2024年7月30日火曜日

すだち蕎麦

毎年の事だけど、
法事関連があって金沢区まで行く。
 
墓参りして・・な行動も、
この暑さでは苦行。
 
早々にどこかへ飛び込んでゆっくりしたいと思うけど、
寺の近辺にある飲食店は多くなくて、鰻屋と蕎麦屋があるくらい。
 
勿論、こんな時期の鰻なんて食べる気がしないけど、
以前は恐い物見たさで入った事もあったっけ。
 
そして、よせば良いのにいつもより客が殺到していて、
料理も選べないような状況下で食べるのは楽しくなかったので、
それ以来、夏のお盆の時期に行くのは蕎麦屋「越後屋」と決めていた。
 
 
 
 
このページでは何度か書いてるけど、とにかくここの蕎麦は普通。
だけど、かなりクオリティは良く、上質な町の蕎麦屋といった感がある。
 
だから価格設定も乱暴じゃなく、
酒にしてもリーズナブルな物を上手く揃えているので、
出先で飲む人間としてはありがたいのだ。
 
夏はここ、と決めているのはにはもう一つ理由がある。
それは上質な「すだち蕎麦」が食べられるからだ。
 
「すだち蕎麦」は、東京の蕎麦屋が発祥らしいが、
そのインパクトある姿と、スダチの爽やかな香りと酸味が楽しめる事から
多くの蕎麦屋で用意される汁蕎麦。
 
勿論、冷やかけ汁なので蕎麦がクタッとする事は少なく、
蕎麦とスダチの果汁が溶け込んだ汁を飲むのも楽しい一品なのだ。
 
 
 
 
樽酒、としか書いてない日本酒をオーダーすると、
今回は升と徳利が出てきたけど、注ぐのが面倒だったのかな?
 
・・なんて思うのはアレだけど、
実際に徳利から注いでみたら見事にカッチリと升いっぱいな量だった。
表面張力でこぼれない位のキチキチな量なので、升に口を近づけて啜る感じで飲む。
 
あ〜〜
樽の香りが楽しいっす。
 
 
 
 
お通しの枝豆はちょっと痩せ気味(^_^;
ま、アテにはちゃんとこんなのも頼んだっす。
 
 
 
鴨つくね串(なんと2本で500円)
 
でも、鴨・・・っぽさが弱いかも。
肉の味を楽しませるために、あえてタレをつけないスタイルだけど、
つくねはタレで食べたい・・・と心の中で呟いた。
 
「すだち蕎麦にはこちらをお使いください」と出してくれたのは黒七味。
原了郭の本物ってのが嬉しいかも。
 
卓上を見れば薬研堀の七味があったので、
つくねに振ってみると香りが良くて、辛さは控えめ。
 
そうなると黒七味の方も試したくなるのが、悪いクセ。
でも、黒七味は山椒&辛さって感じの個性が強くて、
どっちが好みかと聞かれたら悩みそうではあった。
 
 
 
 
この容器見て、この前祇園まで行った時に買ってくればよかった・・
と思ったけど、後悔先に立たず。
 
京都直営店限定の八角木筒を買ってくればよかった、と今更ながらに思ったりする。
 
 
「すだちはそのまま入れておくとエグミが出る事がございますので、
 その場合はこちらにお移しください」
 
 
と、木杓子と受け皿も出す気遣いがあって、
いよいよ、久しぶりの「すだち蕎麦」が登場っす。
 
 
 
 
笑っちゃう位の見た目。
どんだけスダチ使ってる?って思う位に乗っている。
 
ちなみに蕎麦はこんな感じね。
 
 
 
 
二八だと思われる蕎麦は腰砕けにならず、
スダチの果汁が加わった汁は、少し酸味を感じつつ出汁の旨さも見せつつで
かつバランスが良くてどの味も突出しない仕上がりになっている。
 
関東の蕎麦汁は、出汁と醤油がどちらも勝たない様に仕上げるのが良い、
と老舗蕎麦屋で聞いた事があるが、自分としては出汁が勝ってる方が好きだ。
 
ただ、その出汁は美味くないと嫌なので、
そういったスタイルで美味しいと思わせてくれたのはあの「松葉」だったり
「横浜晋山」になるんだが、この「越後屋」の汁も悪くない。
 
