ある意味衝撃的な味わいで、既にもう一回食べたいという気持ちが生まれている。
いつか再現したい・・と思うほどにその魅力にやられてしまい、
あの独特なカレー餡をどうやったら作れるのだろうと考えていた。
レトルトで探せばカレーうどん用とされるものが多くのメーカーから出ているが、
どれもがかなりちゃんとカレーになっていて、イメージが違う。
もっと出汁が効いていてあっさりとしていて、
だけどカレーの香りがあってとろみもしっかりとついてる餡。
それを一般的なレトルトに求めるのは、ちょっと無理と言う物なのかも知れない。
そんな事を考えながらぼ〜っとTVを見ていると、
とある京都特集で「冷やしきつねカレーうどん」を作っていた。
鰹昆布出汁に薄口醤油と味醂、カレー粉を入れて水溶き片栗粉でとろみをつけた餡。
お揚げは甘辛く煮て饂飩に乗せてその餡をかけ、最後に九条ネギを散らすだけの料理。
あ・・・
それってあの「皿盛」の餡に限りなく近いんじゃない??
だったら、そのレシピを利用してカレー餡を作ったら、
自家製「皿盛」ができるんじゃないだろうか・・
と考えたら、実行したくなった。
で、ネットを探るとそこは料理好きがちゃんとレポートしていて、
細かいレシピは難なく入手できる。
カツはスーパーで買ってくれば良いので、
後は九条ネギを・・・と考えて、そこで閃いた。
九条ネギじゃなくて、タマネギを合わせよう。
豚肉も「篠田屋」を真似せず、しっかりと入れよう。
美味い九条ネギが入手できるアテは無いので、
カレーに合うタマネギを使えば甘さが出るのでさらに美味いはず。
出汁は・・・
まぁ、昆布と鰹節で取れってあるから、
レシピに従ってつくりますか、ね。
「冷やしきつねカレーうどん」は餡を冷やすのが大変、とあったけど、
皿盛は冷やす工程が無いから作るのは難しくない・・・と。
あぁ、これ、本家の物より美味いかも(爆)
スーパーの豚カツがかなり美味いっての大きいけど、
カレー餡のタマネギの甘さと豚肉のうま味が加わって、かなり楽しい一皿になった。
これ、カレーうどん用のレトルトカレーで作ったら、ダメそうだ。
見た目はただのカツカレーになっちゃうし、味も違うと思うんだな。。
その違いは、出汁の強さと美味さで構成されるバランスだし、
ソースも見た目はカレーと言うよりも醤油色が強い茶色系だしね。
と言うか皿盛の餡は、カレーは風味があるって位の控えめなバランスだったのさ。
ただ、出汁が勝つようなバランスがあるレトルトカレーがあったら、
試してみたいとは思っているのも事実。
各社のカレーうどん用のレトルトを探して、色々試してみても面白いかも知れないね。
と言う事で、途中でソースかけたり七味振ったりして味変して、
楽しく頂きましたとさ。
ごちそうさまでした。
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