2024年7月10日水曜日

皿盛を再現してみた

京都の「篠田屋」の「皿盛」は楽しかった。
ある意味衝撃的な味わいで、既にもう一回食べたいという気持ちが生まれている。
 
 
 
いつか再現したい・・と思うほどにその魅力にやられてしまい、
あの独特なカレー餡をどうやったら作れるのだろうと考えていた。
 
レトルトで探せばカレーうどん用とされるものが多くのメーカーから出ているが、
どれもがかなりちゃんとカレーになっていて、イメージが違う。
 
もっと出汁が効いていてあっさりとしていて、
だけどカレーの香りがあってとろみもしっかりとついてる餡。
それを一般的なレトルトに求めるのは、ちょっと無理と言う物なのかも知れない。
 
そんな事を考えながらぼ〜っとTVを見ていると、
とある京都特集で「冷やしきつねカレーうどん」を作っていた。
 
鰹昆布出汁に薄口醤油と味醂、カレー粉を入れて水溶き片栗粉でとろみをつけた餡。
お揚げは甘辛く煮て饂飩に乗せてその餡をかけ、最後に九条ネギを散らすだけの料理。
 
あ・・・
それってあの「皿盛」の餡に限りなく近いんじゃない??
 
だったら、そのレシピを利用してカレー餡を作ったら、
自家製「皿盛」ができるんじゃないだろうか・・
と考えたら、実行したくなった。
 
で、ネットを探るとそこは料理好きがちゃんとレポートしていて、
細かいレシピは難なく入手できる。
 
カツはスーパーで買ってくれば良いので、
後は九条ネギを・・・と考えて、そこで閃いた。
 
九条ネギじゃなくて、タマネギを合わせよう。
豚肉も「篠田屋」を真似せず、しっかりと入れよう。
 
美味い九条ネギが入手できるアテは無いので、
カレーに合うタマネギを使えば甘さが出るのでさらに美味いはず。
 
出汁は・・・
まぁ、昆布と鰹節で取れってあるから、
レシピに従ってつくりますか、ね。
 
「冷やしきつねカレーうどん」は餡を冷やすのが大変、とあったけど、
皿盛は冷やす工程が無いから作るのは難しくない・・・と。
 
 
 
 
あぁ、これ、本家の物より美味いかも(爆)
 
スーパーの豚カツがかなり美味いっての大きいけど、
カレー餡のタマネギの甘さと豚肉のうま味が加わって、かなり楽しい一皿になった。
 
これ、カレーうどん用のレトルトカレーで作ったら、ダメそうだ。
見た目はただのカツカレーになっちゃうし、味も違うと思うんだな。。
 
その違いは、出汁の強さと美味さで構成されるバランスだし、
ソースも見た目はカレーと言うよりも醤油色が強い茶色系だしね。
と言うか皿盛の餡は、カレーは風味があるって位の控えめなバランスだったのさ。
 
ただ、出汁が勝つようなバランスがあるレトルトカレーがあったら、
試してみたいとは思っているのも事実。
各社のカレーうどん用のレトルトを探して、色々試してみても面白いかも知れないね。
 
と言う事で、途中でソースかけたり七味振ったりして味変して、
楽しく頂きましたとさ。
 
ごちそうさまでした。

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