と言うワケで、幸せな午後を過ごせたけど、
外に出たらあっという間に暑さに負けそうになる。
 
来週は久しぶりに知覧詣でをする予定なんだが、
暑さに耐えられるんだろうか不安になってきたね。
 
ごちそうさまでした。

2024年7月27日土曜日

ロールビーフ

「キャプテンロルフ」で食べたあのソーセージの美味さは、
ある意味衝撃的だった。
 
と言うのも、毎日「また食べたい」という気持ちが湧いてくるからだ。
このクソ暑い毎日、なるべく外に出たくないのにも関わらず、
今日も朝から食べたい欲望に手を焼いていた。
 
ま・・
夜になって少し過ごしやすくなってから行けば、
身体への負担もそうそう無いだろう。
(ないだろう・・・なんて事は全然無い)
 
ただ、この欲望を満たすためにはソーセージ以外の料理も食べてみて、
あの店がここまで自分を惹きつけるモノが何かを確認したくなってしまった。
 
 
 
 
やっぱ、暑かったわ(^_^;
 
でも、とにかく辿り着いた「キャプテンロルフ」は、
ほぼ満席な感じで賑わっていて、ある意味驚いた。
 
半分は、ドイツ系?な感じの欧米人家族で、
がっつりと料理を食べつつ、1リッタージョッキでビールを楽しんでいる。
 
そして他の客もガバガバとビールを・・・ 
 
ま、いいや、とりあえず座れたので自分も追いつくぞ〜というノリで、
夜って事もあって重めなデュンケルから飲む事にした。
 
 
 
 
あ、やっぱドイツ系ビールって、好きなんだな。
美味いわ〜〜
 
でもって、飲みだしたら不思議とソーセージ熱が冷えていく。
と言うよりも、他の料理への興味がそそられているって事なんだろう。
 
ただ、想像以上に料理の幅が狭くて、ちょっと困る。
 
牛の煮込みやスペアリブ、ローストポークと鯖の燻製、
そしてロールビーフって料理があるくらいで、今日はミートボールはありません・・
な説明をスタッフから受けた。
 
まぁ、ビアホール的に利用するから問題ないけど、
どうしようね・・・と悩んでて、食べた事が無い「ロールビーフ」をオーダー。
 
名前から想像するに、何かを薄切り牛肉で巻いた料理だろうね。
 
 
 
 
なるほど、何かを巻いてある。
グーグル先生に質問してみると、何かを薄切り牛肉で巻いた物は
全部ロールビーフって称するらしい。
 
ま、キャベツで巻いたらロールキャベツだしね。
 
という事で「シーキャッスル」でも出されていた「ロールビーフ」、
食べてみるしかないようです。
 
 
 
 
あ・・・
中はハンバーグ?な感じのミンチ肉の塊が入ってましたわ。
 
で、そのミンチ肉の塊が結構ゴツイ。
と言うか硬めな食感で、肉汁が中から溢れてくるようなハンバーグとは
正反対な方向にある感じだわ。
 
牛肉の脂を楽しみたい人にはお勧めできないタイプだけど、
食べ応えはあって、ビールを飲むのによく合うね。
 
でも、自分的には付け合わせのマッシュポテトの美味さにぶっ飛んだ。
 
 
 
 
塩の加減とバターの量なんだろうけど、
これが実に美味いのですよ。
 
そしてマッシュポテト単品では頼めないらしい。
(ジャーマンポテトやザワークラウトはあるんだけどね)
 
そしてビールを追加しつつ、ソーセージに行こうかな・・と思ったんだけど、
マッシュポテトのバターの強さとビールで、かなり腹がきつくなってしまった。
 
ま、カロリー的には凄いだろうからこんなとこで我慢しておいて、
次回はカリーヴルスト&ビールを試す事にしよう。
今日は無かったクロップセ(ミートボール)も試してみたいしね。
 
