今に興味を持っていたから。
電話で席の確認した時「2時間制」との説明を受け
その人気を理解したけど、予約した18時でもほぼ満席状態で、
予約で満席とのコーションが看板に貼られてた。
相変わらず店内は真っ赤だね。
狭さも一緒だけど、スタッフは多めにいる感じで、
オススメのスパークリングワインなんかを飲みつつ、オーダーを考える。
ま、ここに来たらアマトリチャーナは絶対食べたい。
サルティンボッカも食べたい。
あ・・、ここのパスタってポーションが小さいから、
パスタ2つを食べちゃうってのもありかな。
サルディーニャ産カラスミのアーリオオーリオがキタッラであるので、
それは食べてみたいんだな。
と言う事で、まずはイタリア産ガンチャーレとトマトを
ブカティーニ(太くて穴があいてるパスタ)で作る「アマトリチャーナ」!
懐かし〜〜〜
こんな風景だったわ。
パスタは美味いね〜〜〜
あ?
え??
すっげ〜塩辛いよ???
あぁ、ガンチャーレの塩かチーズ?
ただ、それにしても塩が強い。
記憶だと、味付けは濃いめで濃厚な味わいがあって、
太いパスタに負けない強さがあって楽しかったんだな。
う〜む。
次に登場したのが、「カラスミのアーリオオーリオ」。
使われたパスタ(キタッラは断面が四角いパスタ)は食感が面白いが・・・
あぁ・・
これもだ。
パスタだけ食べると全然優しくて美味いんだけど、
ボッタルガ(カラスミ)が塩辛くて、一緒に食べるとちょっとキツイ。
このボッタルガに合わせてパスタの方には塩を加減しているようだけど、
総合的には自分的に厳しい塩辛さを感じて、ちょっと悩んだ。
う〜〜ん
この店って、肉系料理が美味くて色々食べてきたはずなんだけど、
ここまでの塩辛さを感じた記憶が無いんだよね。
勿論、良く食べていたのはかなり前だから、
実際の所、どう変化したのか、いや変化していないのか・・・も
全然わからないワケだが・・・
で、この「サルティンボッカ」は?
塩、変わったのかなぁ・・・
やっぱりちょっと、塩が立ってる感じがする。
ワインをグイグイと飲みつつ食べるならこの塩気は楽しいし、
美味さは相変わらずなので文句無いんだけど・・・。
まぁ、自分も歳取ったから、舌も変わるよね。
以前よりも良い食材や現地の珍しい食材を使っているのだと思うけど、
それがこういった結果に繋がっているのかも知れない。
ただ、今の自分にとってはこの塩の強さは厳しいので、
次に来る時は、塩気を加減してもらえるように頼んでみようかね。
ごちそうさまでした。
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