ただここに来ると、
デフォルトでビール1リッターコースになりそうで恐い。
 
10月はオクトーバーフェスト絡みのイベント、やるのかなぁ・・・
で、リッター以上に飲んでヘロヘロ、な自分の姿が思い浮かぶ。
 
いずれにしろ、もうちょっと涼しくなってくれないと、
外出したくないんだけどね。
 
ごちそうさまでした。

2024年7月23日火曜日

キャプテンロルフでソーセジランチ

鎌倉と言うか由比ヶ浜と言うべきか、その海沿いの道にあった
「シーキャッスル」は、恐いドイツ人のおばちゃんがいる店、として有名だった。
 
山下町のホフブロウも恐いドイツ人のおばちゃんがいて、
ドイツ人の妙齢な女性は恐いのか?・・なんて思ったけど、
由比ヶ浜から長谷へ抜ける交差点にある店だったので、
車だと駐めるのに苦労した事を思い出す。
 
食べた物の記憶としてはソーセージだったけど、
それが妙に美味しくて、記憶に残ったのだろう。
 
ただその「シーキャッスル」、2022年11月に閉店となっていた。
 
2019年に「孤独のグルメ」で取り上げられたので、
客が集まって大変?・・と勝手に思ってたけど、
どうやら店主の健康上の問題があったらしい。
 
いずれにしろあのソーセージがもう食べられないのは残念だと思ったが、
閉めてしまったらどうしようも無い。
開いていたとしても今の飲食スタイル(飲酒前提)だと車で行くのはアウトなので、
わざわざ劇混みの江ノ電に乗って長谷まで行く元気も無かったのだから、
思い出の中にその味は消えていくと考えていた。
 
だが、元町の裏道(川沿い)にあった、ペット同伴可な飲み屋が改装していて、
そこに「キャプテン・ロルフ」という看板がかかっているのに気がついた。
 
 
 
 
この看板がどこかで見た様なビジュアルで、
どこで見たモチーフなのかずっと気になっていた。
 
ドイツ家庭料理と書いてあるのでもしかして・・・と調べたら
なんとあの「シーキャッスル」と同じデザインじゃん?。
 
で、Google先生に質問してみたら、
「シーキャッスル」のシェフと息子達が開店した事がわかった、と。
 
そりゃ行くよね。
今の自分にとって、記憶の中で掠れている味の記憶がどう感じられるか、
すっごい気になるんだよね。
 
と言う事で、ランチタイムに行ってみた、と。
 
 
 
 
まだオープンして間も無いって事もあってか、はたまた平日のランチタイムで
かつ14時に近い状況だからなのか・・・
とにかく、他の客は有閑マダムな感じの二人連れのみ。
 
ここは以前、「クェスチョン」という飲み屋がドッグカフェになり、
その後は「ポアーハウス」というアメリカンバーになってたとこで、
基本的構造はそのまんまに内装適宜手を加えた居抜きに近い状態ではある。
 
でも、そんなの関係無い!
あの「シーキャッスル」の味が楽しめる事の方が大事!!
 
 
 
 
と言う事で、いきなりドイツビール!
 
ランチメニューは
ソーセージランチと牛めし、そしてローストポークの3種。
(言えば、通常メニューでも出してくれるとか)
 
最初はやっぱりこれしかない・・とオーダーしたのは
ソーセージランチ(ソーセージ2本バージョン:1600円)
 
 
 
 
あ〜〜〜
このソーセージ、美味い!!
 
ちょっと懐かしい位しか思い出せないけど、
横浜で食べられるドイツ系のソーセージの中でも、
かなり上位なんじゃないか・・と思う位、美味いのだ。
 
そして、ソーセージ1本でも良かったかな、と思う位にボリューミー。
 
そして付け合わせのポテトがまた美味くて、
これまた重めな味わいなので、この一皿で腹いっぱいになってしまった。
 
ビールは繋がっている物が少ないけど、お?・・っと思ったのは
「スラッシュゾーン」の「スピードキルズ」が繋がっていたこと。
(スラッシュゾーンは横浜にあるブリュワリー)
 
ソーセージは盛り合わせがありカリーヴルストもあって、
ドイツビールも生が繋がっているから、ビーラーにとっては天国かも。
 
と言う事で、次回は夜に来て、
普通の料理を食べてみようかね。
 
ごちそうさまでした。

2024年7月17日水曜日

双囍 上海本帮面

葱油拌麺が美味い店として最近出てきたのは、
上海の麺料理の特化した「双囍 上海本帮面」。
 
中華街在住の友人が通う店だから間違いなく美味いはず・・
と気になっていて、でも平日ランチの魅力に負けて行けてなかった。
 
 
 
 
この店構えがまた、興味をそそる。
 
変な人形はどこかで見たような・・・と思っていたけど、なんて事はない。
隣の「馬さんの店 龍仙」も同じ様に人形があって、調べてみたら姉妹店だった(^_^;
 
 
 
 
面とあるのは麺の事だが、それ以外にも札が出ているなら
色々食べられるかな・・と思って入る。
 
で、メニュー見たら麺と雲呑がメインで、それ以外の料理は
トッピングメニューとカテゴライズされていたので、
好きな麺頼んでそこに乗せる体でオーダーするものなのだろう。
 
ご飯ものは・・・と見ても、
ご飯(110円)があるだけ。
 
ま、オカズ&ご飯でセットアップしても良いのかな・・なんて思う。
 
 
 
 
とは言え今日は、葱油拌麺が目標。
ベーシックな「干しエビと葱油のまぜ麺」(880円)をオーダーする。
(もちろんその前にビール飲んだけど)
 
 
 
 
葱、多いね。
干し海老も多くて嬉しい。
 
「上海麺館」も干し海老が乗ってるけどここまでの量は無いから、
葱油拌麺として比べるべきでは無いのかも。
 
 
 
 
汁なし麺を頼むとスープが付いてくるのは、
香港や上海では当たり前だったりする。
 
香港の汁なし麺は汁気ほぼ無しなのでスープが無いと食べにくいと思うけど、
上海の汁なし麺はもうちょっと汁が多いかも(と言っても、底に2ミリ位しか入ってない)
 
で・・・
店の人からも言われたけど、
「知ってます」とか言わずにとにかく混ぜ合わせる。
 
そうしないと味が均等に麺に絡まないだけじゃなく、
麺がひっついて食べにくくなるって問題も回避できるのだ。
 
でも、葱とか干し海老は均等に混ざらないんだよなぁ・・・
 
 
 
 
あ・・・
これ、結構美味い!
 
「上海麺館」とこの「双囍」でどっちが美味い?
って聞かれても困るくらいに楽しい。
 
麺だけを言えば「上海麺館」の方が好みだが、
総合的には「双囍」の方が楽しいかな。
 
おっと、トッピングメニューに「醤油かけ目玉焼き」(130円)ってのがあるじゃん。
乗せれば良かった〜と思ったけど、もう半分食べちゃったよ(T_T)
 
大ミートボールと言うべき「獅子頭」(770円)も乗せたら楽しそうだし、
「上海辛豚肉」(770円)とか「上海風とんかつ」(980円)なんてのもあるので、
ご飯に合わせてトッピングという名のオカズを選んで食べるのも楽しそうだ。
 
善隣門前から元町方向へ向かう道にあるのと、まだまだオープンしたばかりなので
とにかく客が居なくて落ち着いて食事ができるのも嬉しい。
 
炒飯が1000円前後で当たり前な中華街にあっては、
価格設定が絶妙で助かるってのも嬉しい。
 
ただね、ビールがスーパードライってのがねぇ・・・
 
と言う事で青島ビールを飲んだけど、
麺屋でビールの事を文句言っても仕方無い。
 
次に来た時は、目玉焼きか煮玉子は絶対乗せよう。
汁なし雲呑も試してみたい。
汁麺の豚肉高菜麺も楽しそうだ。
 
・・と次の事を考えさせるってのは
やっぱり、今までの味わいと違う事と美味さがあるって事なのだろうね。
 
ごちそうさまでした。

2024年7月13日土曜日

リオス ボングスタイオでアマトリチャーナとか

「リオス ボングスタイオ」と言えば、あの「サローネ2007」から独立したシェフが、
自分が出したい料理を作るためにオープンした店。
 
2014年のオープン以来、サローネの繊細な料理とは対照的な
豪快で本格的なローマ料理を出す事で、イタリアン好きな人達を魅了し続けている。
 
「アマトリチャーナ」や「サルシッチャ」、
「サルティンボッカ」や「カルボナーラ」が有名なローマ料理だが、
ペコリーノ・ロマーノを使う事もあって塩が強い料理が多い。
 
結果、関東圏では人気が出ると思うのだが、
ローマ料理と謳う店はかなり少ないのが現実。
 
港町故に様々な料理がある横浜でも、数が少なく、
サーチすると現在では「リオス ボングスタイオ」と「ダ ホーリー」がヒットするくらい。
 
 
 
 
久しぶりに「リオス ボングスタイオ」へ行こうと思ったのは単なる気まぐれだけど、
コロナ禍を生き残って尚、人気店でいる店の今に興味を持っていたから。
 
電話で席の確認した時「2時間制」との説明を受け
その人気を理解したけど、予約した18時でもほぼ満席状態で、
予約で満席とのコーションが看板に貼られてた。
 
 
 
 
相変わらず店内は真っ赤だね。
 
狭さも一緒だけど、スタッフは多めにいる感じで、
オススメのスパークリングワインなんかを飲みつつ、オーダーを考える。
 
 
 
 
ま、ここに来たらアマトリチャーナは絶対食べたい。
サルティンボッカも食べたい。
 
あ・・、ここのパスタってポーションが小さいから、
パスタ2つを食べちゃうってのもありかな。
 
サルディーニャ産カラスミのアーリオオーリオがキタッラであるので、
それは食べてみたいんだな。
 
と言う事で、まずはイタリア産ガンチャーレとトマトを
ブカティーニ(太くて穴があいてるパスタ)で作る「アマトリチャーナ」!
 
 
 
 
懐かし〜〜〜
こんな風景だったわ。
 
パスタは美味いね〜〜〜
 
あ?
え??
 
すっげ〜塩辛いよ???
 
あぁ、ガンチャーレの塩かチーズ?
ただ、それにしても塩が強い。
 
記憶だと、味付けは濃いめで濃厚な味わいがあって、
太いパスタに負けない強さがあって楽しかったんだな。
 
う〜む。
 
 
 
 
次に登場したのが、「カラスミのアーリオオーリオ」。
使われたパスタ(キタッラは断面が四角いパスタ)は食感が面白いが・・・
 
あぁ・・
これもだ。
 
パスタだけ食べると全然優しくて美味いんだけど、
ボッタルガ(カラスミ)が塩辛くて、一緒に食べるとちょっとキツイ。
 
このボッタルガに合わせてパスタの方には塩を加減しているようだけど、
総合的には自分的に厳しい塩辛さを感じて、ちょっと悩んだ。
 
う〜〜ん
この店って、肉系料理が美味くて色々食べてきたはずなんだけど、
ここまでの塩辛さを感じた記憶が無いんだよね。
 
勿論、良く食べていたのはかなり前だから、
実際の所、どう変化したのか、いや変化していないのか・・・も
全然わからないワケだが・・・
 
 
 
 
で、この「サルティンボッカ」は?
 
塩、変わったのかなぁ・・・
やっぱりちょっと、塩が立ってる感じがする。
 
ワインをグイグイと飲みつつ食べるならこの塩気は楽しいし、
美味さは相変わらずなので文句無いんだけど・・・。
 
まぁ、自分も歳取ったから、舌も変わるよね。
 
以前よりも良い食材や現地の珍しい食材を使っているのだと思うけど、
それがこういった結果に繋がっているのかも知れない。
 
ただ、今の自分にとってはこの塩の強さは厳しいので、
次に来る時は、塩気を加減してもらえるように頼んでみようかね。
 
ごちそうさまでした。

2024年7月10日水曜日

皿盛を再現してみた

京都の「篠田屋」の「皿盛」は楽しかった。
ある意味衝撃的な味わいで、既にもう一回食べたいという気持ちが生まれている。
 
 
 
いつか再現したい・・と思うほどにその魅力にやられてしまい、
あの独特なカレー餡をどうやったら作れるのだろうと考えていた。
 
レトルトで探せばカレーうどん用とされるものが多くのメーカーから出ているが、
どれもがかなりちゃんとカレーになっていて、イメージが違う。
 
もっと出汁が効いていてあっさりとしていて、
だけどカレーの香りがあってとろみもしっかりとついてる餡。
それを一般的なレトルトに求めるのは、ちょっと無理と言う物なのかも知れない。
 
そんな事を考えながらぼ〜っとTVを見ていると、
とある京都特集で「冷やしきつねカレーうどん」を作っていた。
 
鰹昆布出汁に薄口醤油と味醂、カレー粉を入れて水溶き片栗粉でとろみをつけた餡。
お揚げは甘辛く煮て饂飩に乗せてその餡をかけ、最後に九条ネギを散らすだけの料理。
 
あ・・・
それってあの「皿盛」の餡に限りなく近いんじゃない??
 
だったら、そのレシピを利用してカレー餡を作ったら、
自家製「皿盛」ができるんじゃないだろうか・・
と考えたら、実行したくなった。
 
で、ネットを探るとそこは料理好きがちゃんとレポートしていて、
細かいレシピは難なく入手できる。
 
カツはスーパーで買ってくれば良いので、
後は九条ネギを・・・と考えて、そこで閃いた。
 
九条ネギじゃなくて、タマネギを合わせよう。
豚肉も「篠田屋」を真似せず、しっかりと入れよう。
 
美味い九条ネギが入手できるアテは無いので、
カレーに合うタマネギを使えば甘さが出るのでさらに美味いはず。
 
出汁は・・・
まぁ、昆布と鰹節で取れってあるから、
レシピに従ってつくりますか、ね。
 
「冷やしきつねカレーうどん」は餡を冷やすのが大変、とあったけど、
皿盛は冷やす工程が無いから作るのは難しくない・・・と。
 
 
 
 
あぁ、これ、本家の物より美味いかも(爆)
 
スーパーの豚カツがかなり美味いっての大きいけど、
カレー餡のタマネギの甘さと豚肉のうま味が加わって、かなり楽しい一皿になった。
 
これ、カレーうどん用のレトルトカレーで作ったら、ダメそうだ。
見た目はただのカツカレーになっちゃうし、味も違うと思うんだな。。
 
その違いは、出汁の強さと美味さで構成されるバランスだし、
ソースも見た目はカレーと言うよりも醤油色が強い茶色系だしね。
と言うか皿盛の餡は、カレーは風味があるって位の控えめなバランスだったのさ。
 
ただ、出汁が勝つようなバランスがあるレトルトカレーがあったら、
試してみたいとは思っているのも事実。
各社のカレーうどん用のレトルトを探して、色々試してみても面白いかも知れないね。
 
と言う事で、途中でソースかけたり七味振ったりして味変して、
楽しく頂きましたとさ。
 
ごちそうさまでした。

2024年7月7日日曜日

シナモンガーデンでランチ

以前行ってみたら想像より美味しかった「シナモンガーデン」。
ビジネスマンがいない日曜のランチを狙って出かけてみた。
 
 
 
 
食べログって自分的には全然信用してないんだけど、
百名店はそれなりにクオリティが保証されている感じはある。
 
食べログから予約するとトラブったりするのは有名で、
支払う契約料によって露出が変わったりするのは
そういうビジネスモデルなのだろう。
 
実際レビューを見ると、
デフォルトだと食べログのパラメータがかかった順に表示されるので、
問題点等の洗い出しにはサーチにコツが必要だったりする。
ま、場所や電話番号の確認に使うから良いのだけど。
 
 
 
 
日曜の13時過ぎだから・・と入店してビックリ。
ほぼ満席だったのだ。
 
関内地区って随分マンションが増えたから
ブランチで早めに食べる人がそれなりにいても
13時過ぎれば空くと思ったんだけどねぇ(^_^;
 
と言う事で、まずはビール!
 
 
 
 
あれ?
アサヒだったっけ??
 
まぁ、良いや。
このクソ暑い日には、ドライ系も悪く無い。
キリン派の自分としては「晴れ風」の方が好きだけど、
こうやってアサヒを飲んでみると、ドライ系はアサヒの方が楽しいかも。
 
で・・・
オーダーしたのはカレー2種プレート。
 
デフォルトの豆カレーと日替わりカレー(今日はビーフ)のセットだ。
 
 
 
 
このミールスなセッティングが基本なんだろうね。  
辛さを足したいなら唐辛子ペースト出すよ・・と言われるけど、
ここのカレーは美味いので、必要以上に辛くするのがもったいない。
 
あ〜〜
やっぱ美味いわ〜〜
 
パパダン(豆せんべい)をパキパキと割って、
プレートに散らして、カレーと混ぜて食べるのが楽しい。
 
そして、この前やって楽しかった食べ方を
今回は早めに実施した。
 
 
 
 
そう、全部混ぜちゃうんですな。
 
カレーって混ぜても喧嘩しない物なので、
最初は数種を別々に楽しんで、味変的に混ぜ合わせつつ食べられる。
 
今回は2種だから、思いっ切り混ぜちゃうんだけど
これがもう、すっげ〜楽しいんですわ。
 
そして、小さく割ったパパダンがクリスピーな食感を足してくれるので、
食感のコントラストも楽しめる、というワケなんですな。
 
そう言えば最近、本格的なカレーを食べてないな。
「INDU」にも全然行けてないしね。
 
と言うか、体調もあって外食するタイミングが減って、
自宅で変なチャレンジをしたりして、それが結構楽しいってのもあるんだな。
 
と言う事で、
まだまだ客が来るから席を空けよう。
 
ごちそうさまでした。

2024年7月2日火曜日

上海麺館でランチセット

暑くて、外に出たくない。
と言うか、熱中症になりそうで出たくない。
 
だけど自宅で食うのは、やっぱり飽きがくる。
という事で、用事があったらついでに食事ってのがパターンになってきた。
 
 
 
 
中華街、インバウンドが増えた。
日本人観光客も激増で、行きたい店が軒並み行列ってどうしてくれよう。
 
となったら、まだまだメジャーになってない店で
平日のランチセットを食べるのが良いよね。
 
で・・・
前に言った「上海麺館」もランチをやってた事を思い出し、
葱油拌麺をメインにしたセットを食べる事にする。
 
え〜っと、ランチセットは・・・とメニューを見ると、
お得セットとなっている。
 
A 豚足の醤油煮/タケノコと豚肉の炒め/豚モツの醤油煮 のいずれか一つ
  ライス・スープ・漬物・杏仁豆腐  700円
 
B ザーサイと細切肉麺/豚足麺/タケノコと豚肉麺/豚モツ麺 のいずれか一つ
  小籠包・漬物・杏仁豆腐  1080円
 
C 五目チャーハン・スープ・漬物・杏仁豆腐  800円
 
D 葱油拌麺・特性スープ・漬物・杏仁豆腐  980円
 
E 五目半チャーハン・海老雲呑スープ・漬物・杏仁豆腐  1180円
 
お〜っと、結構魅力的なんだがここは初志貫徹!
Dセット一択てオーダー!!
 
 
 
 
スープは4種類くらいあったけど、昆布と骨付き肉のスープにしてみた。
 
 
 
 
あ〜〜
穏やかな味だわ〜〜
塩辛さはほぼ無くて、素材の味わいが命、な味付け。
 
スープの味付けで店の個性がわかるから、
1回は飲んで見たかったんだな。
 
そして、やっぱりコレが無いとね!
 
 
 
 
相変わらず、見た目とは違う優しい味。
 
自家製豆板醤(と言うより辣油に近い)を途中で足して、
味変を楽しむのが良いのですな。
 
と、楽しんでいると横のテーブルにいた女性陣が
上海系な言葉で豪快な音量で会話を始めた。
(途中で来た客が合流したんだね)
 
あ〜〜
この騒がしい雰囲気は、現地な感じで面白いわ。
 
ただ、空腹で料理待ちなタイミングだと
我慢できなかったかな。
 
 
「今度ね、お店を移転させるの〜」
 
「え〜〜、どこへ?」
 
「関帝廟より向こうで、本通りに近いよ」
 
「この店前の道を本通りに向かっていけばわかる?」
 
「わかるわかる!
 月中にはコッチを閉めて向こうで営業するんで
 また来てね〜」
 
 
フレンドリーな女将から
店舗移転のお知らせを聞きつつ店を後にする。
 
どうせだからと、移転するだろう方向へ歩いたら、
それらしい店舗が見つからないまま本通りに出てしまった。
 
う〜む、どこへ店を出すんだろう。
次回、タイミングがあったら探して見ますかね。
 
ごちそうさまでした。

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...